ビダルとアルダは親善試合にも出場できない! 連携面と試合勘はどうなる?
15日の水曜日に、バルサのシーズン終了後に代表に招集されていた7選手(ピケ、バルトラ、ビダル、アルバ、ブスケツ、ラキティッチ、ペドロ)が無事にチームに合流した。午前はメディカルとメンタルチェック、そしてその日の午後の練習に参加する。
今週も終わればツアーで親善試合を行うバルサに、嫌なニュースが流れた。「ビダルとアルダは親善試合の出場も認められない」である。
今回は「ビダルとアルダの後半戦の戦いに向けた調整はどうなる?」というテーマです。
■ 目次
FIFAからの回答は厳しい結果に・・・
もともとバルセロナは今夏まで補強禁止処分があり、今夏の選手獲得は無理だと思われていた。しかし、選手の登録をしなければ選手の獲得自体はOKらしく、これまでにビダルとアルダの2選手を獲得していた。
公式戦に出場が出来るのは補強禁止処分が明ける1月からなのは理解しており、1月に登録して後半戦の戦力にしようとしていた。その為にプレシーズンの試合やガンペル杯は、連携面を助ける貴重な試合と考えており、公式戦ではないので出場は可能だと思われていた。
バルセロナは一応このことについてFIFAに問い合わせてみた所、出場は認めないという回答があったようだ。これはビダルとアルダは恐らく、1月までバルセロナのユニフォームを着用して他のチームとの対戦は認められていないと解釈して良いだろう。
昨期は違う処分中にスアレスがバルサBの親善試合に出場して試合勘を高めたりしたが、ビダルとアルダはそれすらも不可能だと思われる。
連携面と試合勘を高めるには代表ウイークを利用する
もうこうなったら連携面と試合勘を高めるには、主にチーム練習で行っていくしかない結果となった。その答えは日本的に言うと紅白戦である。連携面は日ごろの練習でまだマシな所までは高められそうだが、試合勘に関しては厳しい所がある。
紅白戦を行うにしてもバルセロナは基本的に過密日程で、シーズン中の練習はほとんどコンディション調整の為に練習が行われる。試合に出たものは軽めの調整となり、フィジカルが足りないなら激しい練習で調整する。
紅白戦をする余裕は全くないと言って間違いない。唯一の僅かな希望は代表ウイークでの試合出場である。ビダルは招集されるか微妙な立場だが、アルダは間違いなくトルコ代表で試合に出場するだろう。怪我の回復期間以外で初めて代表ウイークに感謝することになるかもしれない( ̄▽ ̄)
ビダルも召集されればスペイン代表に合流し、試合に出場してほしいものだ。実際は試合勘がないのでデルボスケは招集しないと思うので、ここはバルサBとの紅白戦しかない。代表に招集されていないトップチーム対バルサBの紅白戦を行うべきである。
ハンデはあるが、ただ厳しく練習するのみ
ビダルとアルダには連携面と試合勘で特別苦労するだろうが、もうこのことに関してはある程度成るようにしか成らない。練習である程度気を使うことは予想されるが、実戦に出場して見なければ分らない要素が大きい。
だからアルダとビダルに関しては、1月に体がしっかりできている状態だけを求めるべきである。厳しく日ごろの練習に取り組み、自分のコンディション調整に気を使ってほしい。
連携面や試合勘は1月に入りバルセロナで試合に出場し、そこからCLの決勝トーナメントが始まる2月中旬ぐらいまでには、ある程度のレベルまでもっていけば良しという感じである。後は徐々に高まればという感じでいいだろう( `ー´)ノ