15/16CL第3節 10/20 BATEボリゾフVSバルセロナ 試合結果
■ 目次
試合結果
BATEボリゾフ0VSバルセロナ2
得点者
48分ラキティッチ(ネイマール)
64分ラキティッチ(ネイマール)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKシュテーゲン
DFアウベス、ピケ、バルトラ、アルバ
MFマスチェラーノ、セルジ・ロベルト、ブスケツ(C)
FWムニル、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
ブラボ、ベルマーレン、マテュー、アドリアーノ、ラキティッチ、グンバウ、サンドロ
選手交代
17分セルジ・ロベルト→ラキティッチ、69分ムニル→サンドロ、72分ブスケツ→グンバウ
欠場者
ドウグラス(判断)、ラフィーニャとイニエスタとメッシ(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)
BATEボリゾフ 監督イェルマコヴィッチ
4-4-2
GKチェルニク
DFポリャコフ、ミルノビッチ、ガイドゥチク、ムラデノビッチ
MFA・ボロジコ、ニコリッチ、スタセビッチ、M・ボロジコ
FWゴルデイチュク、シグネビッチ
ヤブロンスキ、カルニツキー、モゾレフスキ、???
62分M・ボロジコ→カルニツキー、65分ニコリッチ→ヤブロンスキ、79分シグネビッチ→モゾレフスキ
試合詳細
バルセロナのスタメンはマスチェラーノを中盤のアンカーに配置したことで、ラキティッチがお休みでブスケツがセントラルに。CBは怪我から復帰したベルマーレンは出場せず、ピケとバルトラコンビのカンテラコンビをスタメンにした。
前半、久しぶりのポゼッションサッカーで得点だけが欲しかった
試合開始から試合が終わるまで、この試合ではほとんどの時間でバルセロナがボールを保持して試合を進めた。久しぶりにバルサらしいサッカーを見ることになった。
バルセロナはいつものシステムでやり方も大きくかえた様子はなかったが、対戦相手のBATEの戦い方がバルサには良い方向に進んだ。いや、試合をとても簡単にしてくれた。
BATEはハーフライン付近からプレスをかけるもバルサのCBにプレスを一切かけないので、バルサは困ったらCBに戻して何度もやり直すことでボールの保持が簡単になった。また、プレスをかける位置に対して最終ラインが少し低いために、中盤にスペースが生まれやすかった。BATEの1人1人の寄せもバルサにしては厳しいものでもなく、バルサという名前にビビってしまったのかそこまで激しい体のぶつかり合いもなかった。
試合はバルサのポゼッションでほぼハーフコートマッチで試合は進んでいく。そんなバルサが試合開始からどんどんチャンスを作っていく。
3分に、ネイマールが左のカットインからシュートを放つが、BATEのGKチェルニクの正面でキャッチされる。5分には、ネイマールのパスをダイレクトでブスケツがシュートするも枠を捉えなかった。
次はCKからバルサにチャンス。9分に、ネイマールのキックをスアレスがヘッドするもチェルニクに弾かれた。立て続けのCKの10分には、サインプレーでムニルが左足でシュートするが、これもチェルニクに弾かれた。
ボールをキープして危なげないシーンも一切なかったバルサだったが、突如に不幸な知らせがやって来る。17分に、セルジ・ロベルトが鼠けい部を痛めてしまいラキティッチとの交代を余儀なくされた。怪我自体はそこまで深刻なものではないらしい。
ラキティッチが入っても流れは変わらず29分には、FKからファーサイドでブスケツがボレーシュートを放つが、またブスケツのシュートは枠を捉えなかった。
39分には、アウベスのクロスを2列目から飛び出したラキティッチがヘッドするも、ボールは枠外に飛んだ。
チャンスになりそうなシーンはいくつもあり、シュートシーン以外でも何度もバルサの攻撃はBATEの守備に牙をむいた。ただ得点が欲しかったのは事実であり、後半には効率性を発揮して得点が欲しい45分間になると予想された。
後半、ラキティッチ待望のゴールが炸裂で危なげなく勝利
後半に入っても試合の流れに変化はなく、バルサがポゼッションして試合を進めた。そして、欲しかったゴールが今季初ゴールとなるあの男に生まれた。
48分に、速攻からネイマールが左からのドリブルで敵を引き付け、中央でフリーのラキティッチへパス。ラキティッチはトラップして素早く右足を思いっきり振り抜くと、ボールは弾丸ライナーでゴール左上に突き刺さった。
これで楽になったバルサだったが、バルサはとことん攻撃の手を止めなかった。53分には、アウベスからのクロスをネイマールがボレーして惜しいシーンを作った。そしてその勢いそのままに追加点も決めた。
64分に、また速攻気味でネイマールが左からドリブルし、敵を引き付けてファーサイドに走り込んでいたラキティッチにパス。ラキティッチはGKと1対1だったがループシュートで攻略して、この試合の勝負をほぼ決める追加点が生まれた。
これでバルサも攻撃の手を少し止めてボールをつないで時間を使いだした。時間が経過しブスケツを下げてグンバウ投入などをして、少し悪いボールロストや自陣での守備機会が増えたものの、この試合を通してほとんどシュテーゲンが手でボールを触ることはなかった。
試合はそのままバルサの2点リードで終了し、久しぶりのクリーンシートでの勝利になった。また、久しぶりのバルサらしいポゼッションサッカーでの勝利であり、対戦相手のこともあるが危なげなく勝ち点を積み重ねることに成功した。
タグ:チャンピオンズリーグ, 試合結果, BATEボリゾフ
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BANNO