禁断の移籍 ロナウドがバルセロナに移籍したら?(もしも話)
今オフのバルセロナは会長選挙、補強禁止処分も含めての移籍話などで盛り上がっており、最近では元レアルのディマリアのバルセロナの移籍話も浮上してきた。
レアルからバルサへの禁断の移籍とされているが、現段階での一番の禁断の移籍となりそうなのがエースのロナウドである。現実では全てを考慮したらありえない話で100%実現しないが、もし移籍してきたらどうなるのだろうか。
今回は「レアルのロナウドが今夏にバルセロナに加入したらどうなる?(もしも)」というテーマです。サッカーだけのテーマに絞っているので、ピッチ内だけのお話にしています。
■ 目次
南米トリデンテからポジションを奪えるのか!?
一番気になるのがロナウドが入った時のメンバーの変更である。現南米トリデンテからポジションを奪えそうな選手は、世界的に見ても数人しかいないように感じるが、ロナウドはその1人のように感じる。
ロナウドの主な主戦場は左サイドであり、ポジションはネイマールと被る。右のメッシは論外としても、スアレスと同じ中央の起用でロナウドが得点力が爆発するいうのも実現しそうな気がする。
スアレスはCFとして超一流で、ポストプレーから飛び出しから何でもできるオールラウンダーの選手である。実力だけでなく得点力でも高いものがあり、現CFでは世界で1番手に近い選手なので外すのは難しいだろう。周りに気も使えるし。
やはり現段階の実力だけで言うなら、ロナウドがポジションを争えそうなのはネイマールだけになりそうである。
ネイマールVSロナウドは?
ネイマールは若く毎年成長しており、今期も得点力や飛び出しやカウンターでバルサに大きく貢献した。ドリブルが活きる場面も増えてきており、どんどん吸収して将来的にトップクラスの選手になるのは間違いないだろう。
対してロナウドはここ数シーズンほぼメッシと同じ得点力を誇っており、得点力だけならメッシを超えるかもしれない。高さというヘディングでも得点を奪える。カウンターが得意であり、飛び出しやフリーランニングの動きは超一流である。ドリブルなどで抜く場面は減ってきており、近年はフィニッシャーの役割に偏りがちではある。
現段階でのネイマールとロナウドを比較した場合、得点力ではロナウド、チャンスメイクでは少しネイマールといった印象を受ける。ネイマールは成長過程であり、ロナウドは年齢からくる下降気味と言って間違いない。
他の能力の細かい所も挙げれば、ロナウドよりネイマールの方が優れている部分が多少なりともあるだろう。しかし、得点力だけでは圧倒的にロナウドの方が上と言えるのも事実である。
将来を考えずに数シーズンだけならロナウド推し
多くのバルサファンはネイマールを起用するかもしれないが、数シーズンだけなら間違いなくロナウドを起用する方が勝てるチームになるだろう。
細かい話ではなく、得点力で圧倒的にロナウドは怪物である。もしメッシ、スアレス、ロナウドの息が合えば、シーズンをフルに戦えば150ゴールを超す可能性もあるように感じる。ネイマールもバルサで得点をよくとってはいたが、ロナウドなら得点数だけでもっと伸びていただろう。
現戦力だけならネイマールよりロナウドの方が、スコア的に反映される可能性が高くなるだろう。ネイマールよりロナウドの方がより決定的な選手ということである。
もしロナウドがバルサに加入したら、将来のマネージメントや選手やクレの気持ちを無視して強いチームを作るなら、ネイマールよりロナウドになるのは間違いないだろう。
ロナウドがレアルに残っている限り、バルサとレアルの異常な高い次元のライバル関係は数シーズン続くだろう。また、メッシとロナウドの得点数でもライバル関係は続きそうである。