セルヒオ・ブスケツなしの中盤のメンバーはどうなる?(もしも話)

国王杯準決勝の対戦相手であるイエローサブマリンを沈めて、苦しみながらも国王杯決勝進出を決めたバルセロナだったが、その試合中に一番心配させたのは、ブスケツの右足首の靭帯の怪我だった。

ハーフタイムにこれからの中盤のアンカーを誰が務めるか考えた人もいたのではないだろうか。あいにく怪我自体は軽傷らしく、リーガ第26節のラージョ戦は欠場だが、その後は回復次第なので心配はいらないだろう。

今回は「たらればの話」で、ブスケツがいなくなった中盤の構成がどうなるかのテーマです。

本職であるマスチェラーノが第一候補

現状況で今シーズンは、ブスケツ以外で中盤のアンカーで起用されているのはマスチェラーノと、バルサBのサンペルだけである。

元々レベル的に代えの効かないブスケツであり、恐らく99%以上のバルセロニスタがスタメンを考えても、ほぼ全てのメンバーに入ってくるだろう。

サンペルがこの重要な時期で試合に出ることは考えにくく、バルサBの成績(現在22チーム中19位)もあまり良くないので、Bチームの専念で間違いないだろう。

一番手っ取り早くポジションを埋めれるのは、本職のマスチェラーノになるだろう。経験も豊富であり、守備なら言うことはなく、攻撃でも精度の高いパスを誇っている。なんとか大きな問題にはならないだろう。

ルイス・エンリケが就任してから、マスチェラーノの中盤のアンカー起用は現に増えてきている。対戦相手のカウンターが強く速いチームほど、マスチェラーノの中盤の起用の頻度は多い。

アンカーのローテーションメンバーがいない!?

マスチェラーノ起用である程度の試合はいけそうだが、バックアップメンバーには不安が残る。考えられるのはラキティッチぐらいだ。

少し昔ならシャビやイニエスタのアンカー起用も考えられそうだが、守備のフィジカルと高さを考えた場合、起用は考えにくい選択である。

ラキティッチ起用でも問題なさそうだが、ラキティッチの特徴を考えたら一つ前のポジションがベストになるので頭を悩ます問題になる。運動量、中盤のカバー、飛び出し、フィジカル、キック精度などを考え、最近のパフォーマンスを見れば見るほどアンカー起用はもったいない気がする。

マスチェラーノの一人に頼りたいが休ませることも考えれば、ブスケツがいないとメンバーの駒が一つ欠ける気がしてしまう。

たらればの中盤の構成と特長

ここからはブスケツがいない場合の、スタメン構成と特徴について考えてみました

1、マスチェラーノ、ラキティッチ、イニエスタ

バランスが良く、ブスケツの抜けた穴をシンプルに埋めた形

 

2、マスチェラーノ、ラフィーニャ、イニエスタ

ラキティッチよりボールの保持率を少し高く意識した形

 

3、ラキティッチ、ラフィーニャ、イニエスタ

攻撃的な3人を並べ、ボール保持率を考えながらも守備でも大きく見劣りしない形

 

4、ラキティッチ、シャビ、イニエスタ

一番バルセロナが攻撃的にいくメンバーで、ボールを支配して試合をコントロールしたい時の形(バルサファンなら一番この形が嬉しいのかも( `ー´)ノ)

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ