国王杯ベスト16 2nd 1/15 エルチェVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKシュテーゲン

DFモントーヤ、バルトラ、マテュー、アドリアーノ

MFグンバウ、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ

FWアダマ、ムニル、ペドロ

リザーブメンバー

マシップ、ピケ、ドウグラス、ディアグネ、エドガル、ハリロビッチ、ラキティッチ

選手交代

61分モントーヤ→ドウグラス、61分アダマ→ハリロビッチ

欠場者

ベルマーレン(怪我)、シャビ(怪我)、ネイマール(怪我)、ブラボ(判断)、マスチェラーノ(判断)、アウベス(判断)、アルバ(判断)、ブスケッツ(判断)、イニエスタ(判断)、メッシ(判断)、スアレス(判断)

エルチェ  監督フラン・エスクリバ

GKマヌ

DFペラル、ロンバン、ペレグリン、アルバカル

MFヒメーネス、ガルベス、パシャリッチ、フランコ

FWコロ、エレーラ

ポル、ロコ、シスマ、アーロン、アドリアン、ファジル、トラオレ

61分パシャリッチ→アドリアン、68分ガルベス→ロコ、79分ペレグリン→ファジル

試合詳細

スタメンの選手の多くが招集されなかったことにより、日頃ベンチの選手やバルサBの選手が出場した。バルサBからはグンバウ、アダマ、ムニルの3選手が先発出場。他はある程度予想通りのメンバーであった。

前半、試合をコントロールした二人のMF

エルチェのホームスタジアムであるマルティネス・バレロは、横長の縦が短めのスタジアムであった。その為、横のサイドを広く使うバルサにとっては、パス回しがしやすいスタジアムである。

エルチェは4-4-2のシステムで、今までの対戦とは違い5バックを採用しなかった。その為、前からガツガツプレッシャーをかけてくるかなと思っていたが、ふたを開けてみればある程度引いてからのプレスは、今シーズンの戦った2試合と大きく変化はなかった。

しかも、逆転が不可能と思っているのか選手一人一人の圧力はとても弱かった。エルチェのファンの観客も少ないせいか、大きな声援がなくエルチェが盛り上がるシーンはほとんどなかった。試合時間が現地の22時というのも客の入りに悪影響だったが。

バルサはいつも通りの4-3-3で、そんな圧力のないプレスは意に返さないかのように、中盤のラフィーニャとセルジ・ロベルトが試合をコントロールする。ボールを持っては取られず、前線の選手にパスを供給しまくった。

エルチェのサイドバックの裏もとることに何回も成功しており、エルチェ側からすれば何処でもボールを奪うポイントはなかった。また久しぶりの試合のせいか、やる気とアピールに燃えるバルセロナの選手達は動きがとても機敏で軽かった。

決定機は7分のアドリアーノのシュートだけだったが、試合をコントロールし危なげなく試合を進めるバルサが、意外!?な形で先制点を奪うことに成功する。

21分にアダマの決定機になりそうなカウンターのプレーをファールで止められ、そのフリーキックをインフロントキックで右上に鮮やかにマテューがボールを蹴り込んだ。ストレートの弾丸シュートじゃない所が、結構バルサファンには以外!?。バレンシア時代には見たことあるようなないような・・・。

その後も試合をコントロールするバルサが、得点を奪うのは必然にも思えるように追加点を奪う。40分にセルジ・ロベルトの左足のミドルシュートが綺麗にサイドネットに突き刺さる。こんなミドルシュートがセルジ・ロベルトにあるとは(*^▽^*)

すぐさまの42分にもムニルが倒されて得たPKをペドロが落ち着いてキーパーの逆を取って3点目。ムニルの倒されたシーンはファールじゃないような・・・エルチェにはアンラッキーだった<(`^´)>

ゲームを完全に支配し3得点も奪い、選手達の意欲的なプレーもあり、文句の付けどころのない前半が終了した。

後半、中だるみはあるもののきっちり仕上げた

後半立ち上がりから5分間は、エルチェによるバルサラインの裏へのボールがとても脅威であった。裏への反応が悪いバルサのバックラインは、何回か危ないシーンを作られた。バルトラとマテューのコンビの連携の悪さや、モントーヤの裏のスペースの意識と守備の軽さが問題であった。

対するバルサもチャンスを何回も作っていたが、得点を奪えなかった。そんな時間が過ぎ、なかだるみが起こる時間に個人的な最大注目選手のハリロビッチと、バルサファンからは諦められている!?ドウグラスが交代でピッチに入ってきた。

バルサの選手達も個人プレーが目立ち、ドリブルやシュートの意識が高くなったことによりチームとしてのチャンスは減り、このまま試合が終了で後味が少し悪いと思っていたら、この試合最後のゴールは生まれた。

ロスタイムの91分に、ドウグラスのオーバーラップからのクロスにアドリアーノが走り込んでヘディングで合わせた。私の好きな解説者がよく使う例えの「ショートケーキの上にイチゴが乗りました」的なゴールであり、気持ち良く試合終了の笛を聞くことになった。

ファーストレグとのスコアを合わし、トータルスコア9-0でバルサは国王杯ベスト8進出を決めた。

次の対戦相手は、レアルを破ったアトレティコとの対戦カードになる。来週と再来週のミッドウイークに立て続けに試合は行われる。

試合結果

エルチェ0VSバルセロナ4

得点者

21分マテュー

40分セルジ・ロベルト

42分ペドロ

91分アドリアーノ

 
 

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