リーガ第7節 10/4 ラージョVSバルセロナ 試合評価
■ 目次
試合での問題点
ゴール前でのプレーに精彩がなかった。ピッチのせいか相手のプレッシャーのせいか分からないが、プレーに正確さが足りていない。本当なら後半の10分ぐらいには、試合を完全に決定づけられていただろう。
相手が少なくなってからは、少しチームとしての運動量が落ちた。相手が一人減ってから、相手に合わしたパフォーマンスをして、その前後で試合の苦労が変わる事はなかった。
試合での良好点
守備がとても良かった。後ろの5人の集中力が特に良かった。ディフェンスラインの上げ下げやカバーリングなどがしっかり出来ており、ディフェンスラインが大きく崩されることはなかった。攻撃された割に、ピンチは少なかった。
相手の弱点をしっかりつけていた。相手のディフェンスの裏が簡単に狙えることが分かってからは、それだけに集中して攻撃していた。試合中の中で、戦い方を変えれるのはさすがであった。
選手評価
()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ
GKブラボ(4)
数度のビックセーブ、足元での安定したプレーとリーガ7試合連続の無失点を達成した。これからも1分でも長く、この記録が続く事を願っている。
DFアウベス(4)
攻撃ではあんまりだったが、守備では相手のカクタをよく封じていた。逆サイドからのクロスの対応も問題はなかった。
DFピケ(4)
ほとんどノーミスの出来であった。ディフェンスラインの統率と守備の強さと、代表に再び呼ばれた事に間違いはないことを証明した。
DFバルトラ(4)
相手のクロスへの対応や1対1での対応は問題はなかった。ピケとのコンビにも安定感が出てきた。
DFマテュー(4)
攻撃での飛び出しだけではなく、守備でも高さや強さでチームに貢献した。サイドバック起用も時には見ていて楽しかった。
MFブスケッツ(4)
攻守においてシンプルにプレーし、ディフェンスの前でブロックしていた。時にドリブルで簡単に抜かれた所は、修正が必要だ。
MFシャビ(3)
攻撃でチームに落ち着きを持たせた。守備での激しさと自陣ゴール前でのディフェンスへのカバーリングに不満が残った。意識の変化が必要だ。
MFイニエスタ(4)★
攻撃の繋ぎやディフェンスからの引き出しなど、中盤の攻撃の中心として活躍していた。守備でもカバーリングがしっかり出来ていた。
FWムニル(1)
全体的には悪くなかったが、前半終了前の裏に抜け出した所で、横のネイマールにパスを出したら間違いなく3点目だった所を個人の点の為にプレーしたことに怒りさえ覚えた。チームの為にプレーする事を忘れてはいけない。
FWメッシー(4)
先制点など攻撃を引っ張ってくれた。後半のシュートがことごとく枠内に入らなかった事に驚かされたが、やっぱり人の子だと感じさせた。
FWネイマール(4)
裏への飛び出しでチームに貢献した。パスがもっとしっかり出ていたら、もっと点が取れていただろう。
FWペドロ(3)
相手が前がかりになった事で、スピードで相手を苦しめた。守備でもよく走っていた。
MFラキティッチ(3)
無難にプレーしていた。中盤で特に問題はなかった。
FWサンドロ(3)
出場時間は少なかったが、この選手の集中力には驚かされる。1秒、1分でもアピールしようと必死に常に戦っている。
最後のまとめ
この試合では焦点がバルサではなく、ラージョに向けても良いだろう。改めてサッカーの楽しさを感じさせてくれた。真っ向勝負という所でも感心させられた。
そんな相手に勝ち点3を奪えた事により、気持ちもすがすがしい気持ちで試合を終える事が出来た。
代表戦で2週間ほどバルサの試合としては開くが、代表でプレーする選手も残って練習する選手も怪我なく、2週間後を迎えたいものだ。