22/23シーズン、バルセロナ各選手に期待すること(GK・DF編)

まだバルセロナの公式戦は始まっていませんが、

プレシーズンマッチは行われていますね。

 

2試合を勝利で終えた戦いぶりから、

選手たちのコンディションがしっかり上がっていることが分かります。

 

今回は

22/23シーズン、バルセロナ各選手に期待すること(GK・DF編)

について書いていきますね。

 

アメリカツアーに参加している選手を

シャビ監督は戦力とみなしているのでその選手たちのみ。

 

GK:シュテーゲン、イニャキ・ペーニャ、アルナウ・テナス

GK:テア・シュテーゲン

バルセロナの絶対的な第1GKであり、

今シーズンはシーズンを通して安定したプレーを期待

 

近年はオフに手術をした影響で

シーズン開幕に間に合わないという状況が続いてましたが、

今シーズンはプレシーズン開始からチームに合流して万全の状態です。

 

昨シーズンの途中には

「あれっ!?シュテーゲンなら止めれるのに!」

というシュートが入ったりと精彩を欠いた時期も。

 

実力面で疑いの余地がないシュテーゲンなだけに、

シーズンを通して安定すれば活躍するのは間違いないですね。

 

 

GK:イニャキ・ペーニャ

昨シーズンはガラタサライへとレンタル移籍し、

ELの戦いで敵としてバルセロナの前に立ちはだかったイニャキ・ペーニャ。

 

ガラタサライで出場機会を得て、

自信をつけてバルセロナに帰ってきました

 

これまでのプレシーズンマッチ2試合の

ゴール前での姿はドッシリ落ち着いているようにみえます。

 

シュテーゲンがいるだけに第2GKの立場は確定ですが、

・シュテーゲンになにかあった時

・国王杯の試合

などで出場機会は訪れるでしょう。

 

23歳とGKとしては若い年齢ですが、

出場した時には安定したプレーをすることを期待

 

シュテーゲンがいなくなればバルサの第1GKもあり得るので、

焦らずに少しずつ成長していってほしいですね。

 

 

GK:アルナウ・テナス

バルサの第3GKという立ち位置になるアルナウ・テナス。

 

バルサBで基本的にゴールを守ると思われますが、

トップチームのGKが2人体制になると思われるので

シュテーゲンとイニャキが負傷した時にはチャンスが訪れる可能性も

 

現在のセビージャの正GKであるボノは

第3GKの立場で契約切れでセビージャを退団するはずが、

2人のGKが不在になった時のチャンスをものにして正GKになりましたからね。

 

なにがあるか分からないサッカー界だけに、

バルサBでしっかりゴールを守って

トップチームでいつ出場できるようにいい準備をすることを期待

 

イニャキ・ペーニャとアルナウ・テナスのどちらかが

バルサBからトップチーム昇格と期待され

いまはイニャキ・ペーニャが評価を高めていますが、

まだアルナウ・テナスにも可能性はあると思うので頑張ってほしいですね。

 

 

DF:ピケ、アラウホ、エリック・ガルシア、クリステンセン、セルジ・ロベルト、デスト、アルバ、バルデ

CB:ジェラール・ピケ

今夏にシャビ監督から「スタメン確約ではない」

ことを通達されたというピケ。

 

ピケ自身はその判断が間違いであることを証明するため

ハードワークしてプレシーズンを過ごしています。

 

ただ昨シーズンに無理して試合に出場したこともあり、

膝の状態がかんばしくなく最近やっと全体練習に入ったというコンディション。

 

ピケが足の負傷なくプレーするのならば、

CBのスタメンとしてプレーすることは普通に考えられます

 

リーダーシップもあり経験からくるプレーは

他のCBの選手には真似できないのでピケの価値は高い。

 

ただ膝の負傷の影響で試合に出場し続けることは難しそうで、

うまく休みながらプレーするしかないでしょう。

 

そんなピケには高いコンディションを維持しながら、

試合に出場できる状態に1試合でも多くすることを期待。

 

普段通りのプレーができる状態なら、

シャビ監督はピケをスタメン起用すると予想していますよ。

 

 

CB:ロナルド・アラウホ

今シーズンのバルサCBの1番手の選手であり、

昨シーズンは多くの試合に出場して大活躍だったアラウホ。

 

圧倒的なフィジカルの高さを誇っており、

強度、速度、体力とどれをとっても一流レベル。

 

ひとりである程度守れる選手ですし、

今シーズンも幅広い守備エリアよろしく( `ー´)ノ

 

セットプレー時には得点も期待できる選手で、

昨シーズンはパワープレー時に相手のゴール前でプレーすることも。

 

バルサのCBに欠かせない選手へとなりましたし、

今シーズンは少しずつバルサのDFリーダーへと成長することを期待。

 

アラウホにはCBとしてあとは経験だけだと思うので、

怪我なく1試合でも多くの試合でスタメンを張ってほしいですね。

 

 

CB:エリック・ガルシア

昨シーズンはかなり失点に直結するミスを犯し、

守備面で心配されているガルシア。

 

攻撃面のパスのつなぎやボールの持ち出しはいいものの、

CBとして間違いなく守備のレベルが不十分です。

 

ガルシアにアラウホのような圧倒的なフィジカルはなく、

むしろ近年のCBの中ではフィジカル面は低い方に入ります。

 

試合の流れを読んだり経験からくる

ポジショニングや先読みや一歩目もまだまだで、

かなり守備に不安を抱えたまま今シーズンも戦うことになります。

 

正直ガルシアのCBはかなり守備に穴ができ、

相手もそこを狙ってくるのでキツイと思います。

 

アンカーや3バック時に起用するなど、

4バックのCB以外でプレーさせることも考えねば。

 

ガルシアには少しでも早く成長して

守備の危なっかしさを感じさせないことを期待。

 

前線や中盤でプレッシングがかかっていて、

相手のプレーが限定できれば大丈夫なんですけどね…

 

 

CB:アンドレアス・クリステンセン

バケンジはあまり知らないクリステンセン。

 

チェルシーのハイライトをみることはあっても

クリステンセンのスーパープレーが出るわけではないので

名前は昔から知っていましたがほぼ知りません^^;

 

ハイライトからはパスミスがちょこちょこ目立つ選手で、

コンテチェルシーの時にバルサと戦った時にパスミスから得点をした記憶が強い。

 

プレシーズン2試合目のプレーをみる限り、

CBのバックアッパーという立ち位置での獲得という印象ですね。

 

スタメンにはアラウホ、ピケ、新たに獲得する選手の3人で競わせ

クリステンセンは選手層を厚くする役割になるでしょう。

 

W杯イヤーということもあり過密スケージュールで、

クリステンセンにもかなり試合の出場機会は訪れると予想します。

 

試合に出場した時にしっかりとプレーして

バルサのCBのひとりとして認められることを期待。

 

バルサのCBは守る範囲が広く、

相手のFWと1対1のマッチアップも多いので

そこに慣れていいプレーをしてほしいですね。

 

バケンジの45分間見た印象が

間違っていて大活躍すれば嬉しいです。

 

 

右SB:セルジ・ロベルト

昨シーズンは負傷でほぼプレーせず、

近年は怪我に悩まされ試合出場数が伸びないセルジ・ロベルト。

 

今シーズンは1年契約を延長してのプレーになり、

本当のがけっぷちの立場になりました。

 

今シーズンにいいプレーを継続して

シャビ監督に戦力として見られなければ

今シーズンでバルサを離れることは濃厚

 

怪我なくプレーすることになれば

いいプレーは期待できるのでまずは怪我をしないこと。

 

シャビ監督は右SBの選手に

インサイドに入りながらプレーすることを求めますが、

この役割なら中盤の選手でもあったロベルトは得意分野。

 

サイドを駆け上がったり相手の裏に抜けるランニングもでき、

今シーズンのロベルトは右SBでスタメンとなるでしょう。

 

怪我なくコンディション高くプレーし、

バルサの右SBでスタメンを獲得することを期待。

 

アウベスがいなくなって現状では

右SBはロベルトとデストの2人なので、

怪我をするとロベルト自身だけでなくチームにも迷惑がかかります。

(ロベルトが1年戦えるか不安なので右SBの補強を考えている気がしますね)

 

 

右SB:セルジーニョ・デスト

バルサでの3年目を迎えることになり、

ロベルト同様に勝負の年になるデスト。

 

これまでの2シーズンは悪いとは言いませんが、

決して良いとは言えないプレーでした。

 

デストは個の力でプレーしている印象が強く

まだ少し浮いた存在

 

デストは守備面ではガルシアのようにきつい面はありますが、

攻撃面のドリブルやサイドの駆け上がりといいプレーがあります。

 

ただそれがチームにうまくマッチしていないので、

デストの攻撃は単発だったり自分の調子に左右されて安定感がありません。

 

新加入のハフィーニャが右WGでプレーするときに、

デストの攻撃力はかなり活きるとみています。

 

ハフィーニャが中にカットインして

空けた右のスペースをうまく使い連携できれば、

ハフィーニャとデストのいい組み合わせもあると思いますね。

 

デストには3年目ということもあり、

ある程度安定した爆発的な活躍を期待。

 

バルサでは安定した高いパフォーマンスが求められるので、

デストにはそのラインを超えてきてほしいですね。

 

 

左SB:ジョルディ・アルバ

怪我以外では毎シーズンフル稼働と言っていいほど

試合に出場し続けるアルバ。

 

昨シーズンは年齢のせいもあってか

休みなくプレーしたときにパフォーマンスがガクッと下がり、

パフォーマンスが安定しませんでした

 

だからこそバルサは左SBの補強を進めているわけですが、

アルバが元気ならバルサの左SBのスタメンは間違いないでしょう。

 

ただうまく休みながらプレーする必要があり、

シャビ監督が信頼する左SBの選手がもう1人いてくれると左SB問題は解決です。

 

アルバにはコンディションを整えて

1試合でも多くの試合に出場することを期待。

 

あとはシャビ監督がうまく左SBを回すでしょうし、

アルバはそれに従って出場しいいプレーをしてほしいですね。

(審判へかなり言ってしまうのでイエローをもらわない程度にもね^^)

 

 

左SB:アレハンドロ・バルデ

シャビ監督からいまいち信頼されていないバルデ。

 

バケンジは左SBのバックアッパーに

バルデでもいいと思いますがシャビ監督はお気に召さないもよう…

 

プレシーズンの試合ではいいプレーもいくつかあり、

シャビ監督の信頼度は少し上がったと思いますが

まだトップチームのバックアッパーという立場はきついと判断されていますね。

 

バルデの持ち味であるドリブルはいいのですが

・守備面全体

・ビルドアップ時に前にボールが出にくいこと

・フリーランニングの質の低さ

・インサイドでのプレー時の不安定さ

など課題は山積みです。

 

バルデを信頼してある程度起用し続け、

バルデ本人に自信がつけばかなり解決すると思いますが、

それがいつになるかはバケンジも分かりません。

 

それよりもシャビ監督は計算できる選手が欲しいようで、

バルデが今シーズンバルサのトップチームで試合に出場できる可能性は低そう。

 

試合の出場機会がなくバルサBでプレーする気がないなら、

出場機会がありそうなチームへのレンタル移籍もいいでしょう。

 

バルデには自分がより成長できると思える

環境でプレーすることを期待。

 

今すぐは確かに実力不足かもしれませんが、

将来的にバルサの左SBとしてプレーする可能性はあるので

少しずつでもいいから成長してほしいですね。

 

 

MF編、FW編は下部の関連記事内にあります。

 
 

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