リーガ第23節 2/15 バルセロナVSレバンテ 試合評価
■ 目次
試合での問題点
メンバーはいつもと違うが、バックラインのガタガタ振りに怒りさえ感じた。立ち上がりの20分ぐらいまでだったがとても不安定で、大した攻撃ではないのにピンチになりそうになった。試合勘の問題はあるだろうが、あの時間に失点してたら難しい試合になっていたかもしれない。
試合での良好点
多彩な攻撃でありメンバーが入れ替わっても、チャンスの数と得点数に変化はなかった。サイドチェンジを入れながらサイドを広く使い、細かい所のつなぎでも相手を何回も崩せた。
バックラインの不安定さはあったが、プレスはとても良かった。フィジカルが勝るレバンテ相手に、体を張れてしっかり守れていた。囲み込みはメンバーが入れ替わっても同じぐらい速かった。
カウンターだけではなく、引いた相手を崩すパスのつなぎや飛び出しでも点が取れることを証明した。この試合ぐらい毎試合動き出しがあれば、どんな相手でもチャンスは数多く作れるだろう。
選手評価
()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ
GKブラボ(3)
多くの出番はなかったが、立ち上がりの飛び出しや足元のプレーでチームを落ち着かせてくれた。90分集中したナイスプレーをまた見してくれた。
DFモントーヤ(3)
守備では当たり負けする部分もあったが、攻撃では大きく貢献した。右のサイドで無難につなぎながら、飛び出しやカバーリングでチームに貢献した。
DFバルトラ(3)
2点目のアシストやカットなど良いプレーは多かったが、何回かあるマークのズレの修正が必要だ。2列目からの飛び出す選手のマークが苦手であり、状況把握と予測をしなければならない。
DFマスチェラーノ(4)
危なげなく淡々とプレーした。大きく目立つこともなかったが、レベルの高さから相手の攻撃をカットするのに苦労はしなかった。
DFアドリアーノ(3)
立ち上がりの不安定なプレーには大きく心配したが、少しずつ改善された。飛び出しや攻撃参加でまだまだ不満は残るが。後、いらない接触プレーはファールの元になるのでそこも修正が必要。
MFブスケッツ(4)
序盤の不安定なバックラインを上手くカバーした。パス回しでも難しいボールでも簡単に味方につなげた。攻守で安心して見られたし、後ろの選手の影のMVPである。
MFラキティッチ(4)
この試合では少し新しいラキティッチが見られた。パス回しの中での飛び出しだけではなく、つなぎでもチームに貢献した。左足のキックも十分蹴れるのは大きな発見だった。守備ではフィジカルの強い相手でも決して負けていなかった。
MFシャビ(4)
ポジションの位置取りが絶妙で、ボールを触れずして試合をコントロールした。左サイドでの優位性を高めてくれた。守備でも少しずつ良くなってきた。大事な試合でも頼れそうなレベルを取り戻してきた。
FWペドロ(4)
運動量豊富に飛び出し、守備と精力的に走りまくった。チャンスでシュートが入らなかった部分はあったが、調子の良さは継続されていた。南米トリオとまでは言わないが、計算できる選手だ。
FWメッシー(4)★
心身ともに調子の良さを感じさせた。普通でも止めれない選手が調子良いので、チームの攻撃力はとても高い。ハットトリックを含め、この活躍で驚くことがないのが怖すぎる選手である。
FWネイマール(4)
前の試合のビジャレアル戦とはうって変わって元気だった。ドリブルや飛び出しは、今のバルサになくてはならないものになっている。メッシーとの連携は阿吽の呼吸を感じさせる。
MFセルジ・ロベルト(3)
走って、走って、走ってアピールした。機敏な動きと飛び出しでボールを引き出した。もう少しつなぎでも良くなれば、試合の出番は増えるかもしれない。
FWスアレス(4)
オーバーヘッドキックだけで飯が3杯いけそうなぐらい、綺麗なゴールだった。シャビが出ているときのパス回しのリズムに慣れていないので、もっと連携を高めてほしい。
最後のまとめ
ローテーションを思った以上に行ったのにこの試合の内容とスコアは、とても満足出来るものであった。試合の入りは少し悪かったが、試合勘が戻ってきた20分過ぎからは安心して見れた。
首位のレアルにしっかりついていくいていくことに成功。しかもメンバーを落としての快勝と無失点で、チームの勢いはどんどん上がっている。
この一週間は週末まで時間があり、次のリーガもカンプノウでの試合なので、チャンピオンズに向けてコンディションをもっと上げれたら最高だ( `ー´)ノ