リーガ第38節 5/23 バルセロナVSデポルティーボ 試合前の注目ポイント

リーガ第38節(日本時間5/23土曜日の25時30分キックオフ)で、デポルティーボ・ラコルーニャと対戦する。

デポルティーボは現在16位で残留争いの最終局面であり、勝ち点3獲得で自動的に残留が決まる。勝ち点1でも若干有利な状況になるので、最低でも引き分け以上を狙ってくるだろう。

デポルの戦い方に特別驚きはないだろう。守備をベースにカウンターでバルサから得点を奪いに来るだろう。特別警戒する選手はいないが、シーズン最後の追い込まれた場面での試合になるので、優勝を決めたバルサとのモチベーションの差が大きく現れる可能性がある。そこが一番怖い部分である。

 

対するバルセロナは主力は基本お休みになるだろう。それを踏まえて予想スタメンは、

GKブラボ

DFモントーヤ、バルトラ、マテュー、アドリアーノ

MFセルジ・ロベルト、ラフィーニャ、シャビ

FWムニル、メッシー、ペドロ

ブラボとメッシだけ残して、他は全員スタメンを外れるだろう。この試合での一番の注目は、バルサのリーガ優勝におけるお祝い、シャビの途中交代で下がるときのスタンディングオベーション、ベルマーレンの途中投入である。

この3つだけを達成するのが最大のミッションであり、後はそれでもしっかりリーガ最終戦を勝つだけである。怪我するリスクをなくすためにも、主力の投入はほとんどないだろう。

特に絶対に勝つ必要もないが、メッシがいることでバルサは勝利しなければいけない。メッシとシャビを中心に攻撃し、先制点を奪えればほとんど試合の勝敗は決まるだろう。

メッシには悪いが、個人タイトルの得点王は諦める必要がある。無理にメッシに得点を狙わせるのは危険であり、展開によってはそんな時間があっても良いが、基本はいつも通り進めてほしい。ロナウドと4得点差があり、逆転は難しいだろう。

この試合の注目ポイントは、怪我人を出さずにメッシ中心に攻撃し、試合に勝利することである。その後の優勝セレモニーを気持ちよく迎えたいだけである。特に試合に関して深く考える必要はないだろう。国王杯とCLの決勝に向けて、少しのクールダウンと考えるぐらいで十分である。

 

バルセロナの注目選手

DFバルトラ(今回の3人は来季に期待をかけたい3選手にしてみた。ベルマーレンの復帰などもっと厳しい状況になるだろうが、CBの3番手ぐらいまでには成長してほしい)

MFセルジ・ロベルト(来季の前半戦では数多くの出場に恵まれるだろう。その時がアピールの大きなチャンスである。最近のアンカーだけでなく、セントラルでも出場機会は訪れるだろう)

MFラフィーニャ(来季は自動的にセントラルの3番手になる。冬にはギュンドアン獲得も噂され、その次の夏にはポグバの加入も噂される。よりアピールが必要な立場になる)

 

デポルティーボ・ラコルーニャの注目選手

DFロポ(ベテランのCBであり、激しいタックルには定評がある。スピードはないがヘディングも強く、セットプレー時には注意が必要)

MFルイジーニョ(スピードとドリブルに特徴がある、典型的なサイドアタッカーである。デポルの中ではカウンター時に一番警戒する選手)

FWオリオール・リエラ(バルサカンテラでも活躍した力強いCFである。ヘディングが上手く、攻撃の起点にもなれる選手である)

 

油断はいけないが、ある程度の集中力の欠如は仕方ないかもしれない。日頃試合に出ていない選手達のアピールと言う部分で、この試合は激しさを保てる可能性は高いが。

試合の勝敗は二の次であり、この後の2つの決勝戦に問題なく終えればそれが一番ベストである。無失点でのフィエスタ的な試合展開が希望だが、デポルもそう簡単にはやられないだろう。

シャビのリーグ戦での最終試合、ベルマーレンのバルサトップチームデビューという意味で、この試合は拍手する機会が多い試合になる。

 
 

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