バルセロナの移籍噂ニュースについてブツブツと・・・

バルセロナの今シーズンも終了し、オフシーズンの間はいつも通り移籍の噂のニュースが毎日のように飛び交っている。今夏移籍禁止処分のバルセロナは例年より少ない感じだが、冬や来夏の獲得に向けてしっかり動いてる感じはある。

今回は「これまでの移籍ニュースの中で気になった所を抜粋し、ブツブツ言ってみたい」というテーマです。

ポグバは来夏にバルセロナ移籍決定と見て良し!?

一番気になりビッグな移籍になりそうな男が、ユベントスに所属するポール・ポグバである。来季もユベントスへの残留をポグバ自身がチームに伝えたとされ、今夏の移籍はほとんどなくなり残留はほぼ決定的と思われる。

ポグバ周辺では9月まで移籍の噂が流れ続けるだろうが、バルセロナとユベントスが8000万ユーロの移籍金で仮合意したとも言われている。年俸の1200万ユーロは高すぎるが、移籍金はバルサにしては抑えられた感がある。

ポグバからしたら今夏の移籍で特に問題は起こらない(ユーロ2016への確実な出場ぐらい)だろうが、残留をするなら移籍先はバルセロナの一択と考えて良いようにも感じる。金銭的にはシティなどがバルサよりも良いオファーを出す用意があると言われているが、首を縦に振る素振りはないように感じる。

これはユベントスのクラブとしても同じで、駆け引き上手なユベントスは高額な移籍金の為に簡単に売らないという立場を続けているが、恐らくシティ以上の移籍金を支払うクラブはいないことに気付いているはずだ。それでも移籍を容認しないのは、ユベントスとポグバの間でバルセロナへの移籍の話し合いが行われ、両者である程度来季のバルセロナへの移籍で話はまとまっていると推測できる。

そこでのバルセロナとの仮合意のニュースは、ほぼ来季のバルセロナへのポグバ移籍を決定づけている。推測でしかないが今夏にポグバが残留したら、バルセロナ移籍に大きく前進したと解釈するのが普通のように感じる。

第2のプジョル探しはそもそも問題外では!?

バルトラ自身の移籍もあり得るニュースから続けてきて、バルセロナは第2のプジョル探しをしているらしい。最近では具体的な名前が挙がっていたのは、モナコのチュニジア代表のDFアイマン・アブデヌール(25)であった。移籍金は1000万ユーロほどらしい。

まず第2のプジョルを外部からの移籍で完了すると考えている所は引っかかりはするが、そもそもバルトラ(24)を1200万ユーロで放出させないのが今夏の一番のやるべきことでは!?

即戦力のマテューとベルマーレンを昨夏に獲得した次の年には、若手CBの獲得の話が出るという所から訳が分からないが、今のバルセロナのCBは一番人材が多いポジションである。5人も在籍しており、昨夏の獲得時にある程度の渋滞は予測の範囲内ではないのかという疑問がわいてくるのは自分だけだろうか。

会長選挙の目玉としてレアルのセルヒオ・ラモスの獲得がどうのこうのというニュースも出ているが、そもそもCBの補強自体がいらないという状況に気付かないのか。むしろ現戦力のバックラインの人材整理が今夏の1つの課題である。

バルサで試合に出場していないにも関わらず、デルボスケ監督がスペイン代表に招集しているだけでもポテンシャルがある選手なのは理解できそうだが、カンテラ選手でもあるバルトラが移籍をした場合、契約問題も含めチアゴに続いてカンテラへの軽視は大きな問題になりそうだ。

ギュンドアンの状況次第でハリロビッチ昇格も考慮すべき!?

上記にも書いたが、ポグバがバルサに来夏に移籍がほぼ既定路線の場合、ギュンドアンの獲得自体が必要性がほとんどなく、ギュンドアン自身も残留(契約延長)で落ち着きそうな感はある。

それに伴って冬の移籍市場で加わることが決まっている選手は現在ビダルだけである。デニス・スアレスがバルサに復帰したとしても、バルサのセントラルからの前のポジションの選手は人数が少ない。冬に誰も獲得しないなら、バルサBのハリロビッチの昇格も考慮すべきである。

バルサBが3部リーグに降格したこともあり、ハリロビッチ自身の成長にもあまり好ましくない状況である。デニス・スアレス復帰に向けての交渉でセビージャにレンタルもあるのかと思われたが、サンペルを希望しているというのが大方である。

バルサの前線に空きがあることもあり、来季はトップチームに帯同してシーズンを過ごすことがハリロビッチにとっては最高な状況になるような気がする。試合の出場は限られるだろうが、怪我人が出た場合に期待したい若手選手の1人として起用するには十分の説得力を持つ。

実力不足と言われているかもしれないが、メッシと同じポジションでの起用なら結構やってくれそうである。バルセロナへ移籍する前のディナモ・ザグレブでは右の高い位置が定位置であり、バルサでは中盤のセントラル起用が多そうだが、シルバやマタに近いプレースタイルから、高い位置での前線の起用が才能を発揮しそうである。

スアレスが公式戦出場停止中にバルサBの試合でコンディション調整をしていた試合を見ていたが、ハリロビッチとの連携は数年一緒にプレーしているかのようであった。才能ある選手同士の相互理解が速いという話もあり、バルサに馴染むのに苦労している感があるハリロビッチだが、トップチームの高いレベルでプレーさせると案外スムーズにプレーするのではと思ってしまう。

ギュンドアンの問題に関係なくハリロビッチのトップチーム帯同は希望だが、叶わない夢になると言うのが現状のルイス・エンリケの評価でありそうだ。プレシーズンあるならハリロビッチ頑張ってくれ<(`^´)>

 
 

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