リーガ第31節 4/11 セビージャVSバルセロナ 試合前の注目ポイント
リーガ第31節(日本時間4/11土曜日の27時キックオフ)で、セビージャ(サンチェス・ピスファン)と対戦する。
難しい相手と難しいスタジアムであるのはバルサファンなら理解しているはずだ。3位争いをするセビージャはヨーロッパリーグでも生き残っており、強豪の部類に入るチームである。
セビージャの戦い方は4-2-3-1で、サイドアタックを中心とするカウンターの攻撃が多い。また、激しいプレスでの守備にも定評がある。攻守ともに激しさと戦う姿勢を崩さないのが一番の特徴とも言える。
メンバーも良い選手が揃っており、前線では特にリーガの中でもレアルとバルサに次ぐ3番目を争ってもおかしくない豪華なメンバーが所属している。
対するバルセロナはいつも通りの4ー3-3で、メンバーもアルバを除くほぼベストメンバーで間違いないだろう。CBには相手のバッカを考えて、ピケとマテューの高さ強さコンビと予想。アルバは怪我明けなので途中出場で次の試合に備えるだろう。
予想スタメンは、
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マテュー、アドリアーノ
MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
欠場想定選手
ベルマーレン(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)、セルジ・ロベルト(判断)
バルセロナは勝利する為に、守備では中盤での争いに負けないこととサイドで1対1の状況を作らせないことが重要になりそうだ。攻撃ではメッシを中心とした裏へのパスとドリブルが有効のように思える。
高いライン、激しいプレスのチームから得点を奪うためには自分のマークをはがし、裏へのボールを供給することでもチャンスは生まれる。また、マークをはがしドリブルすることによって最終ラインがどんどん下がり、中盤にスペースは生まれやすい状況になる。
この試合の注目ポイントは、セビージャの激しい当たりに負けることなく1対1で勝利することが試合の主導権を握ることになりそうだ。セビージャのプレスに負けると、押し込まれる展開になってしまうだろう。
バルセロナの注目選手
DFアウベス(古巣との対戦で良い意味で気合いが入るだろう。相手のビトロとのマッチアップにも注目が集まる。この1対1で有利ならセビージャの攻撃力は相当低くなる)
MFラキティッチ(アウベス同様古巣との対戦になる。激しい競り合いになりそうな中盤、そこでの期待と裏へのパス、飛び出しなど活躍が大きく期待できそう)
FWメッシ(アルメリア戦の終盤ぐらい険しい顔のメッシに期待。サンチェス・ピスファンを全く苦にしないメッシのゴールとアシストに期待。コンディションに不安はほとんどなし)
セビージャの注目選手
MFバネガ(中盤で攻撃の中心の選手。バレンシアでも活躍し、実績と実力は疑いの余地がないぐらいの実力者。守備でも激しいプレスで高いレベルを誇っている)
MFビトロ(3月にスペイン代表デビューを果たし、今のっている選手の1人である。ドリブルとスピードに定評があり、セビージャの伝統的なサイドアタッカーと思って間違いない)
FWバッカ(強さ、速さ、柔らかさと一人で何でもできる選手。特にゴール前での迫力はすさまじいものがある。PA付近でボールを渡したくないトップクラスの選手)
遂に強豪クラブとの連戦の初戦といった感じがするが、これからのことも考えてこの試合は大きな意味を持ちそうだ。苦戦は覚悟しないといけなく、勝利するのは容易ではない対戦相手とスタジアムである。
試合の最後までセビージャは抵抗してくるだろう。試合開始の1秒から試合の終了まで気を抜けない相手である。セビージャのファンの声援にも要注意。
この試合に勝利出来れば、リーグ優勝に大きなアウェーでの試合の勝利になる。勝ち点差が4あるとはいえ、絶対に勝ち点3が欲しい試合である。