今夏は補強しないが将来的に欲しい選手達!(FW編)

今回も今夏には獲得しないが、将来的に欲しい選手のテーマです。今回はFW編です。

長身選手はいらない・・・パスは送られない

最近ではルイス・エンリケの要望もあり、長身選手のターゲットマンの獲得を模索していると言われている。名前が挙がっている選手の例ではジョレンテ(ユベントス1200万ユーロ)、ジェコ(シティ2000万ユーロ)の2人がいる。

しかし最終的に獲得しても使うタイミングはほとんどないまま終わっていくと予想できる。上記の2選手とも長身選手にしては足元の技術もあり、ターゲットマンの役割はある程度こなせるだろう。

しかし、バルセロナの戦い方からすればそこにボールが送られる可能性は少ないだろう。それならメッシやネイマールの足元に優先的にボールを入れると考えられる。また、サイドからのクロスや高さの部分でも獲得したいのは分かるが、最終的に使われる機会は少なくなりそうだ。

バルセロナの選手なら真ん中である程度待ち構えている選手より、動き出しているネイマールやメッシの動きにパスを合わそうとしそうである。スアレスというマークを外す上手い選手でも簡単にボールが送られないのに、獲得したそのターゲットマンに送られるかは疑問である。

スアレス並の選手でなければ、バルサの選手はシンプルにパスを送ることは少ないだろう。そんな選手の為にお金を使うのは反対である。

カンテラ選手のトップチーム参加が最優先

それよりカンテラ選手のトップチーム登録を優先してほしい。現在セビージャにレンタルされているデウロフェウ、デニス・スアレスのトップチームへの参加をしてほしい。

実力的には見劣りするだろうが、成長させるためにも南米トリデンテのバックアップメンバーにはカンテラ選手達が良いと思っている。交代出場やローテーションで出場機会を得れば、2人には将来的にバルセロナの戦力になってくれる素質が十分にある。

それでも足らない場合はバルサBからムニル、サンドロ、ハリロビッチをその都度トップチームに帯同させるのがベストになるのではないだろうか。

良い意味でも悪い意味でも南米トリデンテはエゴが強いので、基本スタメンでローテーション少なめの起用で良いように思える。怪我人が出た時だけが最大のピンチになるが。

バルサ愛を一本釣り

ここから本来の今回のテーマになるのだが、獲得したい選手はただ一人である

1、パウロ・ディバラ(パレルモ) 21歳

パレルモも今夏に移籍を容認する構えであり、どこかのビッククラブに移籍するのは確定している選手。リーガに馴染むのか、バルサスタイルに合うのかなど不安要素はある。実力的にもバルサファンのほとんどが知らないと言った感じだろう。プレー集などを見る限り圧倒的なポテンシャルはなくても、それでもバルサでやっていけそうな選手だと感じた。

そしてなにより、ディバラのバルサ愛に賭けてみたいと思っている。「もしバルサが自分を獲得すると言ったら地中海を泳いでいくよ」というディバラ自身のコメントもある通り、自他ともに認める大のバルサファンである。

獲得のネックになるのはやはり移籍金である。パレルモの会長は4000万ユーロの価値と考えており、すでに3000万ユーロのオファーは断ったという報道もある。正直2500万ユーロぐらいが選手の価値的に最大の感じもするが、4000万ユーロ近い額を出さないと獲得は不可能であろう。バルサが出すかという部分で不安が残る。

獲得方法は2パターンで、今夏に獲得→パレルモに半年レンタルで1月にバルサ登録、今夏に1月に獲得する約束をパレルモとつけ1月に正式に獲得。ディバラ自身のクラブへの上手いアピールと希望が、希望額に差があるクラブ間での交渉をまとめる上で重要になりそうである。

 

即戦力だけを考えれば獲得したい選手は他にもたくさんいるが、将来性や現状のバルセロナの戦力を考えたらスタメンの選手の獲得は望まない。南米トリデンテで数年はいけそう。若くある程度ベンチに座ることも想定した中では、ディバラ獲得が一番良いのではないだろうか。

 
 

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