リーガ第35節 5/2 コルドバVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、バルトラ、マテュー、アドリアーノ、シャビ、ラフィーニャ、ペドロ
選手交代
61分イニエスタ→シャビ、61分マスチェラーノ→マテュー、68分ラキティッチ→ペドロ
欠場者
マシップ(判断)、ベルマーレン(判断)、ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)、セルジ・ロベルト(判断)
コルドバ 監督ホセ・アントニオ・ロペス
GKファン・カルロス
DFクレスポ、イニゴ・ロペス、パンティッチ、エジマール
MFクルヒン、デイビッド、フィデル、ルソ、ベベ
FWアンドネ
サイサール、グニーノ、エケング、エルドン、カルタビア、アベル、フェデ・ビコ
46分クレスポ→グニーノ、58分ルソ→エケング、61分ベベ→フェデ・ビコ
試合詳細
バルセロナは全くの油断も見せないベストメンバーを揃えた。シーズン終盤で残り試合が僅かであり、ここからはローテーションはほとんど行われないかもしれない。
前半、ある意味今季最悪な内容だったが、前半終盤にこじ開ける
試合立ち上がりこそ前からプレスをかけに来たコルドバだったが、すぐに守備陣形を構成するように自陣に引いた。システムは4-2-3-1で、チーム全員で守備をしてきた。
そんなコルドバに対して好調のバルセロナは、試合立ち上がりに数回のチャンスを掴む。
2分に、アウベスのクロスにネイマールが右足で合わせるがゴールの上に外れた。5分にもアウベスのクロスにネイマールが落とし、メッシがシュートを放とうとするがブロックで防がれる。
ここまではある程度想定通りで、ゴールが入るのも時間の問題だと思われたが、この試合の最大の敵は天候(暑さ)であった。
30度という暑い天候であり、10分頃からバルセロナの選手の動きが鈍さを見せる。ピッチ上でボールが走らないので、なおさら選手の動きは鈍く見えた。
15分を過ぎて、今日は苦労しそうと感じさせる試合展開になる。ボールを回してもスピード感がなく、コルドバのディフェンス組織に侵入できないことが、時間が経つにつれて顕著に表れる。パスの正確さも欠いて判断も悪く、バルセロナらしさは皆無だった。
前半の中盤には不用意なパスミスもあって、コルドバの方がサイドからのクロスでチャンスを何回か迎えた。完全にバルセロナの選手は運動量が足りなかった。攻守の切り替えがなく、暑さからプレーの合間に下を向く選手の姿は、前半のこの時間帯からファンを心配させる要因には十分だった。
27分に、メッシの個人技で3人かわしシュートするが、ファン・カルロスにコースを読まれてセーブされる。36分には、メッシの裏へのパスにネイマールの全くミートしないシュートが、ポストに当たってゴールならず。
運もなく、「この試合がまさかの引き分けか」と脳裏によぎったが、前半の終盤に待望の先制点を取る。
42分に、メッシの浮き球の裏へのパスにラキティッチが抜け出す。トラップして、この試合で最大のボールスピードが出たような強烈なボレーで、ゴールに突き刺した。コルドバにも疲れが見え始め、プレスがかかりにくくなってきた矢先だった。
この先制点で楽になったバルセロナは、後半が楽になるであろう追加点も、前半ギリギリで奪うことに成功した。
アディショナルタイム追加の47分に、イニエスタの裏へのパスにスアレスが上手くファン・カルロスのタイミングを外してゴールに押し込んだ。
暑さで動きが悪いバルセロナだったが、裏への動きで苦しみながらも2得点を奪った。
後半、効率性が出て圧巻のゴールラッシュ
後半に入っていきなり追加点を奪うバルセロナ。46分に、アウベスのクロスに後ろから走り込んだメッシがヘディングシュートで決めた。
53分には、アウベスのクロスにスアレスがディフェンダーの前でヘッド。ファーサイドにボールは飛んでいき、ゴールに吸い込まれた。
対するコルドバも59分に、エケングに強烈なミドルシュートを放つが、ブラボがパンチングで防いだ。
50分過ぎからは、コルドバがラインを上げてプレスすることもあり、バルセロナはコルドバに押し込まれる展開になった。バルサはカウンターで追加点を奪う試合展開になった。
選手を休ませる目的もあり、61分にはシャビとマテューが投入された。イニエスタとマスチェラーノが交代でお休み。シャビの投入もあって、バルセロナはボールの支配率がまた高くなる。
その矢先の65分に、ラキティッチのコーナーからピケのヘッドで5点目を決めた。
68分にはペドロを投入、ラキティッチがここでお休み。ここからバルセロナは4-2-1-3のような形で試合を進める。ブスケッツとシャビの2人で中盤を支配し、縦横無尽にパスを配給し、試合を支配しながらさらに追加点を奪う。
79分に、ペドロがワンツーで抜け出し、スアレスに折り返したこぼれ球をメッシが押し込んだ。
83分に、ネイマールがPA内で倒されてPKを獲得。ゴールを欲しがっていたネイマールにメッシがPKを譲り、ネイマールはしっかりGKの逆を取ってゴール。この試合もなんとか南米トリデンテ揃い踏みのゴールを記録。
87分には、シャビのミドルの跳ね返りをスアレスがゴールに押し込んだ。これでスアレスはバルセロナでの初めてのハットトリックを記録。
暑さで動きが少なかったが、終わってみれば大勝になったコルドバ戦。これでリーガの残り試合数は3試合。長いシーズンもあと少しで報われる( ̄▽ ̄)
試合結果
コルドバ0VSバルセロナ8
得点者
42分ラキティッチ
45+2分スアレス
46分メッシ
53分スアレス
65分ピケ
79分メッシ
84分ネイマール
87分スアレス