南米トライアングル頼るのは誰だ!? スアレス編
今シーズンの夏のバルサにおける獲得選手の中での目玉選手であり、多額の移籍金がかかっている選手でもある。ブラジルW杯での噛みつき事件により、バルサでの公式戦デビューはレアル戦となったが、ここから先はバルサでは自由に起用する事が出来る。
昨シーズンに所属していたリバプールでは得点を量産し、昨シーズンのヨーロッパ・ゴールデンシュー(リーグにおける得点王)を受賞した。
その得点の嗅覚だけではなく、シュートの上手さやFWに求められる能力を、全てハイレベルでプレーできるのがスアレスである。
このスアレスを中心に前線を構成したら、どうなるかを考えていきたい。
■ 目次
得点量産の予感!? スアレス
現在はまだコンディションや試合勘という点で不安な部分は残るが、それでもよくプレーしている方だと感じる。バルサ公式戦のデビュー戦にもなったクラシコでも良いプレーを随所に見してくれており、獲得が間違いなかったと感じ出しているファンも多いのではないだろうか。
連携やスアレスの長所がどこまでバルサとフィットするかというのが、これからの最大の課題であり注目ポイントになる。
もしそれが克服できたならば、スアレスは得点とアシストを量産するのはほぼ間違いないだろう。決定力がありチャンスを作り出せるスアレスは、これらの数字を重ねていく事になる。
これを克服するには他の2人(メッシー、ネイマール)が、スアレスの為にプレーするのが一番であろう。現在のスアレスの実力はCFとして抜きに出ており、ロナウドを除けば1番の実力であろう。
狭いスペースでも活きるドリブル、動き出し、スペースを作る動きなど、スアレスを止める事は一人では不可能に近いミッションである。
もしスアレスを最大限活かすには、最前線の真ん中に置いて、左にネイマール、右にメッシーの布陣が良い。スアレスが左右に自由に動けるようにして、動いた場合はそのサイドの選手がフォローも含め、スアレスが開けたスペースに走り込むのが効果的になるだろう。
また、シンプルに裏への動きにパスを通すことでの得点も大いに期待出来る。動き出しの良い選手なので、それを最大限に活かしたい所である。
3人の中での一押しはスアレス
上記にも書いたが、スアレスを真ん中に配置し左にネイマール、右にメッシーを配置するのが、今シーズンのバルサでの最善な配置方法だと私は思う。
メッシーの良さは消えてしまう部分はあるが、ネイマールとスアレスがより活きる形だと思う。少々の苦境になってもスアレスのカウンターという所での得点に期待できると感じる。
何よりスアレスを最前線で自由に動いてもらうには、この策しかないと思う。今シーズンはメッシーに頼るのではなく、スアレスに賭けるのが良いと思うのが私の最大の主張である。