ガンペル杯 8/5 バルセロナVSローマ 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ3VSローマ0
得点者
25分ネイマール
40分メッシ
65分ラキティッチ
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKシュテーゲン
DFアウベス、バルトラ、ベルマーレン、マテュー
MFマスチェラーノ、ラフィーニャ、ラキティッチ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
ブラボ、マシップ、ピケ、アルバ、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ブスケツ、イニエスタ、ペドロ、サンドロ、ムニル、ハリロビッチ
選手交代
46分ベルマーレン→アルバ、60分シュテーゲン→ブラボ、アウベス→セルジ・ロベルト、マテュー→ピケ、マスチェラーノ→ブスケツ、ラフィーニャ→イニエスタ、メッシ→ムニル、ネイマール→サンドロ、→スアレス→ペドロ、75分アルバ→ハリロビッチ
欠場者
ドウグラス(怪我)、ビダルとアルダ(制裁中)
ローマ 監督リュディ・ガルシア
4-2-3-1
GKシュチェスニー
DFフロレンツィ、カスタン、ヤンガムビア、トロシディス
MFナインゴラン、ケイタ、ファルケ、ピアニッチ、ジェルビーニョ
FWデストロ
???
主な交代は46分にマイコンとイトゥルベ投入。64分にケイタとピアニッチが退き、デ・ロッシとトッティを投入。
試合詳細
バルサのスタメンはまだ試す部分が多いメンバー。CBコンビは初となるバルトラ、ベルマーレン。左SBにはマテューが入った。中盤のアンカーにマスチェラーノ。
前半、バルセロナらしいサッカーで内容も良い
試合の立ち上がりは、お互いに激しい中盤の攻防で始まった。主導権を握ろうと、開始から5分間は互いにプレスが前線からで、強めにかけた。その戦いを制したのはバルサだった。試合開始からメッシを起点にチャンスを何度も作る。
前半3分に、スアレスのパスを受けたメッシがシュートするも、相手GKシュチェスニーの正面に飛ぶ。その十数秒後にもアウベスからのクロスで、最後はネイマールが押し込もうとするも、少し届かなかった。
5分にはメッシがアウベスとのワンツーでシュートを放つが、これはシュチェスニーに弾かれる。そのこぼれ球に反応したラフィーニャのシュートも、ディフェンスのスライディングブロックにあった。
試合立ち上がりの主導権を握ったことで、ローマは少し引いた戦いを見せてきた。序盤はバルサの高い位置のSBへのマークに戸惑い、6-3-1のように両ウイングがディフェンスラインに吸収されることがしばしば見られた。
ボールを回すバルセロナ、それを受けて守備から速攻を狙うローマという構図が出来上がった。ローマのカウンターは何度か鋭い攻撃を見せたが、最後は個の力でバルサは守っていた。
基本的にパスを回しながら主導権を渡さないバルサは、前半中盤にもチャンスを演出した。
15分に、スアレスの落としにラキティッチのコースを突いた鋭いミドルシュートは、シュチェスニーに弾かれる。
17分にも、ラキティッチのシュートをローマがクリアミスし、ラフィーニャがゴール前で絶好機を迎えるが、シュートは力んで枠上に飛んでしまう。
ここまで何度もチャンスを作っていたが、決めきれないバルセロナに「効率性」という文字が頭に浮かんできた、次のチャンスでバルサはゴールを決める。
25分に、メッシのサイドチェンジのパスをマテューがダイレクトで、中で待つネイマールへパス。ネイマールはトラップし、相手GKシュチェスニーがバランスを崩しているのを確認し、軽くかわしてゴールにボールを流し込んだ。やっとバルセロナが先制する。
先制点の後も試合の流れは特に変化はなく、落ち着いてパスを回すバルセロナであった。チャンスを作るのを伺いつつ、きっちり前半終盤に追加点も決めた。
39分には、マスチェラーノのロングパスを受けてメッシがシュートにもっていくが、疲れからかシュートははるか上に飛んでしまう。
40分に、スアレスの右からの中央へのパスを受けたネイマールが、走りこんできたメッシにやさしく落とす。最後はメッシがきっちりゴール右に流し込んだ。これで合流したばかりの前線の南米組が揃ってゴールを決めた。
42分には、スアレスが裏に抜け出しループシュートを放つが、シュチェスニーに防がれてしまう。その後にラフィーニャの惜しいミドルシュートもあった。
前半の大半をほぼコントロールし、これこそバルセロナという試合を見せた。メッシの復活とカンプノウでの初戦で、前半は良い内容の45分間であった。
後半、メンバーを替えながらも流れそのままに完勝
後半はバルサが1枚替え、ローマが4枚替えた。バルサはベルマーレンに代わりアルバが入り、マテューがCBに入った。
後半になるとローマのプレッシャーのかける位置は高くなっていた。ハーフライン近くに最終ラインを置き、バルサのディフェンスラインに積極的にプレスをかけた。これを受けてバルサのボール保持ラインは下がり、チャンス数も限定された。また、時よりローマの速攻も受ける時があったが、ディフェンスの頑張りでGKにまでは届かせなかった。
60分にバルサは大幅にメンバーを替えた。8人を交代し、合流したばかりのブラボも出場。64分にはローマが大幅にメンバーを変更。その直後に、後半これといったチャンスがなかったバルサに、目の覚める追加点が入る。
65分に、ラキティッチが強烈なミドルシュートを左上に叩きこんだ。相手GKにはノーチャンスの完璧なシュートであった。これでバルサのリードは3点に。
68分にはイニエスタの個人技からパスを受けたペドロがシュートを放つが、ディフェンスにブロックされ、弾かれたボールをサンドロがシュートするもゴール上に飛んでしまった。
ここまで順調だったバルサに少しのアクシデントが発生する。75分にアルバが足の違和感を訴えて交代。これでバルサは急遽3バックに。
その後は途中で入った前線のアピールしたい組が積極的にシュートを放った。チャンスシーンは77分のペドロの個人技からシュート。84分のラキティッチのシュートぐらいだろうか。
後半もローマに大きなチャンスを作らせず、このまま試合は終了した。バルセロナはこの試合で試合前の少しの不安が拭えた形となった。やはりカンプノウでのバルセロナの強さを見せた試合となった。
いつも情報量の多さに感服です。
放送がない試合はどーやって確認しているのですか?