《質問》CL準決勝で対戦の可能性があった3チームとの試合展開予想は?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『なぜリヴァプールだと敗退の可能性が高いのでしょうか??
その予想の3チーム(リヴァプール、レアル・マドリード、バイエルン)でバルサが当たった場合、それぞれどんな試合展開、結果になるか予想して欲しいです。』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
バルサがまさかの敗退でどのカードの対戦も実現はなくなりましたが、回答したいと思います。
■ 目次
見解・回答
1で「リヴァプールのプレスを回避できずにバルサ敗退」
2で「レアル・マドリードとは“打ち合い”」
3で「バイエルンとは“ボール保持できて五分五分?”」
4で「まとめ」
について書いています。
1、リヴァプールのプレスを回避できずにバルサ敗退
・バルセロナの攻守における悪い部分
まず現在のバルセロナのチーム状態の悪い部分のお話で、守備と攻撃に分けて簡単に考えていきます。
守備では中盤の守備ブロックはすぐに陣形が崩れ、2本くらいのパスで突破されることもしばしば。
最終ラインとGKシュテーゲンの頑張りで失点を防いでいるものの、決して褒められる守備ではありません。
攻撃では個の力を頼りに打開しており、チームのパス回しという点ではルイス・エンリケの時からほぼ進歩なし。
相手が前からプレスをかければパスを回せず、ロングボールで回避するしかありません。
攻守に明確な問題を抱えており、対戦相手がこのバルサの弱いところを突いてくればバルサは負ける確率が高くなります。
対戦相手のベストな戦い方は、前からプレスをかけてバルサからボールを奪い、中盤を突破して攻撃を仕掛ければいつか得点が生まれます。
・試合の勝敗予想で考える2つのポイント
まだ話は脱線しっぱなしにしますが、試合の勝敗予想で考えるときに僕は2つのポイントで見ています。
・先制点をバルサが取れるか
・ビハインドになったとしてもバルサがリアクションすれば逆転できるか
ホーム&アウェイだけでなくどの試合でも、この2つのポイントで勝てるか勝てないかを判断しています。
先制点は試合の勝敗において重要な意味を持ち、先制点がどっちのチームに入るかで、試合展開だけでなく最終スコアにも大きく影響します。
全ての試合でバルサが先制できるわけもなく、ビハインドから同点に追いつき逆転しなければいけない状況が、シーズンを通せば間違いなくあります。
この2点からバルセロナと対戦するチームを簡単にシミュレーションして、バルサが勝てるのか、勝率はこれくらいだろうと推測しています。
・リヴァプールのプレスを破れずに高速カウンターの餌食でバルサ敗退
もしリヴァプールと対戦することになれば、上記の2点から考えた時に勝てるのか勝てないのか。
結論から言うと「勝てない、80%の確率でバルサ敗退」というのが僕の予想です。ちなみにローマ相手にバルサが突破する確率も80%予想でした。
リヴァプールはベスト4に残ったチームの中で、選手力だけなら完全に見劣りしていると思います。リヴァプールファンには怒られそうですが^^;
それでもバルセロナ対リヴァプールをシミュレーションしたら、バルセロナ敗退という結論が…。
リヴァプールは「守備から攻撃のチーム」で、チームは基本守備に重きを置いています。
その守備をバルサが破れば攻撃は出ずバルサ勝利と予想するのですが、バルサはリヴァプールの守備やプレスを破れないと思います。
そこからリヴァプールの強みである高速カウンターが発動し、バルサはピンチの連続になると…^^;
さらに先に失点してしまえば試合の主導権を握るのは難しく、そこからさらにリヴァプールのペースにはまると思います。
リヴァプールが前からのプレッシングを止めて中盤で待ち構える守備にしても、バルサはパス回しで引っかかって高速カウンターの餌食。
リヴァプールを自陣に完全に押し込めばバルサに勝機が訪れると思いますが、意図的にリヴァプールを自陣に下げさせることを、今のバルサではできないと予想しています。
リヴァプールもプレッシングをかけ続ければ疲れるので後方に下がる時間帯もあると思いますが、恐らく
「前からのハイプレス:中盤で待ち構える守備:後方に下がる守備=25分:45分:20分」
くらいの時間配分ですかね。
先に失点して後手に回る→中盤でリヴァプールのプレスに制圧されてさらなる失点→取り返せないスコアになって敗退と予想。スコア予想は
1stがアウェイなら0-3、2ndがホームで1-3、(1-6で敗退)
1stがホームなら1-1、2ndがアウェイで1-3、(2-4で敗退)
どちらにしてもバルサは敗退すると思います。
1stレグがホームならイーブン気味の試合時間が長くなり、スコアの差はマシになるという感じですかね。
2、レアル・マドリードとは“打ち合い”
・守備に不安を抱える両チームは、次第にオープンな試合となり打ち合い
次はレアル・マドリードで簡単に。
両チームともお世辞にも守備が強くなく、攻撃すればお互いの守備ブロックでは抑えれないという戦いです。
チャンスやシュートシーンは多くなり、スコアは両チームとも大きく動く試合になると思います。
どちらかがビハインドになり攻撃的になれば試合はオープンなものとなり、あとは決めた方が勝利という試合になると予想。
1stがホームなら2-1、2ndがアウェイなら2-2、(4-3で突破)
1stがアウェイなら1-1、2ndがホームなら3-2、(4-3で突破)
多少バルサファンなのでバルサ勝利と予想していますが、ほぼイーブンでどっちに転ぶか分からないとは思います。
1stは比較的おとなしい試合展開で迫力に欠けますが、2ndの後半あたりから打ち合いになるという予想です。
先制点を取ることも、ビハインドになって巻き返すこともバルサはできますが、それはレアル・マドリーにも当てはまるように思います。
バルサが突破する確率は52%で、拮抗した相手ならこれくらいの数字ですかね。
最後はメッシがレアル相手にゴールを決め、それがレアルとの差になると予想しています。
バルサはロナウドを抑えきれていませんが、レアルもメッシを抑えきれていません。守備がお互い…ですからね^^
精度はメッシの方が上なので、多少バルサ有利と予想すると思います。
バルサが敗退してもおかしくない対戦相手で、決めた方が勝利なので神様頼みなのかもしれませんね。
3、バイエルンとは“ボール保持できて五分五分?”
・バルサがボール保持するもハインケスの手腕が怖いバイエルン
最後にバイエルンも簡単に。
ハインケス監督率いるバイエルンは正直読めないという部分があります。
バルサ相手に戦い方を変更してくる可能性が高いと思っており、どんな戦い方でくるか予想するのは難しいですね。
それでもバルサがボールを保持して試合は進み、バイエルンがカウンター、サイドの突破、ロングボールで攻撃してくることは間違いないでしょう。
バイエルンで怖いのはレヴァンドフスキー、ミュラー(ハメス)、両WG、両SBの6人で、中盤は決して強くないとみています。
バイエルンも守備に回れば決して強いチームではなく、バルサなら攻撃でどうにかできる範囲のチームだと思います。
バルサが先制点さえ取ってしまえば勝つ確率は大幅にアップする対戦相手で、先制点勝負とみています。
ビハインドになっても2点差になるまではチャンスがまだあると思っており、そういう意味でバイエルンはベスト4の中では一番突破する確率が高いと思います。
バルサが突破する確率は54%で、バイエルンの出方次第ですが突破する確率は十分あると予想。
1stがホームなら1-0、2ndがアウェイなら1-2、(2-2アウェイゴールの差で突破)
1stがアウェイなら1-1、2ndがホームなら1-0、(2-1で突破)
基本的にはロースコア勝負で、チャンスや決定機が両チームに多く訪れない試合になると予想。
バイエルンのノイアー不在、メッシがバルサにいることを考えれば、少ないチャンスを決めきって勝つのはバルサと思います。
4、まとめ
・リヴァプールを突破できる確率20%
・レアル・マドリードを突破できる確率52%
・バイエルンを突破できる確率54%
結論はCLベスト4で、バルサが敗退してもおかしくないということです。
毎シーズンバルサがベスト4を突破できる確率も55%くらいだと思うので、あとは神頼みという部分もありますかね^^
バルセロナは残り2冠残してますが、チャンピオンズリーグは、しばらく決勝にすら行けていません、ローマ戦のセカンドレグは酷すぎますいくらこっちが、有利であってもパスで全然崩せないし、昔みたいに華麗なサッカーは何処にいったんでしょうか、このまま来季もバルベルデ監督で良いんでしょうか。
「FC」さん、いつもコメントありがとうございます。
質問のほう回答させていただきました。ご確認ください。
バルサスタイル復活を狙うなら、現状では新監督就任がいいとは思います。
バルベルデ監督ならパスサッカーも可能だと思うので、
リーガ優勝を決めた後の消化試合を見て、判断するという形がベストだと考えています。
またのコメントお待ちしております。
これからもよろしくお願いします。