バケンジ待望シャビ監督の印象とシャビバルサ将来予想!

いまはバルセロナをシャビ監督が指揮しています。

 

2021年11月にシーズン途中ながらバルサの新監督になり、

クラブを立て直すためにシャビ監督が帰ってきてくれました。

 

シャビ監督就任は近年の低調なサッカーの内容から

バルサファンには待望だったと予想しています。

(バケンジはチームを立て直すならシャビ監督帰還が一番と思っていました)

 

今回は

シャビ監督の3か月間の印象、シャビバルサの将来予想

について書いていきますね。

 

 

初めは失敗にも思えたけどしっかりと立て直してきたシャビ監督

今シーズンの11月頭に就任したシャビ監督でしたが、

初めの1か月間ではチームに大きな変化はありませんでした。

 

それをみてとれたのは

CLグループリーグ最終節のバイエルン戦。

 

敵地で0対3とスコア以上の大敗劇は、

それまでに少し復調したと思えたチームの本当の現在地を確認させるものでした。

 

まだまだ勝つチーム、バルサらしいサッカーができていないことを

明確に示してくれたのは今となっては良かったと思います。

(あの時はショックでシャビ監督就任は失敗だったかなと…)

 

しかしここから

『前からのプレッシングとバルサのポジショナルプレーによるパス回し』を

根気よく選手に浸透させはじめるシャビ監督によって

バルサは本当の復調をみせます。

 

年末であるクリスマス休暇には良いイメージがもてるようになり、

このまま進んでいけば間違いないと確信させるほどに。

 

1月にはチームのボールポゼッション率こそ

クーマン監督の時代とあまり変わらなかったかもしれませんが、

ポゼッションしている位置が相手ゴール近くになりました。

 

相手陣地でボールを支配する時間が少しずつ増え、

押し込んたサッカーができ始めているのは見てとれます。

 

いまは相手の強烈なプレッシング(国王杯のビルバオ戦)なら苦しみますが、

それなりのプレッシングなら回避できるレベルまでに成長( `ー´)ノ

 

あとはアタッキングサードの最後のところでの崩しによる

チャンスや決定機をつくる数が不足しています。

 

また、最後のパスやシュートの精度の低さも

得点が多く奪えていない要因のひとつ。

 

この2つの改善のために冬の移籍市場で

フェラン、トラオレ、オーバメヤンという

前線の3選手を補強しましたね。

 

シャビ監督の戦略と戦術面での決断すべてに納得とはいかないものの、

3か月間のチームの復調と目指すところは間違っていません

 

これからのシャビバルサは伸びしろが多く、

楽しみなチームでどこまで強いチームになるかは楽しみですね。

 

 

シャビ監督の2年半でチームはバルセロナのサッカーを取り戻す

ここからはシャビバルサの今後について。

 

バケンジはポジティブなこともあって

シャビバルサがバルセロナのサッカーを取り戻すことを疑っていません。

 

この3か月間のたどった道からシャビバルサは、

ボールポゼッションをベースとしたチームになります。

 

シャビ監督のポゼッションサッカーの

指導力に疑いはなくカタールのアル・サッドでの

選手として約4年、監督として約2年が

その指導力を証明しています。

 

シャビがアル・サッドに加入してからの約6年間で

アル・サッドがバルサのようなポゼッションサッカーをすることに

成功しているのだから。

 

アル・サッドには申し訳ないですけど現実的に

環境、選手やコーチの質、これまでの経験から

バルサのサッカーを実践するにはバルセロナの方が圧倒的に有利。

 

0に近い状態からアル・サッドで

バルサのようなポゼッションサッカーができたのに、

恵まれているバルセロナでそのミッションが達成できないはずありません

 

シャビがバルサの監督就任当初に

「バルセロナに在籍しているのにポジショナルプレーを理解していない選手が多くいることには驚いた…」

とありましたが理解している選手はいますし、

デ・ヨングのように学習スピードが早い選手もバルサには多いはず。

 

シャビバルサはこの2年半で時間の経過とともに、

バルセロナのサッカーを色濃していくでしょう。

 

ただそれでタイトル獲得できるという勝つチームになるかは分かりません。

 

バルサの借金だらけの財政状況によって

思わぬ選手の放出や希望選手の獲得ができないことで

選手の質の向上が予測できないことは大きい要因です。

 

今いる若い選手たちがどれだけ成長するかも未知数ですし、

どれだけバルセロナのサッカーで相手を圧倒して

チャンス数20でピンチ1の試合をしても

負けてしまうときもあるのがサッカーというスポーツ。

 

また、シャビ監督のバルセロナのサッカー浸透の

指導力に疑いの余地はありませんが、

試合中の采配にはまだバケンジは太鼓判を押せる

采配レベルだとは考えていないのもひとつの要因です。

 

まぁ結果は誰にもわからないというのが本音ですが、

バルサがバルセロナのサッカーをしっかりできるなら

勝つ確率が高くなるのは事実です。

 

そしてシャビ監督ならそのバルセロナのサッカーを

かなり高いレベルまで2年半で持っていけると予想していますよ。

 

 

任期を終える2年半後のシャビバルサの不安点…

ここからは少しシャビバルサの不安なことについてです。

 

24年夏までの約2年半の契約をしたシャビ監督ですが、

その間に解任されるというより任期後に

アディオスになる可能性は否めないと予想しています。

 

バケンジがもしバルサの会長なら絶対にありませんが、

シャビバルサの不安なところは

ラポルタフロントとシャビ監督が完全な1枚岩になり切れていないように思えるところです。

 

ラポルタ会長はかなり我が強い会長という印象で、

対してシャビ監督も明確に自分のアイデアを実行したい人物。

 

バルセロナの監督になるにあたってシャビ監督が

かなりの権限を得たという情報がどこまでの部分なのかは分かりませんが、

会長陣営と監督が違う方をみてうまくいくチームはないでしょう。

 

いまのところ話し合って多くの問題を解決している(例えばデンベレ起用問題)ように思いますが、

この関係が少しずつどちらかの自分の我によって崩れていくのではと心配しています。

 

外野からみているバケンジとしては、

ほぼすべてシャビ監督の意見を尊重した方がいいと思います。

 

おそらく多くのバルサファンも

ラポルタ会長とシャビ監督のどちらを支持するかという質問があれば、

8割以上でシャビ監督が支持されて勝つと予想(笑)

 

会長として権力や権威を失ったラポルタ会長が面白さを感じず、

シャビ監督を任期の2年半の途中ではなくてとも

2年半後の24年夏に新監督を迎え入れることはほんの少し心配な点ですね。

 

仲良く一緒にやってくれたらいいんですけど…

こればかりは難しいミッションだと思っていますよ。

 

 

まとめ

・3か月間のシャビ監督の指揮でバルサはポジティブなチームに

・任期の2年半でバルセロナのサッカーは色濃くなり勝つ確率もあがる

・ラポルタフロントとシャビ監督が一枚岩にみえないことは心配な点

 

 

※次はバルセロナのポジショナルプレーについて書きますね。

 

バケンジもシャビ監督就任によって

ポジショナルプレーを理解していなかったことが判明しました(笑)

 

シャビ監督の指導の映像などをみてある程度は理解したつもりなので

そのポジショナルプレーについて書いていきます。

 

書く日はまだ未定ですが来週中には書く予定です。

 
 

6 Responses to “バケンジ待望シャビ監督の印象とシャビバルサ将来予想!”

  1. プラッシー より:

    シャビとラポルタはむしろ一枚岩になってる感じですね。今夏の補強はシャビの願望を無理してでも取り入れています。
    そのため、シャビの契約期間満了までしばらくは優勝争いに絡めるとは思います。

    ただ、シャビの契約期間満了後の代償が凄まじいと思います。今回の大型補強の減価償却費は数年かけてサラリーキャップに反映されて、今夏はなんとかできても選手の新規登録がいずれできなくなると思います。

    また、クラブの放映権(10%ないし25%)を長期に渡って売却するため、収益は将来的に間違いなく減少しそうです。

    その放映権で残り契約一年のレバンドフスキやラフィーニャに適正価格以上の移籍金を支払ってますし、ラポルタはバルトメウと別ベクトルで危うい会長だと感じます。

    久しぶりの大型補強に歓喜しているファンは多いのですが、私はバルサが取り返しがつかない方向に進んでいると不安に感じます。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、久しぶりのコメントありがとうございます。

      シャビ監督の希望をラポルタ会長がほぼ聞いている感じで、
      いい状態とはいえ財政的にやりすぎだろという印象ですね。

      この苦しい財政状況で大型補強をしたのだから
      今期のリーガ優勝、CLベスト4くらいは結果が欲しい。

      ラポルタ会長は財政状況を
      安定→支出を減らして少しずつ財政を立て直す
      勝負→チームが強くなって勝てばスポンサーなど収入も上がる(支出も下げてますけど)
      という不安定な方にかじを切りました。

      あとはこの方向性がうまくいくにはチームが勝つしかないので、
      シャビ監督には悪いですけど今シーズンからかなりの結果を残してもらわいなと…

      放映権売却25%はやりすぎだと思っており、
      一時的に収入は増えて財政問題は解決したとしても
      将来(25年間)のバルサはかなり苦労するでしょうね。

      放映権が1億5000万ユーロだとすると
      毎シーズン3750万ユーロの減収ですからかなり補強は苦しくなります。

      あとは結果で判断するしかないので
      ラポルタ政権とシャビ監督の進む道がうまくいくことを願っていますよ。

      この財政状況にしたのはバルトメウ元会長と言っていいですけど、
      この進む道がダメならラポルタ会長とシャビ監督には
      かなりの責任をとってもらわないと…

      ここまでケシエ、クリステンセン、パブロ・トーレ、ハフィーニャと
      補強をしてきて最近のレヴァンドフスキを獲得したのは大きかったと思います。

      レヴァンドフスキがいればかなりの得点数が見込めますし、
      移籍金は高すぎましたが活躍が見込めて数字も残してくれる
      CFを獲得できたのは結果を残すという意味では期待がもてますね。

      ここまできたらバケンジとしてはクンデが欲しいので、
      クンデを獲得してアラウホとCBを組ますことで
      バルサのCBは世界的にみてもかなりの強度を持つことになると思いますね。

      またのコメントお待ちしております。

  2. プラッシー より:

    ラポルタはカタルーニャ州やバルセロナ市で議員をやって政治家のせいか、言ってることが二転三転するんですよね。既にメッシ残留の公約やクーマンへの信頼もどこか行っちゃいましたし。
    だから出来ればメディアに対して静かにしておいてほしいかな。

    チャビは単純にスポーツ面を重視してるようで、金銭面にあまり詳しくない感じですね。その部分をアレマニ―がサポートしてるイメージです。

    ただ、デンベレの対応に関しては両者は全く違いましたね。アレマニ―は激怒しましたけど、チャビはそのまま使い続けてます。
    でも、まあこの二人が上手くやってる限りはそこまで心配ないんじゃないかと思います。実質的な補強や交渉はアレマニ―が頑張るので、ラポルタはお飾りになるんじゃないですかね。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      ラポルタ会長の意見がコロコロ変わるところは
      どうにかしてほしいものですね。

      意見や考え方は変わってもいいのですが、
      公のメディアに向けて話すものならもっと慎重に語ってほしいものです。

      シャビ監督はスポーツ面を重視しており、
      もはやその面しか考えていないようにみえます^^

      シャビ監督はフロント陣営とこれまでは上手くやっていると思いますが、
      これから先の保証はないのでこのまま進んでほしい。

      ラポルタ会長はなにかと目立ちたがりなので、
      自分がお飾りになったら暴走しそうなところが怖いですね。

      またのコメントお待ちしております。

  3. チャビの後継者 より:

    ラポルタ会長になってからSDに就いたアレマニーについて質問です。
    個人的には昨夏、冬の移籍市場の働きぶりからみてかなり優秀なSDだと思ってますが、バケンシさんはどのように思っているのか知りたいです。

    • バケンジ より:

      「チャビの後継者」さん、コメントありがとうございます。

      バレンシアから引き抜いたアレマニー氏ですが、
      かなり優秀なSDだと思っていますよ。

      冬のウムティティとの契約延長は思いつかない策を実施しましたし。

      苦しいバルセロナの財政状況を理解しながら、
      現実的にできる様々な方法をしていると思います。

      他クラブとの交渉もうまくやっており、
      今冬の選手放出もかなり仕事をしてくれました。

      他クラブだけでなく選手との交渉もうまいと感じており、
      コミュニケーション能力が高いと思います。

      またのコメントお待ちしております。

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