バルサBのカンテラ選手達の運命は現実問題残酷だ!?
昨日の国王杯(コパ・デル・レイ)ベスト16のセカンドレグのエルチェ戦でバルセロナは主力を休まして、日頃試合に出ていない選手やバルサBの選手を多く起用した。
セルジ・ロベルトやラフィーニャなどのプレーには目を見張るものがあり、主力扱いは出来なくても多くの試合に出場させるべきと思ったバルサファンは多いだろう。
全体的にパフォーマンスは良く、将来のバルサに残ってほしいと思っているカンテラ選手はファンの中では数多くいるだろうが、現実は違うものだ。
今回は少し寂しいテーマになるが、カンテラ選手の現実的な将来についてのテーマです。
■ 目次
続々トップチーム契約するがその先は・・・
近年では契約の条件もあり、トップチーム昇格の契約をするバルサBの選手は増えてきている。しかし、実際バルサのトップチームで活躍している選手はごくわずかである。
バルセロナでの活躍は難しく、近年バルサからレンタルに出された選手はテージョ、クエンカ、デウロフェウ、デニス・スアレス、フォンタスなど数を上げたらキリがなくなる。
現在ではバルサから移籍して他のチームで活躍している選手もたくさんいる。トップチームの試合に出場するカンテラ選手が出てくるたびに、そのカンテラ選手に期待を持つバルサファンだが、その期待に応える選手はごく一部である。
バルセロナのトップチームで活躍するカンテラ選手と、バルセロナから出されたカンテラ選手では結果的に、どれだけ成長したかという所で差が出る。
その差はバルセロナのトップチームの試合にどれだけ出場したかによる所が大きく反映している。
怪我人などの状況でトップチームの試合に出場する選手もいれば、監督のお気に入りとして多くの試合に出場する選手もいれば、実力でスタメンを奪う選手もいる。
上記の国王杯のエルチェ戦のように、半分消化試合となっている試合にバルサBの選手が呼ばれることもある。
これらは運の要素がとても大きく反映されてしまう。ペドロやブスケッツのように監督(グアルディオラ)が辛抱強く起用してくれることもあれば、監督交代によって戦力に数えられない選手も出てくる。
限られた出場時間の中で光るプレーや活躍した選手だけが、バルセロナのトップチームに残ることが出来る。
現在のバルサBでトップチームに残るのは2人かも!?
話は戻って国王杯のエルチェ戦に出場したバルサBのカンテラ選手は、グンバウ、アダマ、ムニル、ハリロビッチの4選手である。ムニルは結構試合に出ているから除いたら3選手になる。
この3選手の中で将来のバルサのトップチームに残れるのは何人になるだろうか。グンバウは初耳であったが、アダマやハリロビッチは結構バルサBの中でも有望株としてバルサファンに知られている。
他にはDFのイエ、MFのサンペル、FWのドンゴウなどの有望株もバルサBにはいる。しかし、現実問題バルサのトップチームに残れるのは2人ぐらいだろうと私は思っている。しかもその2人は自分の中でこの選手だと言い切れるほど自信もある。(選手名は決して言わないが)
来シーズンのカンテラ選手の新顔は例年より多くなる!?
レンタルからバルセロナに帰ってくる選手もいる中で、来シーズンのバルセロナのトップチームに定着するカンテラ選手の新顔は多くて3,4人になるだろう。
これは移籍禁止処分によって選手の獲得が不可能だからである。移籍禁止処分がなければ、多くて2人ぐらいしかカンテラ選手のトップチーム定着はないと思っている。
それだけバルサのトップチームは狭き門であり、ごく少数しか通ることは出来ない。その為、カンテラ選手にはこれからも大きな成長に期待したい。
個人的には選手の獲得をもっと抑えて、カンテラ出身の選手がもっと増えれば嬉しいが、現実問題勝ち続けながらのその実現は難しいことも理解できる。
バランスが難しく、どっちを優先しても何か文句が出てくるかもしれない( `ー´)ノ