審判に文句、不満を述べても何も意味はない!
代表ウイーク前のマラガ戦にしっかり勝利したバルサだったが、その試合やその前のビルバオ戦でも物議を生みそうなハンドが審判に見逃された事件があった。
今回は「審判は絶対であり、文句や不満を言っても何も変わらない」というテーマです。
■ 目次
PA内の意図的ではないハンドは見逃し!?
サッカーの戦い方が時代と共に変化するように、審判の笛の基準もシーズンごとに徐々に変化するべきだと思う。大きな変化は混乱を呼ぶが、今季のリーガではPA内の意図的でないハンドは反則をとらない判定で統一されて間違いないと思う。
昨季からも主に「ファール数を減らす、カードを減らす、笛を吹く回数を減らして流れを止めない」がスペインの審判には、少しずつ浸透していっているように感じる。これはとても良い傾向だと思う。
現在は転換期で上手くいっていないが、数シーズン後か、スペインの審判団が本気で誤審について考えてくれさえすれば、すぐに改善と統一は可能であろうミッションである。
バルサ不利感のある笛の雰囲気は気にしすぎ
バルサファンの中にはスーペルコパのアウベスのPK献上、リーガ開幕節のハンドの見逃し、マラガ戦でもハンドの見逃しなど、バルサは審判に意図的に厳しい笛が吹かれていると感じているかもしれない。現にスーペルコパからの4試合では、マドリッド在住の審判が3人笛を吹いているのも怪しいが・・・。
しかし、それは自分達でコントロールできない部分なので気にしすぎだろう。シーズンの長い間を見ればPKを取られない場面は何度もあり、それがたまたま連続で起きているだけだと思った方が良い。
審判の笛は確かにとても気になる部分だが、サッカーの試合におけて最重要な部分ではない。どちらかというと自分達のプレーの改善を考えるだけで十分であり、審判に不利な判定を喰らったから負けているというのは言い訳にしか聞こえないのが現実である。
ピケが悪い例として、不満は述べないのが一番
もちろん試合に出ている選手だけでなく、試合観戦していサポーター達も1プレー1プレーの判定にはとても敏感になっている。1つのファール、1つのインプレー、1つのコーナーキックなど、細かいプレー1つでも審判に文句を言いたくなる気持ちはとても分かる。
しかし、審判に対して熱くなって文句や不満や抗議を言ってたとしても、主審が判定を覆すことはほとんどない。ビデオ判定があれば話は違うのだが、その実現にはもう少し時間がかかりそうである。
変に抗議するとピケのように退場になってしまうこともある。正直ピケが副審へ暴言を吐いたとは思えないが、審判の報告書が今では何よりも信頼されるものであり、それを覆すことも難しい。
どれだけ自分達に不利な判定やムカつくような判定が続いたとしても、ただ我慢してプレーに集中するのが最も勝てるチームになると自分は確信している。試合に負けて審判の判定に文句を言うのは口は悪いが、「負け犬の遠吠え」にしか聞こえず、そんなバルサの選手達を見たくないというのもある。
昔のペップの言葉を借りれば、「審判の判定が響かないほど自分達が圧倒して勝利すれば良いだけ」というメンタルで試合に挑まなければいけないだろう。
これからも有利や不利な判定はあるだろうが、それを試合中や試合後も引きずらずにプレー、そしてサポーターは応援しなければいけない。サポーター同士での審判への文句は、1つの話のネタなので別にしても良いとは思うが(*^▽^*)
ハズレの審判を立て続けに引かされたり、
補強禁止の前半戦に厳しいマッチメイク(おまけに期限前日に+1試合)を組まされるのもひとえに現フロントに政治手腕がなく舐められているのでは。