マンネリ化対策はスタメン変更?戦術変更?②

昨日に引き続いての続編の記事です。「マンネリ化解消はどこにある!?」というテーマです。

スタメン変更は・・・あり得なさそう

現在のバルセロナは主力組がほとんど決まっており、昨季から大事な試合ではほとんど同じメンツが、スタメンに名を連ねることが珍しくない。

ブラボ、アウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ、ブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ、メッシ、スアレス、ネイマールの11人がほぼ決まったメンバーである。

補強禁止処分もあり今季から新たに加わった選手は現在、サンドロとムニルだけ起用可能である。ビダルとアルダは来年からのプレーとなっている。

昨季から選手の顔ぶれは変わっておらず、どちらかというとシャビやペドロなど抜けたメンバーの方が気になる。昨季から爆発的に成長した選手はおらず、怪我から復帰したベルマーレンは面白い存在かもしれないが、ピケとマスチェラーノコンビのCBに入り込めるかは微妙な所である。これから次第だが、バルサのプレーに慣れるシーズンの後半戦以降にはなるだろう。

マンネリ化を防ぐ為にスタメンの選手の変更をしようにも、自身の中で自分の置かれている優先順位が変わったと感じている選手はいないだろう。それは恐らくバルサファンから見ていても同じであり、スタメン選手の変更で競争力やマンネリ化の解消は難しそうと感じる。

戦術の変更も・・・特になさそう

バルサのプレースタイルは基本的にポゼッションスタイルであり、それは特に変更はないだろう。今季はサイドチェンジを例年より意識している感じがあるのは良い傾向であり、サイドからサイドへの速いパス回しは重要な部分である。

速攻からの得点も今期は初めから期待出来、状況次第では速攻狙いに近い戦い方もする時はあるだろう。基本はパスを回すポゼッションスタイルで、ダメなら速攻狙いでも勝利を目指すチーム作りは変わらないだろう。

そもそも戦術変更するなら監督の変更が、一番手っ取り早い1つの手段である。ルイス・エンリケ解任はあり得ないだろうから、戦術変更も考えにくい策である。例え新しい監督が来ても、ファン・ハールのように色々な意味でやり手ではないと実行することも出来ないだろう。

戦術の変更というより、現在のバルサの戦い方にプラスアルファしていくのがベストであろう。今季はサイドチェンジを強めに意識しているが、セットプレーのサインプレーの増加や、メッシを活かす為のポジション取りを進歩させるのは大きな効果がある。マンネリ化解消と言ってもメッシを止められなかったらバルサが勝つ可能性は極めて高くるので、メッシを活かす策を講じるというのは勝利への1つの手である。

最終的にシステム変更によるメッシの活かし方が重要

ここまで昨日の記事も含めてマンネリ化解消の内容を書いてきたが、バルサが勝利する為にはメッシを最大限活かすやり方を取るというのはベストに近い策である。

スーペルコパの2試合ではメッシがほぼ完全に封じられ、その為に攻撃する方法がなくなった。選手達の戦う意欲もまだ足りていない気はするが、メッシを活かしながら勝利していけば自ずと解消する可能性はある。勝てば何事も上手く流れるという部分もある。

メッシを活かす為にも、システムを少しいじりながら守備の安定を図るのが前半戦のミッションになりそうである。メッシが活きれば攻撃では心配がなく、守備が昨季のように安定すれば勝利する可能性はグッと上がるに違いない。

今季は昨季と同じようにリーガ、CL,国王杯の3冠とは言わないまでも、リーガ優勝というシーズンを通してチームが機能していた証拠のタイトルは、最低限欲しいタイトルである。勝てるチームが出来たなら自ずと良い結末を迎えれるに違いない<(`^´)>。頑張ってくれバルサ!

 
 

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