15/16国王杯ラウンド32 2nd 12/2 バルセロナVSビジャノベンセ 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ6VSビジャノベンセ1
得点者
4分アウベス
20分サンドロ
29分ファンフラン(ビ)
31分サンドロ(アイトール)
50分ムニル(マテュー)
69分サンドロ
76分ムニル(サンドロ)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKマシップ
DFアウベス、バルトラ、ベルマーレン、マテュー
MFマスチェラーノ(C)、サンペル、アドリアーノ
FWムニル、サンドロ、アイトール
リザーブメンバー
ブラボ、グンバウ、イニエスタ、ネイマール、スアレス
選手交代
46分アウベス→グンバウ
欠場者
ピケとアルバとブスケツとラキティッチ(判断)、シュテーゲンとセルジ・ロベルトとドウグラスとラフィーニャ(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)
※ビジャノベンセのメンバーの日本語表記に自信なしなので、間違いあったらごめんなさいm(__)m
ビジャノベンセ 監督フリオ・コボス
4-4-2
GKフエンテス
DFクビ、スーペル、トリニダド、タピア
MFパフェロ、カバジェロ、アントゥー、エリアス
FWファンフラン、ファンホ
モラガ、ペラル、カラトラバ、カシ、クルロ
57分カバジェロ→モラガ、64分ファンホ→クルロ、77分ファンフラン→カシ
試合詳細
バルセロナのスタメンは予想以上に主力を抜いたメンバーを揃えた。やはりルイス・エンリケは主力を休ませる試合だと感じているようだ。
前半、サンドロの決定力で数少ないチャンスの中、バルサが2点リードを奪う
ビジャノベンセは予想通り4-4-2の形でまずは守備から入ってきた戦いを見せた。守備時はハーフライン付近に2トップがおり、フィールドプレーヤー全員でしっかり守備を取ってきた。
バルサはメンバーが違えどいつも通りの4-1-2-3。がっちり守備を固めるビジャノベンセに得点を奪うのは苦労しそうだと感じた立ち上がりに、いきなり先制する。
4分に、アウベスの超ミドルシュートがビジャノベンセGKの手を弾きながらゴールネットを揺らした。バルサが先制し、出場している数少ない主力選手が試合のスコアを動かした。
先制したバルサだったが、その後もビジャノベンセを完璧に崩せているわけではなかった。ボールは支配しているものの前線に主力がいないせいか前での迫力がなく、前線ではパスを通せることも少なかった。しかし、時計が15分を過ぎる頃からバルサも少しずつ前に侵入できるようになり、チャンスが生まれた。
17分に、アドリアーノのパスを受けたアウベスがクロス。サンドロがダイビングヘッドで合わせるも、力ないシュートはGKにセーブされた。18分には、高い位置でボールを奪ってムニルがGKの頭上を越すループシュートを放つが、縦の高さは良かったが横のコースが外れてゴールならず。
少し流れが良くなったて来ていた所で、バルサは前線からのプレッシングで追加点を奪う。
20分に、ビジャノベンセのビルドアップのGKからのパスミスをサンドロがカットし、サンドロは飛び出したGKの空いているコースにしっかりボールを蹴り込んだ。バルサが追加点を奪い、スコアは2対0に。
29分に、アドリアーノが変にドリブルをしようとした所でボールを奪われて、ファンフランのミドルシュートがバルサのゴールネットを揺らした。
失点をして空気が悪くなりそうな所をサンドロがゴールでかき消した。
31分に、これまでほとんどボールに触れていなかった左ウイングに入っていたアイトールがサンドロへスルーパス。サンドロはスピードを殺さずに上手くトラップし、思い切り振り抜いたシュートはゴールネットを揺らした。
その後も攻め続けるバルサだったが、決定機はなくチャンスにいくつかシュートを放っていた。
前半はバルサがボールを支配するものの、メンバー不足もあり多くのチャンスを得れなかった。ある程度スタメンの顔ぶれを見れば予想出来る戦いだが、その中でもサンドロが決定力の高さを見せて、3対1というスコアに出来たのはとても良かった。
後半、決定力の高さを見せてしっかり大勝し、ラウンド16進出を決めた
後半頭にルイス・エンリケはアウベスに代えてグンバウを投入した。主力選手を休ませながら若手を使う目的であり、グンバウは中盤に入りアドリアーノが右SBに入った。
後半に入ってもバルサがボールを支配する試合展開に変化はなく、前半のように後半立ち上がりにバルサが追加点を奪う。
50分に、マテューのクロスにムニルが頭で合わせてバルサが追加点。4対1となり、これで完全に試合の勝敗が決まった。
その後はバルサのゴールショーになった。
69分に、サンペルが切れ込んで折り返したクロスのクリアボールを、サンドロが押し込んでバルサが5点目を奪う。サンドロはハットトリックを記録した。
76分に、サンペルのスルーパスにサンドロが抜け出しヒールキックで後方のムニルへパス。ムニルがしっかりゴールに流し込んで、バルサが6点目を奪う。
79分にマテューが怪我か違和感でベンチに下がったが、ルイス・エンリケは主力を無駄に使うのを嫌い、このまま10人で戦うことを選択した。マスチェラーノがCBに下がり、ベルマーレンが左SBに入って、ウイングの2人が下がり気味で4-4-1のような形に。
最後はパス回しで時間を使いながら試合終了の笛を聞くことになった。主力がほとんどいないメンバーながらしっかり大量得点で次のラウンドに進出を決め、日頃試合に出ていないメンバーにとっては良い感触を得れる試合となった。サンドロとムニルに久しぶりにゴールが戻り、バルサBのメンバーも出場して若手選手の成長にも役立った試合であった。