《疑問》サンペルは中盤のアンカーではなく、セントラルで起用すべき?
コメント欄に疑問点があったので回答します。
「レト」さんより
15/16CL第6節 12/9 レヴァークーゼンVSバルセロナ 試合前の注目ポイントに対して
「サンペールはトップチーム相手では毎回のようにロストしているので、本職のアンカー起用ではむしろトラウマを植えつけられる嫌な予感しかしません。多少持ちこたえられるグンバウをアンカーにする気がします。」
「レト」さんいつもコメントありがとうございます。
見解・回答
一応予想では順番的に中盤のセントラル起用での予想でしたが、自分のサンペルの起用ポジションの希望は中盤のアンカーであります。
・実績では確かにセントラルの方が上かも!?
今季の公式戦ではサンペルのトップチームの出場は、国王杯のビジャノベンセ戦の2試合とリーガのソシエダ戦の後半の45分間の出場だったはずです。国王杯の1戦目とソシエダ戦ではアンカー、国王杯の2戦目ではセントラルでのプレーだったと記憶しています。
確かに結果から見ればアンカーで起用するより、セントラルでプレーしていた方が良いプレーをしていたように見えました。国王杯の1戦目のボールロストの仕方や回数を見れば、危なっかしいアンカーの選手だと感じて起用は難しいでしょう。
・本職とタイプ的にあくまでも中盤のアンカー
しかし、サンペルのパスをシンプルに左右や縦に回すプレースタイルからして、適任ポジションはやはりアンカーの位置だと感じます。バルサのカンテラ時代も恐らくアンカー起用が1番多いはずですし、本職はやはり中盤のアンカーと言って間違いないでしょう。
「レト」さんが以前にもコメントに書かれていたように、サンペルのフィジカル問題はとても深刻な状態です。トップチームの選手とのフィジカルコンタクトとは圧倒的な差があり、サンペルの現状のテクニックや体の使い方だけでカバーできる範囲を超えていますね。
また、中盤の守備のポジショニングではアバウトなポジション取りが多く、後方の相手FWや周りの状況を確認せずに、ボールを見ながらの視界に入る150度ぐらいで守っているのも大きな課題であります。守備は基本、全般的に課題なんですが( ̄▽ ̄)
サンペルの現状の良さを考えた場合、長短のパスを足を大きく振らなくても通せるキックが最大の武器でしょう。さすがにバルサのカテゴリーをしっかり上がってきただけあって、パスではとてもレベルの高いものを持っていると思います。精度と安定感がもう少し出ればあまり言うことがないぐらい。
・よりプレッシャーの少ない位置で起用する方がパスを通しやすい!
サンペルが中盤のセントラルでプレーした場合、相手のプレッシャーをアンカー時より強く受ける可能性があり、今のフィジカルではもっとボールロストするのではないかと思います。確かにアンカーの位置でボールを奪われれば失点のリスクが高くつきますが、このレヴァークーゼン戦では負けても特にリスクはありませんし。
それよりも中盤のアンカーでプレーさせてあげて、少しでもサンペルがパスを通しやすい環境を作ってあげて、サンペルに少しでも自信を付けさせてあげたいというのが自分の意図であります。
サンペルのアンカー起用はチームの観点から見たらボールロストではリスキーであり、セントラルにおいてグンバウを後ろに置いた方がリスクは減らせるかもしれません。
でもこのレヴァークーゼン戦という結果より内容を見る試合に限っては、本職であるアンカーで起用して、サンペルに力試しをさせてあげたいというのが、サンペルの成長にとっては重要かなと思います。
難しいし正解の答えはありませんし、もしかしたらセントラルで活躍する可能性もあるのでそこまで強く言えませんが、レヴァークーゼン戦はカンテラ選手には力試しと自信を付けさせてあげたいというのが1番必要なことだと思います。
逆にボコられて自信を無くす可能性もあるかもしれませんが、その時は相手が強かったと出直せば良いでしょう。レヴァークーゼンが相手ならアンカーでもセントラルでも、プレッシングはそこまで変わらず厳しいと思うのでプレスの強さに大差はないかもしれませんが、その中でもサンペルの活躍に期待したいですね。サンペルどこでプレーしても頑張れ( `ー´)ノ