CLベスト8 2nd 4/21 バルセロナVSパリ(PSG) 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

ブラボ、バルトラ、アドリアーノ、シャビ、ラフィーニャ、セルジ・ロベルト、ペドロ

選手交代

46分イニエスタ→シャビ、54分ブスケッツ→セルジ・ロベルト、74分スアレス→ペドロ

欠場者

マテュー(怪我)、ベルマーレン(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)

 

パリ・サンジェルマン  監督ローラン・ブラン

GKシリグ

DFファン・デル・ヴィール、マルキーニョス、ダビド・ルイス、マクスウェル

MFヴェラッティ、カバイェ、マテュィディ、パストーレ

FWイブラヒモビッチ、カバーニ

ドゥシェ、カマラ、ディニュ、ラビオ、ルーカス・モウラ、ラベッシ、バヘベック

66分カバイェ→ルーカス・モウラ、79分カバーニ→ラベッシ、79分マテュイディ→ラビオ

試合詳細

バルサのスタメンはベストメンバーをそろえた。怪我から復帰したばかりのイニエスタもスタメンに名を連ねた。

前半、戦わないパリに引導を渡すバルサ

パリは試合開始こそ前からプレスをかけるものの、すぐにその圧力が弱まりプレスする位置も低く中途半端だった。4-3-1-2のシステムも特にサプライズはなく、ファーストレグのように待つ姿勢で試合に入った。

球際での激しさもない、運動量もない、連動性もない、戦う意思を見せないパリのサッカーに、試合をテレビで見ているファンやカンプノウのファンは、恐らく試合開始5分も経たないうちに楽勝な試合になると予想した人は多かったのではないだろうか。

バルサは4-3-3のいつものシステムで、得点が欲しいはずのパリ以上に前線からのプレスと囲い込みでボールを奪おうとした。戦う意欲の無いパリ相手では、これだけで十分試合の主導権を握れる展開になった。

ボールをいとも簡単に奪い返し、パスをつなぎ主導権を握るバルサに、イニエスタの輝くプレーによって先制点は必然的に生まれた。

13分に、自陣から3人をスルスルっと抜いたイニエスタは、ネイマールにラストパス。動き出しでスピードに乗っていたネイマールは、トラップでダビド・ルイスの背後を取ることに成功。GKのシリグも抜いて、ゴールにボールを流し込んでバルサが先制。

余裕の出来たバルサはその後もボールを支配し、主導権を握りながら無理せず攻める。それでも22分にメッシのボレー、23分にはアウベスのミドルとネイマールのヘッドなど得点の匂いを感じさせた。そして、その流れで追加点も入ってしまう。

33分に、アウベスがマクスウェルと1対1の状況で5秒間ほどコネコネして、左足でクロス。中でフリーのネイマールがヘッドで合わしてバルサに追加点が入る。

その後も無理に攻めないでボールを支配しながら試合を進めるバルセロナは、危なげなく2点リードで前半は終了する。この段階でトータルスコアーが5対1。

後半、軽く流しながら準決勝進出を決める

後半頭からバルサは怪我明けのイニエスタに代えて、シャビを投入。

後半からはパリも少し蘇っていた。パリは試合立ち上がりにバルサ陣内に攻め込んだが、すぐにバルサはパス回しで主導権を奪い返す。

得点差もあり余裕の出来たバルサは、54分にもブスケッツを代えてセルジ・ロベルトを投入する。そして時間も過ぎ点差が開いているため、バルサにも少しのダラケと省エネモードが出てきた。

70分ぐらいからはパリにも一矢報いるチャンスは何度かあったが、枠外に外したりシュテーゲンのセーブで防がれた。

後半はほとんどボケーっと見ていられる試合展開になり、追加点が欲しいと思いながらそのまま後半はほとんど省エネで試合は終了する。

チャンピオンズリーグのベスト8のセカンドレグの戦いにしてはとても楽な試合になったバルサは、体力温存もしながら準決勝進出を決めた。

最後にバルサファンなのであまり言ってはいけないが、セカンドレグのパリのこの試合ほど、対戦相手に脅威を感じなかった試合はなかった。恐らく今シーズン最高に。戦わないパリに拍子抜けた反面、ポテンシャルがあるチームなだけに残念であった。何人かの選手の勝利と逆転をする気がないなら、何しにバルセロナに来たのか分からなかった。面白い試合を期待していただけに、試合と言う点で面白さは少なかった。

試合結果

バルセロナ2VSパリ・サンジェルマン0

得点者

13分ネイマール

33分ネイマール

 
 

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