リーガ第21節 2/1 バルセロナVSビジャレアル 試合前の注目ポイント
リーガ第21節(日本時間2/1日曜日の29時キックオフ)で、ビジャレアルと対戦する。
公式戦18試合連続無敗の好調のチームである。また、若手の有望株の良い選手がたくさんいるチームでもある。マルセリーノ監督のもと、コンパクトなモダン的なサッカーをしてくるチームである。
リーガ第2節でのエル・マドリガルの対戦の時は、膠着状態の試合をネイマールの投入により流れを引き寄せ、最後の方にサンドロのゴールで勝利した試合であった。(下の関連記事に詳細があります)
今回はホームカンプノウの試合ということもあり、バルセロナペースで試合は基本的に進んでいくだろう。
ビジャレアルは4-4-2のシステムで、中盤をコンパクトにしながら守ってくるだろう。最終ラインは自陣の半分ぐらいの位置に設定し、前節のエルチェ戦のように中盤を厚くしてくるだろう。
ビジャレアルの攻撃はカウンターが中心で、前線やサイドの足の速い選手の飛び出しによりバルサのゴールを狙ってくるだろう。
対するバルセロナはカンプノウでは毎度のごとく、相手の守備組織をサイドに広がせる攻撃が必要になる。
やっぱりウイングに入るメッシーとネイマールの二人がタッチライン際に位置することにより、相手は広がざるを得なくなる。また、中盤の選手がワンタッチやツータッチで素早くサイドにパスを送る必要もある。
サイドを崩して最後のフィニッシュはラキティッチとスアレスが絡むシーンを作り出せれば、チームの攻撃として進歩する。今まではこういうシーンが少しなので、こういうシーンも作ってほしい。
守備では挟み込みを徹底することで、ある程度ビジャレアルの攻撃は防げるだろう。メンバーの少しの入れ替わりでもしっかりプレスがかかるかも注目である。
この試合の注目ポイントは、攻撃ではサイドを起点に中央の選手がシュートを打つチャンスがどれぐらい作れるかと、守備では相手に数回しかチャンスを与えない安定した守備である。
この後は次の試合まで1週間空くので、ほぼベストメンバーに近いメンバーでスタメンは構成されるだろう。バックだけは前の試合少し悪かったという強引な理由で、マスチェラーノの代わりにマテューが先発と予想。
私の予想スタメンは、
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マテュー、アルバ
MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
欠場想定選手
ベルマーレン(怪我)、ドウグラス(怪我)
バルセロナの注目選手
MFラキティッチ(後半戦鍵になる選手の一人であり、こういう絶対勝たなければいけない試合での活躍を期待したい。攻撃での役割がもう少し増えると、文句を言えないスタメン選手になるのだが)
FWネイマール(1月の間は絶好調を維持していたが、大事な試合が増えてくる2月からもその調子が続くか注目である。最近のプレーの出来には全く問題ないので、このプレーを継続してほしい)
FWスアレス(最近精彩を欠いているストライカー。アシストやポストプレーなどで貢献はしているが、やっぱりゴールが欲しい。周囲を黙らす為にもチャンピオンズまでには、数ゴールは絶対必要になる)
ビジャレアルの注目選手
MFジョナタン・ドス・サントス(バルサカンテラの選手で、今シーズンから移籍した新加入選手。テクニックというより、右足のキックや運動量に定評がある)
MFトリゲロス(売り出し中の若手有望株の選手。運動量もあり、テクニックもあり、攻撃参加も良いと万能に上手い選手。守備に張り付かせたい)
MFチェリチェフ(今シーズンブレイクした選手。若手が多いビジャレアルの中でも、特に活躍している選手。左からの飛び出しや、個人技に注意)
首位のレアルにプレッシャーをかけ続ける為にも、勝たなければいけない試合である。ホームのカンプノウということもその要因である。
国王杯での対決もあるが、まずはこの1戦という気持ちで先のことをあまり考えず、大勝してほしい。
内容でも最近のレベルをメンバーが少し入れ替わっても出来ることを証明してほしい。