15/16リーガ第8節 10/17 バルセロナVSラージョ 試合結果

試合結果

バルセロナ5VSラージョ・バジェカーノ2

得点者

14分ハビ・ゲラ(ラ)

21分ネイマール

32分ネイマール

68分ネイマール

70分ネイマール(スアレス)

76分スアレス(ネイマール)

86分ホサベド(ラ)

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マテュー、アルバ

MFブスケッツ(C)、ラキティッチ、セルジ・ロベルト

FWサンドロ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、マスチェラーノ、ドウグラス、アドリアーノ、グンバウ、ムニル

選手交代

55分サンドロ→ムニル、76分ブスケツ→グンバウ、77分アウベス→ドウグラス

欠場者

ベルマーレン(判断)、ラフィーニャとイニエスタとメッシ(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)

 

ラージョ・バジェカーノ  監督パコ・ヘメス

4-2-3-1

GKトーニョ

DFラト、ジョレンテ、ゼ・カストロ、ナチョ

MFトラスホーラス(C)、ホサベド、ラス・バングラ、エベルト、ベベ

FWハビ・ゲラ

ファン・カルロス、カンポス、ドラード、ミク、バエナ、エンバルバ、マヌーチョ

46分ナチョ→ドラード、71分ベベ→エンバルバ

試合詳細

バルサのスタメンはマスチェラーノに休養が与えられた以外は、大方の予想通りのメンバーを揃えた。前線にはムニルではなくサンドロがスタメンを張った。

前半、ネイマール独壇場の45分間

ラージョは予想通り前線からプレスをかけ、攻撃もつないできた。対するバルサも同じ戦法であり、お互いに真っ向勝負で試合は進んでいく。

しかし、チーム戦術うんぬんの前に選手の質で高いバルサの方が試合を優位に進めていった。特にパスをつなげる時やカウンター時に、精度の高さや個の力を感じる試合となる。

6分に、中盤でつないでいる間にラキティッチが飛び出し、セルジ・ロベルトがダイレクトでスルーパス。完全にラージョGKのトーニョと1対1になったが、シュートはトーニョの右足に弾かれた。9分にも、トーニョのキックミスを奪って一気にゴール前のスアレスへ。ダイレクトで放ったシュートはまたもトーニョの右足に止められた。

チャンスを作り優位に進めていたバルサだったが、1つのショートコーナーで失点してしまう。

14分に、ショートコーナーでつながれてフリーでベベがゴール前にクロス。飛び込んだハビ・ゲラが合わしてラージョが先制。

試合自体は優位に進めていたバルサだったので、特に落ち込むことなくこのまま試合を進めていった。その中ですぐに同点に追いつくことに成功する。

20分に、ネイマールがPA内で切れ味ある速いドリブルをした所に足を引っかけてしまい、バルサにPK。ネイマールがワンステップの助走で落ち着いて左に決めて、バルサが1対1の同点に追いついた。

24分に、ブスケツのスルーパスにサンドロが裏に抜けるも、左足のシュートは吹かしてしまいシュートは明後日の方向に。27分にもカウンターからネイマールが左足でシュートを放つが、シュートは枠を捉えなかった。

31分に、ネイマールがまたPA内でドリブル。ラージョDFの股を抜いて抜け出すところに足をかけてしまいバルサにまたもPK。2度目のPKもネイマールがワンステップでトーニョの逆の右に放ち、バルサが勝ち越しのゴールを得た。これでスコアは2対1に。

この後も攻めるバルサに、ラージョはいつの間にやら攻撃時には3バック気味で攻撃し、守備時には4バックに戻る変則的なシステムを採用して対抗してきた。

40分に、ネイマールの折り返しをセルジ・ロベルトがダイレクトでミドルシュート。コースを突いたシュートは、トーニョに横っ飛びで弾かれた。

前半はバルサの1点リードで終えたが、チャンス数ではバルサが圧倒していた。もっと得点が欲しかったと感じる45分間であった。チャンスシーンや優位に進めたのはほとんど個の力の優位性がもたらしたものであり、チームとしての出来ならほぼ互角の前半であった。

後半、追加点を決めてなんとか安心の勝利

後半からバルサに動きはなかったが、ラージョはCBを交代で1枚入れたことでシステムを完全に3-4-1-2気味にしてきた。そんなラージョの攻める勢いにバルサは主導権を握られた。

47分にラージョ、ハビ・ゲラが裏に抜け出しブラボと1対1に。コースを突いたシュートに、ブラボが反応してセーブして難を逃れた。49分にもラージョ、立て続けに至近距離からのシュートをブラボが飛び出して体に当て、ラージョにゴールを与えない。

その後も55分ぐらいまで攻められたバルサだったが、徐々に攻めようとするラージョの後ろのオープンスペースを付いた攻撃が目立つようになる。1点差でヒヤヒヤする場面が多かった後半だったが、この試合最も目立った男が試合を決める追加点をまたも決めてくれる。

68分に、ネイマールが中央のスアレスへパスをしスアレスが強烈なミドルシュート。トーニョが反応し弾くも、こぼれ球をネイマールが押し込んでバルサが追加点を得た。

70分にも、ラージョから奪ったボールをダイレクトでスアレスへ。スアレスが裏に抜け出しトーニョと1対1になっていたが、横に並走するネイマールへパスをして、ネイマールがゴールに押し込んでバルサが立て続けに追加点を得た。これでスコアは4対1に。

76分にも、ネイマールからプロアウェイしてファーサイドに動いているスアレスへパス。スアレスがしっかりミートしてゴール。

これで一気に勝負を決めたバルサは選手を休ませることに成功した。その反面勝負が決まったと感じていたのか、前線の選手の守備の怠慢さが目立ち後方の7人が必死に守る試合になっていた。その後はラージョの攻撃を自陣で防ぐ試合展開となっていた。

86分に、ホサベドがクロスのセカンドボールを拾ってゴールに蹴りこんだ。ラージョにとっては次の試合につながる1得点だったかもしれない。

最後に後味の悪い失点はしたものの、5対2という久しぶりの大量得点で勝利した試合となった。代表ウイーク後で疲れている代表選手もいたとは思うが、その中でも戦う姿勢はある程度見せれた試合であった。勝ち点3を得れて、何とか次につながる試合になった。

 
 

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