VAR最大の問題点は未解決のまま、このままなら議論の的になり続ける
リーガにVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が
導入されて2シーズンが過ぎようとしています。
バルセロナの試合にもこれまで数多くのシーンで
VARによって判定が行われてきました。
“結果的に”得することもあれば損することもありますが、
正しい判定が出されるであろうVAR導入に
バケンジは賛成派です。
しかし、常にVARで損をしたと思われる
チームからの批判はやむことがありません。
今回はVAR最大の問題点は未解決のまま
について書いていきますね。
■ 目次
VAR最大の問題点は…解決に少しずつ動くべき
VAR最大の問題点ですが、結論として
「審判(人)が最終的に判断しており、ルールが明確化されていない」
間違いなくこれですね。
VARの導入は、
決定的なシーン(ゴールシーン、レッドカード、PK、ゴールライン)の
判定の手助けになるはずでした。
しかし、ゴールライン以外は議論がやみません。
ゴールシーンとレッドカードとPKに関しては
VARが導入されても最後は審判(人)が判断することに変わりありません。
言い換えれば、審判の判定ですべて決まっているということです。
審判の判定ですべて決まるのは悪くないですが、
VARによって「見える化」に成功しています。
このことにより、
審判のジャッジの基準が問われています。
現状リーガだけでなくサッカー界すべてですが、
あいまいな判定基準があまりにも多く、
審判の主観による判定基準になっていることが問題です。
ファール、ハンド、暴言暴力に対する判定が
主審によって基準がバラバラなのが現状。
前の試合ではノーファール・ノーハンドだったのが、
今回の試合ではファール・ハンドの判定になるのですから
「見える化」したVARの前で不平等に感じるのも仕方ありません。
まずはサッカーのルールを見直し、
ルールを明確化することが求められています。
そして次にそのルールを審判に徹底させることです。
こうすれば判定基準がすべての試合で
統一化されることにより不平等感は圧倒的に減ります。
・ルールの明確化
・審判への教育
この2つがなされない限り、
VARの審判(人)が判断する部分に関しては
議論の的になり続けることになるでしょう。
主審があるチームをひいきしていることはない(はず)!
VARではないですが、
主審について語られるときに
「あの主審は特定のチームをひいきしている」
なんて言われることがありますね。
あるメディアでは
これまでのその主審による特定チームに対する
得した判定集を紹介することもあります。
主審も人間なので応援しているクラブチームはあるでしょう。
審判という立場上それを公に公開することはありませんが、
サッカーが好きだからサッカーの主審という
大変なことをやっているのだと思っています。
しかし、応援しているチームをひいきする判定は
していないとバケンジは考えていますよ。
主審になる人はプロフェッショナルとして
その試合を平等にジャッジしようと
努力していると思っています。
ただ上記にも書きましたがルールのあいまいさが、
主審それぞれの判定基準の違いを生んでいるだけです。
また、主審としての技量や経験も影響しているでしょう。
それは単純に力量(実力)不足と呼べるものです。
意図的に主審が特定のチームをひいきしているのではなく、
“結果的に”そういう判定になっているだけだと思いますよ。
試合をみていて納得いかないジャッジはいくつもありますが、
あまりにもそれに対してナーバスにならないようにしましょう。
それよりもバルセロナが主審のジャッジ関係なく、
勝てる試合内容をみせることに集中した方が
選手たちもファンもいいと思いますよ。
まとめ
VARの問題点は、
審判(人)が判断するルールが明確化されていないこと。
ルールの明確化、審判への教育で解決します。
主審が特定のチームをひいきしていることはない(はず)です。