リーガ第37節 5/17 アトレティコ・マドリードVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWメッシー、ペドロ、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、マテュー、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、シャビ、ラフィーニャ、ムニル
選手交代
79分アルバ→マテュー、81分イニエスタ→シャビ、86分ラキティッチ→ラフィーニャ
欠場者
スアレス(怪我)、マシップ(判断)、バルトラ(判断)、ベルマーレン(判断)、ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)
アトレティコ・マドリード 監督ディエゴ・シメオネ
GKオブラク
DFファンフラン、ゴディン、ホセ・ヒメーネス、シケイラ
MFアルダ、ガビ、マリオ・スアレス、コケ
FWフェルナンド・トーレス、グリーズマン
モヤ、ミランダ、ヘスス・ガメス、ラウール・ガルシア、サウール、ヒメーネス、マンジュキッチ
67分マリオ・スアレス→ラウール・ガルシア、72分アルダ→マンジュキッチ、79分フェルナンド・トーレス→サウール
試合詳細
バルサはスアレス抜きの予想通りのベストメンバー。前線は中央にペドロで、右メッシ、左ネイマールはいつも通りの布陣。アトレティコは左サイドバックにシケイラ起用で、攻撃にも意識したメンバーか。
前半、ボールを上手く回しながら試合を少し有利に進める
試合立ち上がりは結構おとなし目だったアトレティコ。4-4-2でしっかり守備ブロックを作り、バルサのパスをひっかけてからの速攻を狙う為、高い位置からのプレスを強めてきた。
アトレティコの中盤から前の6枚と、バルサの中盤から後ろの7枚とブラボも含め数的有利を活かし、バルサはセントラルの2人が空いたスペースに流れてボールを収めようとした。
バルサがボールを保持してゆっくりとしたペースで試合は進んでいくが、アトレティコはマスチェラーノを狙い目として前線が激しくプレス。5分を過ぎて少しアトレティコペースになる。
7分に、コケのコーナーにホセ・ヒメーネスのヘッドはブラボがファンインセーブ。コーナーが連続するバルサ陣内で数分試合は進んでいく。
11分に、ネイマールとイニエスタの連携からメッシのシュートは、オブラクが正面でキャッチ。13分にはアウベスのクロスにメッシがヘッド、これもオブラクが真正面でキャッチ。
メッシの11分のシュートを皮切りに少しづつバルサペースとなり、アトレティコ陣地でパス回しをしながらチャンスを狙うバルセロナという試合展開になる。
19分には、速攻からペドロのクロスにメッシがダイビングヘッド。このボールはファンフランの手に当たりながらシュートブロックでゴールならず。
20分を過ぎるころから30分まではアトレティコのプレスがはまることもあり、互角の試合展開に。時より中盤のプレスをすり抜けるバルサ、高い位置でボールを奪うアトレティコと、チャンスにはならないが中盤での激しい競り合いが多く見られた。
30分を過ぎるころからバルサペースで試合は進んでいき、33分には角度のないフリーキックをメッシが直接狙い、惜しくもバーに当たった。44分にはアウベスのドライブシュートをオブラクがパンチングでセーブ。
前半はバルサペースが長く、アトレティコに多くのチャンスを与えなかった。バルサは試合の大半をコントロールしながら、どちらも得点を奪えないままスコアレスドローで前半は終了した。
後半、メッシのゴールで逃げ切り、リーグ優勝を決める
後半立ち上がりから前半同様にバルサがペースを握った。時よりアトレティコに押し込まれるも、後半も多くの時間がバルサペースで試合は進んでいく。
初めにチャンスを掴んだのはアトレティコで54分に、速いリスタートから裏に抜け出たトーレスのシュートはブラボが正面でキャッチ。
バルサがパスを回して主導権を握りながら進めていくが、なかなかチャンスは作れない。レアルが先制した情報も入り、この試合勝たないと優勝出来ないと感じ始めた数分後にバルサは先制に成功する。
65分に、アルバの折り返しにフリーで受けたメッシがペドロとの狭いスペースの中でワンツーをし、狭いスペースの中でコンパクトに振ったメッシの左足のシュートは、ゴール右隅に飛んでバルサが先制。
その後も失点しないように速攻で追加点を狙いながら、バルサは慎重に試合を進めていく。
69分に、イニエスタの中央へのパスにネイマールがダイレクトで合わせるが、ゴールの枠から外れた。立て続けの70分に、ハイプレスでボールを奪い最後はメッシからネイマールへ絶妙にパス、しかしネイマールのシュートはゴールのはるか上に吹かしてしまう。77分にはペドロの個人技からの起点で速攻、最後もペドロの個人技からシュートするが、これもゴールの枠外に飛んでしまう。
79分にバルサは高さ対策としてアルバに代えてマテューを投入、マテューはそのままサイドバックの位置へ。81分にはアトレティコファンにもスタンディングオべーションされながらシャビがイニエスタに変わった投入された。
後半はグリーズマンやコケのゴール前でのシュートもあったが、しっかりブロックに入りゴールには飛ばせないバルセロナ。87分にもシケイラのミドルシュートを足にかすめ、シュートはゴールの上を通過した。
試合をコントロールしながら終始試合を進めたバルサが、1対0という最少得点差で勝利を収め、2シーズンぶりの通算23回目のリーグ優勝を決めた。最後はカルデロンのピッチで子供のように、シーズンの頑張りを選手全員で喜びを分かち合い続けた。
試合結果
アトレティコ・マドリード0VSバルセロナ1
得点者
65分メッシ
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