《質問》ネイマール復帰のためのバルサのオファーはバカげている？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『バケンジさん。お疲れ様です。

ナポリ戦を見て、今シーズンが楽しみになりました(^-^)

フレンキー・デ・ヨング。完全に試合を支配してました。名将アンチェロッティも絶賛した彼はポジションは違いますけど、ポスト・メッシになりそうな予感がします。

今年は若い中盤で楽しい試合見られそう(^-^)

 

話は変わりますが、ネイマールにコウチーニョ・ラキティッチ+1億ユーロってバカげてますよね(￣^￣)

今のネイマールにそこまでの価値はないです。パリもトラブルばかりで手に負えなくなったネイマールを譲るのだから譲歩出来ないでしょうか？

僕はネイマールが来てもトラブル起こして、また移籍騒動起こしかねないので、もう破談にすれば良いと思います。』

 

ネイマール獲得のために噂されているオファーについて思うことを書いていきます。

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。

質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答の目次

１、「ネイマール獲得のためのオファーは頭がいかれてる！？」

２、「ネイマールを獲得するなら、ネイマールサイドに厳しい条件を付けるべき！」

３、「まとめ」

 

１、ネイマール獲得のためのオファーは頭がいかれてる！？

・ネイマール獲得のための最初のオファーは選手譲渡（複数）＋高額な金銭…

バルサがネイマール獲得に本格的に動いていそうですね。

バルサの交渉部隊がパリに行っており、バルサが実際にネイマール復帰に動いているのは間違いないでしょう。

 

メディア情報ですが、バルサの最初のオファー内容は

「コウチーニョ＋ラキティッチ＋8000万ユーロ（約１億ユーロ）」

と噂されています。

オファー内容はメディアによって色々あり、

バルサは選手譲渡限定のオファーに絞っているともいわれています。

またパリの要求は「コウチーニョ＋セメド＋１億2000万ユーロ」と予想されています。

 

 

・ネイマールの市場価値は下がっており、最初のオファーから出しすぎのバルサ…

ネイマールの市場価値ですが、パリに移籍した金額の２億2000万ユーロよりも低いと思います。

１億5000万ユーロほどに下がっており、

ピッチ外のもめごとを含めるともう少し下でもおかしくないかもしれません。

 

バルサの最初のオファー「コウチーニョ＋ラキティッチ＋8000万ユーロ」

これをバケンジが思う市場価値に換算すると

9000万ユーロ（コウチーニョ）＋5000万ユーロ（ラキティッチ）＋8000万ユーロとなり、

２億2000万ユーロのオファーを出していると思っています。

 

交渉下手のバルサは自覚していますが、下手すぎて笑いを通り越して泣けてきそう。

最初のオファーから予想以上の移籍金を払おうとするほどバルサは交渉下手ですから、

もしもネイマールを復帰させるならパリの要求額に近い金額を支払いそうです。

 

グリーズマン獲得以上にネイマールのバルサ復帰はファンから求められていないのに、

高額のオファーを出そうとしているバルサの意図を説明してほしいですね。

 

 

・そもそもネイマール復帰がいらないことに気づかないバルサフロントって…

ネイマールのオファー内容について書いてきましたが、

そもそもネイマールのバルサ復帰が不必要だということに気付いてほしい。

 

現FWにメッシ、スアレス、グリーズマン、デンベレという

４人のクラックがいる状況を理解しているのか。（コウチーニョは放出されそうなので）

FWはチームのバランスを考えて多くても３人までしか同時起用が難しく、

現状況ですら誰をスタメンから外すか揉めそうな状況です。

 

また、カンテラのアベル・ルイスやカルレス・ペレスにチャンスを残しておきたいので、

FWの選手層としては少ないですが４人で十分とみています。

中盤を多く起用する4－4－2をバルベルデ監督はオプションとして持っており、

FWの数は少数精鋭で問題ないです。

 

パリに移籍して結果を追い求めることを忘れかけているネイマールが復帰しても、

期待どおりの活躍をしてくれるかは不安な部分が大きいです。

マーケティングやクラブのブランディング強化のために復帰させようとしているなら、

現フロントのクラブ運営の方針そもそもが間違っているように思います。

 

パリにはどうかネイマールをバルサ以外の他のクラブに売却するか、

飼い殺し状態にして内部で問題として抱えてほしいですね。

 

 

２、ネイマールを獲得するなら、ネイマールに厳しい条件を付けるべき！

・パリに多額の移籍金を払うなら、ネイマールの年俸を抑えるのは必須！

もしネイマールの復帰に多額の移籍金がかかるなら、

ネイマール自身の年俸を抑える必要があると思います。

 

市場価値を１億5000万ユーロと推測して、

最初のオファー（２億2000万ユーロ）で獲得したのなら、

差額の7000万ユーロは選手側の年俸を下げるべきだと思います。

 

クラブ運営はFFP（ファイナンシャル・フェア・プレー）の規則ができてから、

金銭の数字面はとても重要になっています。

相手のクラブに多く払う分は、選手側に負担させるのは当然だと思いますね。

 

 

・基本給を下げた出来高多めの年俸を用意し、問題を起こした場合は減額するくらいの給料が望ましい

ネイマールの年俸はパリでは手取り3000万ユーロを超えると言われており、

バルサに復帰して減俸しても手取り2400万ユーロと言われています。

正直バルサから勝手に移籍して、

自分の後悔だけでバルサに復帰をするような選手に対しての減俸としては甘すぎだと思います。

 

バケンジの考えでは基本給1000万ユーロ（手取りではない）、

出来高は2000万ユーロくらいでいいと思います。

ピッチ上で活躍するなら多くの給料を払っても問題ないです。

 

ここにネイマールの場合はいろいろ問題を引き起こす可能性があるので、

ピッチ上での減額項目、ピッチ外での減額項目を明確に作り、

その項目を引き起こしたなら給料から減額するくらいの管理はしたいですね。

 

お金ではなくバルサでのプレーを望むとネイマールが本気で考えているなら、

給料の面は相当厳しく設定していいと思います。

その代わりサッカー選手としてしっかり活躍し、ピッチ外でもプロのふるまいを見せるなら、

スター選手ではあるので多額の給料を払う必要があるでしょう。

 

バルサに復帰したら減額で手取り2400万ユーロの給料とか、

こちらも高額な移籍金なみにバカげている金額だと思いますよ。

 

 

・ネイマール復帰の確率は70％とみており、現実的にバルサに復帰しそう…

といっても、現状でネイマールのバルサ復帰の確率は

70％と高確率に起きると予想しています。

現状のバルサにネイマール復帰は本当にいらないですが、

バルサが本気で動けば実現してしまいそうです…。

 

バルサに復帰すればバルサファンなのでネイマールを応援はしますが、

バルトメウ会長率いるフロントへの不信感はさらに増しそうです。

 

バルトメウ会長は以前、

「我々はメッシの引退後の世代に対する責任感がある！」

というニュアンスの発言を残していましたが、

本当にそう考えているなら任期満了の残り２年間でなにか明確なものを残してほしいですね。

バルサファンが希望していることはカンテラ選手主体のチームだと思います。

その種をまくくらいのことはしてほしいですね。

 

 

３、まとめ

今回は予想以上にネガティブ記事になってしまいましたね。

ネガティブな記事を書きたくはありませんが、

ネイマール復帰に対してはさすがにポジティブな要素はないというのが現状…。

 

チームの現状と将来の視点から戦略面の補強は行うべきで、

FWの陣容が十分そろっているバルサに即戦力のネイマール復帰は微妙ということです。

 

また、金銭面的にもネイマール復帰はクラブ運営を圧迫しますし、

ネイマール復帰におけるフロント陣の動きはどう考えても理解できないということでした。