《質問》2018ロシアW杯でのスペイン代表、アルゼンチン代表、優勝予想は?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『いよいよワールドカップ開幕が近づいてきましたね。
せっかくなのでバルサと関係ないですけどワールドカップ関連で質問したいと思います。4年に一度ですし、番外編もたまにはいいんじゃないでしょうか^^
1.「スペインは優勝を狙える?」CBの連携やセルヒオ・ラモスが退場しないか不安ですね・・
2.「アルゼンチンはグループリーグを無事勝ち抜けられる?」
グループDはクロアチアに加え、そのクロアチアを抑え首位で予選を突破したアイスランドと昨年の親善試合でアルゼンチンに4-2で勝ったナイジェリアもいます。なかなか厳しい相手ばかりですね。
3.「ずばりバケンジさんが予想する優勝候補は?」
ブラジルが優勝候補筆頭と言われていますが、バケンジさんはどうでしょうか?』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
気付けばロシアW杯が始まっていたので、W杯の質問を優先して回答しています。
日本代表の初戦の前には、日本代表についての記事も書くつもりです。お楽しみに^^
■ 目次
見解・回答
1で「スペイン代表はロペテギ監督の電撃解任があっても優勝候補!」
2で「アルゼンチン代表はグループ突破しても厳しい戦いになる」
3で「安定感抜群のブラジル代表が優勝の可能性が高い!?」
4で「まとめ」
について書いています。
1、スペイン代表はロペテギ監督の電撃解任があっても優勝候補!
・スペイン代表の2つの心配点「CBの連携、団結しているか」
まずスペイン代表についてで、つい最近になってロペテギ監督が電撃解任されて僕も驚いています。
そのスペイン代表の心配な点は主に2つです。
まず1つ目は、CBの連携です。
ピケとセルヒオ・ラモスのCBコンビは個人的にやめるべきだと思っているので、セルヒオ・ラモスが中心ならピケを外してナチョやアスピリクエタを起用したほうがいいと思います。
レアル・マドリーの守備陣で守れんのか!?と正直思っていますが、セルヒオ・ラモスの評価は高いですから。
(セルヒオ・ラモスの高い評価は理解できないんですけどね^^;)
2つ目は、チームが団結しているかです。
スペイン代表の場合は団結するかが心配な点で、ロペテギの電撃解任によって選手がばらばらな方を向いてしまうか心配です。
スペイン代表は経験値ある選手がそろっているので、監督が誰であろうとチーム力に変動はありませんが、さすがにチームとして団結しないとW杯優勝はないですね。
ロペテギ監督の解任が吉と出るか凶と出るかは初戦をみればわかりそうなので、初戦の戦いぶりや選手の表情に注目です。
・ロペテギ監督がいようがいないがスペイン代表は強い!
スペイン代表が優勝候補かですが、もちろん優勝候補です。
僕の中では優勝候補としては2番手という評価です。1番手などはこの下で^^
ロペテギの電撃解任は世間を騒がせていますが、上記の2つの心配点さえなければ優勝候補筆頭に挙げてもいいと思っています。
CB問題は絶対にムリだと思うので、2番手という評価です。
2010年に優勝したときほどチームに安定感も爆発力もないと思いますが、それでも国同士の戦いでは勝てるだけのチーム力があります。
選手たちのクオリティも申し分ないですし、スペイン代表が優勝してもサプライズではないと思います。
2、アルゼンチン代表はグループ突破しても厳しい戦いになる
・グループリーグは首位通過のはず・・・
メッシ率いるアルゼンチン代表ですが、バルサファンの中では最も応援している代表チームなのかもしれませんね。
メッシの悲願のW杯制覇がかかっていますし、アルゼンチン代表でタイトル獲得してほしいですしね^^
アルゼンチン代表のグループリーグ突破ですが、問題なく突破と予想しています。
2勝1分という予想で、クロアチア代表とは引き分けですかね。
さすがにアルゼンチン代表がグループリーグで敗退するとは考えにくいので、首位通過とはいかないまでも突破はすると思いますよ。
決勝トーナメントにいってからは、アルゼンチン代表が勝つだけの確信めいたものはありません。
アルゼンチン代表は優勝候補にギリギリ入るくらいのチームだと思っているので、優勝するには運も味方しないと難しいと思っています。
・守備面に不安があるアルゼンチン代表
アルゼンチン代表と言えば前線に豪華なタレントをそろえていますが、DFとMFは寂しい。
DFとMFだけで言えば、トップ5どころかトップ10にすら入らない選手の顔ぶれという印象です。
前線の選手を多く起用すれば守備する選手が減りますし、守備面にはどうしても不安が残ります。
4-3-3で中盤に守備的な3人を配置するのか、守備的な2人+攻撃的な1人を配置するのかわかりませんが、守備を強化するなら前線の選手たちも守備に参加しなければいけません。
前線の選手が守備をすれば攻撃の体力が奪われるので問題ですが、アルゼンチン代表はこれくらいしないと優勝できない印象です。
メッシも状況次第では守備ブロックに入る必要があり、バルセロナとは意識を変える必要がありますね。
・攻撃面でもメッシをどう生かすか不安
といって攻撃で不安がないかと言えば、攻撃面でも不安な点はあります^^;
中盤でボールを前に運べないという問題点は顕著で、メッシが前線に残ればメッシまでボールが渡らない可能性は大いにあります。
メッシが下がれば前線は手薄になりますし、なかなか考え物のチームですね^^;
サンパオリ監督はメッシを生かすためにバルセロナに近いサッカーを目指しているようですが、正直やり方を変更したほうがいいように思います。
・メッシではなくディバラを生かすためのアルゼンチン代表にするべき
ここからは完全に主観でアルゼンチン代表の戦い方を書きますが、アルゼンチン代表で活躍してほしい選手はメッシではなくディバラだと思っています。
どう考えてもメッシにはマークが集中し、中央のスペースを消されてバルセロナに近い活躍はムリだと予想。
そこでメッシには中盤でゲームメイクやチャンスメイクに徹し、フィニッシュのところはCFやディバラに任せた方がいいと思います。
ディバラのPA付近での決定力は間違いないですし、ミドルレンジならメッシに近いレベルだと評価しています。
システムも4-3-3というよりも4-2-3-1に変更し、前線の4枚をメッシ、ディマリア、ディバラ、イグアインで構成すべきだと思います。
メッシとディバラはイグアインの後ろでプレーし、本来メッシが入っていくスペースはディバラが活用し、メッシはより後方でパスをさばく役割が僕の考えです。
CFはアグエロがいいのですが、ディバラのことを考えてユベントスでコンビを組んでいるイグアインを起用し、ディバラに活躍してもらうことをミッションにすることで、優勝に近づくのかなと思います。
サンパオリ監督がこれまでディバラとメッシの併用をしてこなかったので難しいですが、アルゼンチン代表はメッシを生かすという戦い方だけでは優勝に手が届かないと予想。
今大会のラッキーボーイ的な存在が必要で、それを偶然ではなくディバラに絞ってみてもいいのではないかなと思っています。
メッシがディバラに「負けたときの責任はすべて俺が引き受けるから、お前はのびのびとプレーして前は頼むぞ!」
みたいにディバラに託しても、ディバラならやってくれるかなという印象です。
個人的には現状のアルゼンチン代表では、試合展開や先制点などの運の要素でしか優勝はないと思っており、自力で勝つ確率を上げるためにもディバラを生かすという戦いができたらなと考えています。
サンパオリ監督はディバラをベンチスタートさせると思うのでこの作戦はムリでしょうが、これまでディバラを起用し続けていたら、この作戦も可能だったのではと思うところですね。
3、安定感抜群のブラジル代表が優勝の可能性が高い!?
・ブラジル代表は頭一つ抜けた強さなので優勝候補筆頭!
ロシアW杯の優勝候補ですが、難しくて予想は当たらないと思いますが、ブラジル代表が一番手ですかね。
守備や走力やフィジカルといったところが強く、安定感抜群のチームという印象です。
ブラジル代表にしてはテクニック面は高いと思いませんが、前線にはコウチーニョ、ジェズス、ネイマールがおり、ベンチにもウィリアンやドウグラス・コスタと試合の流れを変えれる選手がいるので、強いですね。
アウベスが怪我をして欠場するのは残念ですが、そのぶん左のマルセロはガンガン攻撃参加できるかもしれません。
守備はチームとして固く強さもあり、攻撃ではネイマールを筆頭に個で打開できる選手がいてマルセロもいるので、1試合で最低でも1得点は取るイメージがありますね。
たとえスコアレスドローで試合が進んでもネイマールやコウチーニョが一発決めれば勝てますし、ベンチにも強力なドリブラーがいるので得点は取れるかなという印象です。
もしブラジル代表が敗退するならセットプレーで失点して、得点が取れずに敗退ですかね。
ブラジル代表は伝統的にセットプレーが弱く、今のチームもそこまで強くなさそうなので、相手チームはセットプレーから打開してくるかもしれません。
ビルドアップ力が低いという弱点もありますが、国同士の戦いならそんなに大きなダメージにはならないと予想しています。
・スペイン代表とドイツ代表がそれに次ぐ優勝候補
優勝候補の2番手は上記にも書いたスペイン代表で、3番手はドイツ代表ですね。
スペイン代表はレアル・マドリーとバルセロナの混合、ドイツ代表はバイエルン中心のチームなのが大きいですね。
スペインもドイツも選手が良いというのはありますが、連携や団結を考えれば一つか二つのクラブチーム中心に戦う代表チームはやっぱり強いですよ。
代表チームは練習機会が少なく、代表チームだけで新しいことをすることは現状難しいです。
それよりもクラブチームをベースとして戦うことは選手の力を引き出せますし、同じ方向性を向きやすいという団結にもつながると思っています。
そういう意味でスペイン代表とドイツ代表はブラジル代表に次ぐ優勝候補だと予想しています。
・フランス代表、ベルギー代表、イングランド代表についても少し
他の強豪チームについても簡単に触れておきますね。
ブラジル代表、スペイン代表、ドイツ代表、アルゼンチン代表以外の強豪チームです。
個人的にはフランス代表、ベルギー代表、イングランド代表と思うので、この3チームについて少し。
・フランス代表
優勝候補に挙げる人も多いフランス代表ですが、個人的には優勝はムリだと思っています。
アルゼンチン代表よりは優勝する可能性は高いですが、それでも優勝候補に挙げた3チームに比べたら劣りますね。
フランス代表は若いチームということもあり、強豪チーム同士の戦いになったら普通に敗退すると予想しています。
フランス代表が優勝するにはグリーズマンとポグバの活躍がカギで、グリーズマンはいけそうでもポグバが微妙かもしれません。
4年後はめちゃくちゃ強そうですが、現状の若いチームでは優勝は難しいと思っています。
個人的にはベンゼマを招集して、ベンゼマに目を向けさせて若手が活躍するという作戦がいいと思っていたんですけどね^^;
・ベルギー代表
スタメンの選手力だけなら、スペイン代表を超えて一番強いチームとも思っています。
最後尾から前線までトップレベルのタレントが揃っている割には、優勝候補に挙げる人が少ないのはおかしな話ですね。
個人的にベルギー代表は、タレントはいてもそれをまとめる監督が不在で、団結しておらずチーム力としたときにほかより劣っているように思います。
中盤の実力者であるナインゴランは招集外で、監督との不仲という噂があり、監督がチームをうまくまとめれていないんだろうなと予想。
また、良い選手が多すぎることによりチームのエースを決めることができず、前線の選手が勝手なプレーをしている印象です。
アザールかデ・ブルイネをチームの中心にすればいいのですが、それができていませんね。
チーム内でエースを決めるというのは個人的にいいことだと思っていますが、ベルギー代表は豪華な攻撃陣の割に攻撃がなんかフワフワしていますね。
・イングランド代表
選手のタレント力では劣るイングランド代表ですが、やはり強豪チームに入れていいのかなと思います。
優勝は難しくてもベスト4まで勝ち抜ける力はあると思っており、そこまでたどり着くためには2人の活躍が必要不可欠です。
ケインとラッシュフォードで、イングランド代表の勝ち上がりはこの2人の活躍にかかっている印象です。
チームとして団結して守り、ケインやラッシュフォードが得点を決めれば勝てるチームになると思うので、この2人に期待ですね。
4、まとめ
・スペイン代表はロペテギ監督がいなくても団結していれば優勝候補
・アルゼンチン代表はグループは突破できても優勝は運の要素が大きい
・優勝を予想するならブラジル代表
PS.
ブラジル代表を優勝予想するというありきたりな予想ですが、それだけブラジル代表は強い印象です。
代表チームはクラブチームと違って、団結しているかが重要な要素だと思うので、団結すればどこのチームでもベスト8くらいは可能だと思っています。
W杯の優勝国にはバルセロナの選手がいることだけをただ願っています。
今回のロシアW杯はスペイン代表、フランス代表、ブラジル代表、アルゼンチン代表を中心に見る予定です。
日本代表の試合ももちろん見ますが。
西野ジャパンになってハリルジャパンの時よりも興味がわいてきました^^
回答ありがとうございます。私もバケンジさんと同じくブラジルが優勝するのではないかと予想しています。(理由も同じです)
ただスイス戦のようにセットプレーから失点することがあるので他のチームがブラジルを僅差で破り優勝することも可能だと思います。ただドイツが優勝するとテア・シュテーゲンがスタメンから外れたため寂しく感じますね…
個人的にはアルゼンチンを一番応援しているのですが優勝はおろか、グループリーグ突破さえ五分五分かなと思っています。アルゼンチンが決勝トーナメントに進出できるかなんて愚問だと思われたかもしれませんが、クロアチアが1位、アイスランドが2位の可能性も少なくないと個人的に思っています。初戦はチームとして攻撃が機能していないアルゼンチンはアイスランドの堅守を破れず、逆にカウンターでDFが失点し勝ち点を取りこぼし混戦になるのではと思っていました。実際初戦はPKとアグエロがゴ―ロしたシーン以外得点の気配がなく、引き分けました。メッシ1人にボール運び、チャンスメイク、ゴール全てを求めるのはいくらなんでも無理がありディバラに得点を任せた方がいいでしょう。ディマリアも何とかしようとしてましたが、二人に厳しくマークされたので何もできなかったですね。
また、アルゼンチンは日程にも恵まれず、次節でクロアチアと対戦し、アイスランドはナイジェリアと対戦します。仮にクロアチアに敗れ、アイスランドがグループリーグ最弱のナイジェリアに勝てば決勝トーナメント進出はほぼ難しくなるので恐いですね。(第三戦のクロアチア対アイスランドは実力差がそこまで開いておらず、前者はフランス対戦回避、後者は史上初の決勝トーナメント進出になるので引き分けで十分と考えるでしょう。もちろんあからさまに引き分け狙いは見せないでしょうが結果的にそうなるんじゃないでしょうか。)
こういった事態にならないように次節のクロアチア戦で勝利、最低でも引き分けになってほしいのですが、初戦を見た後だと敗戦も考えられるのでドキドキしますね。日本代表の記事も楽しみに待っています。^^
「プラッシー」さん、コメントありがとうございます。
アルゼンチン代表の詳細な情報と試合の情報、
とても分かりやすかったです。
サンパオリ監督がアイスランド戦のようなメッシ100%のチーム作りにするのは驚きで、
なにか策をしてくると思いましたがそのまま戦ってきましたね。
このメッシ100%で勝てるなら南米予選でアルゼンチン代表は苦戦していないはずで、
サンパオリ監督を考えれば残念な手腕という印象です。
マラドーナがサンパオリ監督に怒るのも理解できます。
サンパオリ監督への期待という裏返しの意味があると思うのですが^^;
ディ・マリアが活躍しなかったのが痛かったですね。
元々メッシとの距離感があってパスを何本通せるのか?
という疑念はありましたが、ディ・マリアも対策を取られたんですね。
アグエロの個人技で得点こそ取りましたが、アルゼンチン代表はこのままなら厳しそうですね。
クロアチア代表は中盤から前が強く、相手のビルドアップに対して前から潰してくるので、
メッシにすらボールが入らずに速攻での失点が一番の心配です。
最後はメッシの力かアルゼンチン代表の意地でアルゼンチン代表の勝利を希望しますが、
初戦と同じ戦い方なら引き分けか負けの確率が高そうです。
ラキティッチがメッシとアルゼンチン代表の空気読んでなにかしてくれれば…
なんて変なことも考えたくなりますね^^
試合はやってみないと分からないので、アルゼンチン代表の頑張りと改善に期待です。
ディバラはマジで起用してほしいですけど^^
またのコメントお待ちしております。
これからもよろしくお願いします。