15/16CL第1節 9/16 ローマVSバルセロナ 試合結果

試合結果

ローマ1VSバルセロナ1

得点者

20分スアレス

31分フロレンツィ(ロ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFセルジ・ロベルト、ピケ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

マシップ、バルトラ、マスチェラーノ、アドリアーノ、ラフィーニャ、サンドロ、ムニル

選手交代

61分ラキティッチ→ラフィーニャ、65分ラフィーニャ→マスチェラーノ

欠場者

ブラボとベルマーレンとアウベスとドウグラス(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)

 

ローマ  監督リュディ・ガルシア

4-3-3、攻撃時4-1-2-3で守備時4-5-1

GKシュチェスニー

DFフロレンツィ、マノラス、リュディガー、ディーニュ

MFケイタ、デ・ロッシ、ナインゴラン

FWサラー、ジェコ、イアゴ・ファルケ

デ・サンクティス、マイコン、トロシディス、ヴァンクール、ジェルビーニョ、イトゥルベ、トッティ

49分シュチェスニー→デ・サンクティス、81分イアゴ・ファルケ→イトゥルベ、84分フロレンツィ→トロシディス

試合詳細

バルサのスタメンはマスチェラーノの所にマテューが入った以外は大体予想通りのメンバー。ジェコ対策としてのマテュー起用かもしれない。

前半、ほぼゲームプラン通りのはずがまたしてもロングシュートのゴラッソ

ローマはほぼ予想通りの守備陣形を整えてからの速攻狙いであった。人にプレスをかけるというよりゾーンやエリアを守る守備であり、バルサのボール保持はそんなに難しくなかった。

対するバルサは最近の最小限の守備のリスクで攻める攻撃を見せた。サイドにパスを振りながら裏への飛び出しや、縦パスを送る機会を何度も何度もうかがった。大方の予想通りの試合展開で試合は進んでいく。

9分に、クロスボールをスアレスがヘッドするが枠外に飛ぶ。10分には、メッシがサイドからの折り返しをシュートするがこちらも枠外に飛ぶ。

10分を過ぎたころからバルサペースで進んでいく。ローマの速攻をほとんど出させず、バルサがパス回しで試合をコントロールしながらチャンスを伺った。

20分に、ラキティッチの裏へのランニングにマテューがパス。コントロールしたラキティッチは角度のない所から強烈なクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていたスアレスがゴール前で頭に当ててバルサが先制。

その後もパスを回して試合をコントロールするバルサに、ローマはほぼ攻撃の手段がなかった。バルサはそんな先制点も奪い楽な展開が、1つのゴラッソで試合を振り出しに戻される。

31分に、フロレンツィがタッチライン際のハーフラインより前から少し苦し紛れ気味にロングシュート。鋭い弾道で飛んだボールは、前に飛び出していたシュテーゲンの頭を超えてポストに当たりながらバルサのゴールネットを揺らすことに成功。これで1対1の同点に。約60m弾だったらしい。

これでスタジアムの雰囲気が一気に復活。ここからはパスを回すバルサに、速攻を喰らわすローマというローマのある程度思い描いていた試合展開に。ここからローマの攻撃性が徐々に発揮され出す。

43分に、クロスボールの跳ね返りをナインゴランが強烈なミドルシュートを放つが、シュテーゲンのセーブで難を逃れた。44分には、速攻でケイタの1発の裏へのボールに反応したサラーがシュートするが、シュートはゴールの上を超えた。

先制し失点するまではほぼゲームプラン通りのバルサだったが、失点後からはここがスタディオ・オリンピコとローマ相手だと実感させられる展開に。やはりCLの対戦相手は甘くないと改めて感じさせられる45分間であった。

後半、攻めきれない、決めきれない45分間

後半はバルサペースで試合がスタートする。先制してから失点するまでのようにローマを押し込み、攻撃チャンスを失くした。

46分に、ネイマールのパスを受けたメッシがシュートするもシュチェスニーがセーブ。47分には、裏に抜け出たアルバの折り返しをスアレスが合わせようとするが、合わしきれなかった。また、このプレーの際にシュチェスニーが負傷してしまい、デ・サンクティスがゴールマウスに立った。

いい感じで試合を進めていたバルサが、61分にラフィーニャを投入してさらに攻勢を強めようとしたその矢先に、この試合最悪のアクシデントが発生する。交代で入ったばかりのラフィーニャが後方からのタックルで怪我をし、負傷交代を余儀なくされ代わりにマスチェラーノが投入。

マスチェラーノ投入後はアンカーにマスチェラーノで、セントラルにブスケツが入った。これがいかんせん試合を完全にコントロール出来ないで、少しラインを下げたバルサにローマの攻撃が何回も牙をむいた。

それを耐えたバルサは最後の15分間、勝利の為に攻めまくった。80分付近からローマは引き分けでもOKなのか、守備を固め全員で引くことも見られた。

76分に、上手いドリブルからネイマールがシュートするもブロックでゴールまで届かず。77分には、浮き球をコントロールしたメッシがシュートするがクロスバーを叩いた。79分には、イニエスタがネイマールとのワンツーで抜け出し、折り返すが途中から入ったデ・サンクティスにセーブされる。

攻めきれない時間が続くバルサだったが、試合終盤に最後の最後のチャンスを迎える。

94分に、アルバが裏に抜け出し浮かしてGKの頭上を取るが、戻ったローマDF陣にクリアされる。その直後にセルジ・ロベルトのミドルシュートはデ・サンクティスがキャッチする。

最後まで勝利の為に攻めて攻めたバルサだったが、ローマの守備網を崩せずに1対1の同点で試合は終了した。バルサからしたらあのローマのスーパーゴールこそなかったらと思えてしまう試合展開であり、勝利して一気に有利になりたかったが最低必要限の勝ち点1は獲得した試合になった。

ラフィーニャの怪我だけが最悪のニュースとなる試合であり、今季から本当に怪我人がしっかり出るシーズンだな~と感じさせる。昨季の怪我人が出ていないのが異常なのは分かっていたが。

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ