ポグバは本当に8000万ユーロ出して必要?不必要?

つい先日、バルセロナのレジェンドでもあるヨハン・クライフ氏が、バルセロナのポグバに対するオファーについて言及していた。「ポグバに8000万ユーロは馬鹿げている」

バルサファンならクライフ氏のコメントはいつも気になるもので、やはり無視できないものである。ペップやバルサの基盤を作った監督であり選手であるので、バルサファンから絶大な信頼を得ている。

今回は「来夏にポグバに8000万ユーロのオファーは必要なのか?」というテーマです。

数週間前と状況が違うバルセロナ

数週間前なら間違いなくポグバ獲得に賛成であった。しかし、中盤にはアルダの加入、1月にはジェルソンというブラジルのスター候補が加入することもあって、中盤の選手の人数は揃ったと言って間違いない。

イニエスタとラキティッチをスタメンと想定すると、ベンチにラフィーニャ、アルダ、ジェルソンの3人もいれば、中盤のセントラルの補強は必要ないテーマである。ジェルソンはまずバルサB登録かもしれないが、思い切ってのトップチーム登録は面白そうである。

ポグバを獲得するメリットは将来への投資だけで、緊急性を持たせる補強にはならない。才能ある選手の疑いはないが、もし獲得するならラキティッチかアルダの内どちらかが過剰戦力になり、放出した方がバランス的には良くなる。

以外に将来性もあるバルセロナの中盤

シャビの移籍、イニエスタがあと何年トップレベルでプレーできるかは分からず、バルセロナの中盤は世代交代が失敗していたように思われた。しかし昨季はラフィーニャ(22)が十分に活躍し、ラフィーニャは計算できる戦力である。

1月にはジェルソン(18)が加入し、数年後には計算できる戦力にまでなっていると勝手に楽観視している。また、来期にはデニス・スアレス(21)を呼び戻したいと思っているバルサファンは多いはずである。

来季の中盤の構成はイニエスタ、ラキティッチ、ラフィーニャ、ジェルソン、デニス・スアレスで間違いないはずである。アルダは勝手に前線に回したが、ジェルソン辺りを他のリーガのチームにレンタルに出すことも考えられる。

バルサの中盤の若手にはラフィーニャ、ジェルソン、デニス・スアレスがいると考えて良い。現在バルサBのハリロビッチ(19)の起用、アンカーで活躍しそうなセルジ・ロベルト(23)とバルサBのサンペル(20)を考慮すれば、もう中盤に資金を使う意味はない。

ポグバに8000万ユーロは適正価格ではない!?

ポグバの獲得は狙っても良いが、あまりの高額な移籍金に腹を立てている人も多いかもしれない。また、ポグバサイドの求める年俸が1200万ユーロというのも、バルサファンを大きく納得させない要因であるように感じる。

ポグバの完璧な適正価格は分からないが、自分の考えるポグバの適正価格は5500万ユーロである。まだまだ未完成の選手であるが、現在の中盤で将来性を期待できるトップレベルの選手であるので、これぐらいの高額な移籍金は仕方ないものと考えている。年俸は400万ユーロまで<(`^´)>。バルサで活躍したら年俸アップする方向で。

会長選挙で何度も名前を上げられたポグバだが、ここにきて必要な獲得選手と感じるバルサファンは少ないだろう。前からポグバ獲得に否定的な人もいただろうが。元々多く見積もってバルサファンは7:3ぐらいで獲得の賛成意見だとは思うが、今では様々な要因で逆転して3:7ぐらいだと予想している。

ポグバ獲得の件も踏まえて会長選挙の投票で選ばれた新会長には、ペドロの残留も含めて期待したい。バルサのカンテラ所属の多いメンバー構成が見たいというのは、常にバルサファンの夢である。

 
 

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