《質問》ネイマールの役割とプレースタイルはバルセロナとPSGでは違う?

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『質問です!

バルセロナとPSGそれぞれでのネイマールの役割とプレースタイルについて教えて下さい!』

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

1で「バルセロナではダブルエースの2番手、PSGでは絶対的な王様」

2で「バルセロナでもPSGでもプレーに制限はされていない」

3で「まとめ」

について書いています。

 

1、バルセロナではダブルエースの2番手、PSGでは絶対的な王様

・バルセロナではメッシとのダブルエースながら王様にはなれず

まずネイマールのバルセロナ時代の役割についてです。

ネイマールはブラジル代表のエースで、バルセロナでの役割もエースの役割です。

しかしバルセロナではメッシという絶対王様がいることにより、エースと言っても常にチーム内では2番手という位置づけでした。

攻撃時にメッシの次にボールを集められる選手となり、メッシは中央と右の攻撃を主に担当し、ネイマールは左サイドに固定され左の攻撃を担当していました。

左の攻撃はネイマールに任され、メッシが潰されたときにネイマールの活躍がカギを握るという役割です。

バルセロナではどうしてもメッシの陰に隠れてしまい、トップレベルの選手によくある「チーム内で王様でいたい」というプライドが、バルサから離れた大きな理由でしょうね。

バルサではMSNで一番下っ端ということもあり、チームのバランスの観点から守備の負担を一番求められたのはネイマールです。

これもチームのためにネイマールはよく守備をしていましたが、本心では「守備したくね~」と思っていたのでしょうね。

 

ネイマールがバルセロナで実際にたどった道を見ると

1年目:まずリーガに慣れてバルサのスタイルに慣れた

2年目:遠慮しなくなり好きなようにプレーして活躍

3年目:チーム内の攻撃で2番目の序列を確立

4年目:メッシと肩を並べるほどの役割を任せられる選手へと成長

ここから僕が思い描いていたことは

5年目:メッシとのダブルエースでバルセロナを牽引←今期

6年目:メッシから少しずつネイマールに攻撃の比重が変わる←このシーズンにバロンドール獲得予定^^

7年目:メッシがネイマールをサポートする側に回りネイマール中心のチームへ←2年連続のバロンドール獲得

8年目:ネイマール堕落or移籍と予想

 

・PSGでは王様となり、やりたい放題

PSGでは「チーム内で王様でいたい」という願望通りになり、いまやPSGのエースという役割です。

ボールはネイマールに集まり、チームの多くの選手がネイマールに合わせる形です。

ネイマールもこれを望んでPSGに移籍しましたが、思い描いていたものとは違っていたのでしょう。

フランスのリーグ・アンのレベルはリーガより確実に落ちますし、あとはチーム内で完全な王様になり切れていない印象です。

ブラジル代表のチームメイトはネイマールをサポートしているものの、数選手はネイマールの王様扱いに嫌気がさしているように思います。

ボールが集まるといってもネイマール自身が思うタイミングでパスが来ないこともあり、ここもフラストレーションがたまる原因でしょう。

今夏にPSGからの移籍が噂されていますが、間違いなくPSGは売らないので無理でしょうね^^;

ネイマールのプレーもゴールに向かうシーンが減り、ピッチ外でも集中力を欠いてきた印象で、悪い予想の方向にいっている気がします。

もう一度サッカーに対する情熱を取り戻さないと、ブラジル代表での立場も危うい気がします。

早ければロシアW杯終了後の来期からエース級の活躍することができずバッシングにあい、エースの役割はコウチーニョなど他の選手に移る可能性もあると思います。

 

 

2、バルセロナでもPSGでもプレーに制限はされていない

・バルサ時代からボールを持てば自由にプレーしていたネイマール

次はネイマールのバルサ時代のプレースタイルです。

ネイマールと言えばトリッキーなプレーですが、プレースタイルで分けると完全なドリブラーです。

ドリブルが好きで得意なこともあり、このドリブラーというプレースタイルはネイマールにぴったり。

これはバルサ1年目から移籍するまでの4年間変わらず、ネイマールはボールを持てば自分の好きなようにプレーしていました。

メッシやスアレスに多少の遠慮はありましたが、プレースタイルはドリブラーでボールを持てば自由を与えられていました

 

・バルサでもPSGでもプレースタイルは変わらない

PSGでもドリブラーというプレースタイルで、ネイマールはネイマールです。

これはおそらくどこのチームでプレーしても一緒で、エースの役割を任されようが任されまいが、ネイマールは自分のスタイルを崩すことはないでしょう。

ネイマールは賢い選手なので自分の特徴とチーム内の立場は理解しており、自分のプレースタイルは決して変えることはありませんね。

ネイマールにはドリブラーで自由にプレーさせるスタイルが最も活躍すると僕も思っているので、これで正解だったと思います。

バルサでもPSGでもプレースタイルは変わっておらず、チーム内の立場という役割が変わりました。

 

王様というエースになるとファンからそれだけ期待されるのでハードルは上がりますが、活躍できる選手のレベルだと思います。

PSGではプレーに集中することと、ピッチ外での王様扱いをやめれば、PSGにいながらバロンドール獲得も可能でしょう。

CL優勝が条件ですが、PSGなら2年後には十分可能なレベルにまで成長している印象です。

 

 

3、まとめ

・バルセロナでの役割は2番手のエース、PSGでの役割は王様でエース

・バルサでもPSGでもネイマールのプレースタイルは変わっていない

 
 

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