《質問》もしもコバチッチがバルサに加入していたら活躍していた？
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『レアルからチェルシーにレンタル移籍したコバチッチについてです。
コバチッチはパス能力が高く、ジダン政権下では守備力も上昇しました。
バルサに入ることはないと思いますが、もしバルサに居たら結構ハマってたんじゃないかと思ってるのですが、バケンジさんはどう思われますか？』
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■ 目次
見解・回答の目次
１、「インテリオールとしてプレーしていたであろうコバチッチ」
２、「スタメンを張れるかは微妙だが、ローテーション要因として活躍」
３、「まとめ」
１、インテリオールとしてプレーしていたであろうコバチッチ
・バルサのインテリオール（CH）でプレーできるコバチッチ
現在レアル・マドリードからチェルシーにレンタル移籍しているコバチッチですが、インテル在籍時にはバルセロナが獲得を狙っているという噂もありましたね。
エンリケ時代にシャビが抜けた直後の中盤のほしい補強選手として１番手にポグバ、２番手にピアニッチ、３番手にコバチッチと個人的に挙げていました。
バルセロナの補強話にも出るくらいの選手なので、いい選手です。
ジダンマドリー時代は本職のインテリオールだけでなく、カゼミーロ不在時のアンカーとしてもプレーしていました。
バルサとのクラシコではメッシにマンマークするなど、確かに守備力もあります。
そんなコバチッチですが、バルサでは本職のインテリオールで活躍できたと思います。
守備力は確かに成長しましたが、コバチッチの才能豊かな面はやはり攻撃面でしょう。
テクニックもありボールを動かせますし、トラップやドリブルで相手のマークをはがせるコバチッチは貴重です。
バルセロナにもし加入していたら、インテリオールの戦力の一人としてみなすことができたかもしれません。
バルサのアンカーとしては守備力不足に感じるので、インテリオールが主戦場でしょう。
２、スタメンを張れるかは微妙だが、ローテーション要因として活躍
・スタメンは難しく、ローテーション要因としての活躍
コバチッチはインテリオールで活躍はできると思いますが、バルセロナでスタメンを張れたかといわれれば疑問です。
少し前ならバルサにはシャビ、イニエスタ、ラキティッチの３人がいました。
現在でもラキティッチ、アルトゥール、ビダルといった実力者がいます。
レアル・マドリードで出場機会が少なくてチェルシーにレンタル移籍していると思いますが、バルセロナに来ていたとしてもそうなっていたかもしれません。
バルサのインテリオールはチームの生命線のポジションですし、スタメンの地位を獲得するのは難しい。
コバチッチの現在の実力でバルサにもしいたとしても、ローテーション（ベンチ）要因になるのかなと思います。
レアル・マドリードに移籍した年齢（21歳）でバルサに加入して、バルサで成長していたら分からなかったとは感じます。
・もう一皮むけるためにさらなる多くの出場機会が必要なコバチッチ
インテルからレアル・マドリード移籍時にバルセロナの補強の噂、そして個人的に評価の高いコバチッチだけに現在の活躍は少し寂しい。
若い頃よりフィジカルもテクニカルもタクティクス（戦術面）も成長していますが、もっと活躍できるだけのポテンシャルはあると思います。
そういう意味で、ここ数年の成長はおだやかな上昇だったと感じます。
レアル・マドリードではモドリッチとクロースの存在でスタメンにはなれず出場機会は限られ、これが大きかった印象です。
他のクラブで試合に出場してELやCL含めて多くの試合を戦っていたら、もっといい選手になっていたのではないかと思います。
チェルシーではリーグ戦でスタメン19試合、途中出場10試合の中盤の４番手という立ち位置で、来シーズンはスタメンを獲得できてもっと出場機会のあるチームに移籍して活躍してほしいです。
ビッククラブで試合に出場できない状況なら、「チームランクは下がっても出場機会のあるチームに移籍する」ことがサッカー選手としては正解だと思います。
コバチッチはプレー面だけ知っていて人格などピッチ外は知らないのでどう考えているかは分かりませんが、サッカー面でのさらなる活躍に期待。
レアル・マドリードで活躍されると本音で言えば複雑ですが、コバチッチが活躍してレアル・マドリードが負けるならアリですかね。
レアル・マドリードは嫌いではありませんが、バルサファンとして常に負けてほしいとは思っていますから^^
３、まとめ
・バルサではインテリオールで活躍、しかし現状ならローテーション要因
・試合に出場してもっと活躍できるコバチッチ
