《質問》スアレスの後釜のCFは誰がいい?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『ここ2シーズンでスアレスが徐々に衰えてきて、CFの補強が必要になっていますが誰が良いと思いますか?
メディアの報道ではラカゼットに興味があると言われていますが、個人的にはマンCのジェズスが適任だと思います。』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。
質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
■ 目次
見解・回答の目次
1、「マーケットに獲得可能な人材がいない?スアレスの後釜問題!」
2、「ラカゼット、ジェズス、ヨビッチなど獲得する決定打がない」
3、「グリーズマンがバルサに来ることの是非」
4、「まとめ」
1、マーケットに獲得可能な人材がいない?スアレスの後釜問題!
・スアレス後釜のCF獲得選手に求められるのは「高価格ではない、即戦力に近い、最前線でプレー可能」
今シーズン膝に怪我を抱えながらプレーし続けてくれたスアレスはまずお疲れ様ですね。
スアレスのプレーが怪我なのか年齢からくる衰えなのかは分かりませんが、継続性は少し失われているように思います。
スアレスは32歳と一般的にサッカー選手では高齢に入っているので、バルセロナが後釜の選手獲得に動くのはうなずけます。
まずスアレスの後釜となるCFに求められるものを考えていきたいと思います。
・(基本的に)高額ではない移籍金
・即戦力に近いハイレベルな実力者
・最前線でプレーして相手の最終ラインと駆け引きできる
1つ目の「(基本的に)高額ではない移籍金」ですが、バルセロナの財政問題もあり今夏に多額の出費は基本的に避けたいところです。
選手を売却すれば多くのお金を用意することはできますが、獲得する選手がよほどの選手でない限り移籍金が1憶ユーロを越える獲得は避けるべきです。
2つ目の「即戦力に近いハイレベルな実力者」ですが、CFにはゴールやアシストといった目に見える結果が確実に求められます。
ある程度の実力者なら数試合の活躍は出来ても、1シーズンを通した継続的な活躍は難しい。
また、バルサファンがゴール前でチャンスをことごとく外す選手に我慢することはできず、起用すれば(間違いなく)数字を残してくれる実力者の獲得が必要です。
3つ目の「最前線でプレーして相手の最終ラインと駆け引きできる」ですが、スアレスの後釜のCFに求められる絶対的に必要なプレースタイルであります。
相手のDFとMFのライン間でプレーする選手は現在のバルセロナに多く在籍しているので、最前線でプレーしてチームになにかプラスを与えれる選手を獲得した方がいいです。
これは最前線にべったり張り付く選手というわけではありません。
現状のバルサで最前線でプレーして活躍できる選手はスアレスだけなので、相手の最終ラインを意図的に下げさせることができる選手は魅力が高いです。
・マーケットにお手頃価格の即戦力なCFはいない気がする…
スアレス後釜のCFに求めるものを3つ挙げさせてもらったのですが、今夏にこのような選手はいない気がします…。
3つの中で特にネックになりそうなのは「高額ではない移籍金」で、バブル的な状況のサッカー界ということもあり難しそうです。
数字を残してくれるハイレベル場実力者という部分でも、現状バルセロナに移籍して間違いなく活躍してくれそうな選手は数選手くらい。
スアレスの32歳という年齢を考えても今夏に後釜の選手獲得に動くべきだと思いますが、現状は難しいミッションになりそうです。
2、ラカゼット、ジェズス、ヨビッチなど獲得する決定打がない
・噂されていたラカゼットとヨビッチ、名前を挙げてもらったジェズスに絶対的信頼度がない!
今シーズンはまだ終わっていないのに、CLで敗退したせいかもう移籍の噂が多く出回っていますね。
噂は噂で実際に実現することはそのうちの10%~20%くらいだと思うので、そこまで噂のニュースを気にする必要はないと思いますよ。
ラカゼット、ヨビッチなどスアレスの後釜の選手として名前が挙がっていますが、バケンジ的には微妙だと考えています。
ラカゼットに関しては移籍金が高すぎて動くべきではない、ヨビッチはまだまだ未完成の選手でバルサファンが成長する時間を待てないと思います。(ヨビッチはマドリー移籍が決まったようですが)
今回名前を挙げてもらったジェズスもいい選手ですが、継続性のところでまだ実力不足感が否めません。
バルサファンが2年ほどジェズスを見守れば大丈夫かもしれませんが、我慢できないと思いますよ。
「CFで2年見守る=勝つ確率が20~30%ほど下がる」ことを意味すると思うので、ジダンマドリーが来シーズンに復調した場合はもしかしたらリーガ優勝を渡してしまうかもしれません。
そうなればその選手の活躍を非難して「放出すべきだ!!!」という負のスパイラルになりかねないように思います。
3、グリーズマンがバルサに来ることの是非
・グリーズマンがバルサに来れば“一応”スアレスの後釜問題は終了!?
最後は現在最もバルセロナへの移籍に近いと思われるグリーズマンについてです。
グリーズマンのバルサ移籍がもし実現すれば、スアレスの後釜問題は“一応”終息していいと思います。
グリーズマンはスアレスの後釜CFに求める3つのうち「高額ではない移籍金」には当てはまりませんが、他の2つは満たすと考えています。
「最前線でプレーして相手の最終ラインと駆け引きできる」は微妙なところですが、グリーズマンなら出来なくもないです。
グリーズマンなら実力的にはまったく問題ないので、「即戦力に近いハイレベルな選手」は満たします。
グリーズマンの移籍はバルセロナの今夏の動向の中で大きな注目ですね。
バケンジ的にはグリーズマンはバルサに移籍しないと思っていますが。
・カンプノウで大ブーイングされたグリーズマンを獲得するリスクは高い
グリーズマン獲得はバルセロナにとって間違いなくチーム力アップになるでしょうが、バルセロナにとってリスクもあるように思います。
つい一か月ほど前の4月にカンプノウでアトレティコ・マドリードと対戦した時、グリーズマンはバルサファンから大ブーイングをくらっていました。
バルサファンからブーイングされていたグリーズマン獲得は望ましいことではないでしょう。
現在のコウチーニョのように1プレー1プレーがシビアにみられますし、活躍してバルサファンのハートを射止めるのは難しいと思います。
移籍金が1憶2000万ユーロと高額なわけですから、活躍しなかったときはチームに大ダメージを与えます。
バルセロナのグリーズマン獲得は大きなリスクを伴うことになるでしょう。
・グリーズマンは獲得スルーがお互いの利益のためになりそう
バルセロナが実際グリーズマン獲得に動いているかは分かりませんが、グリーズマン獲得はあきらめた方がお互いのためだと思います。
バルセロナにとって高額な移籍金+バルサファンから愛されるか微妙な選手は大きなリスクです。
グリーズマンにとってブーイングを浴びる可能性のあるチームへの移籍は大きなリスクです。
昨夏に1憶ユーロの契約解除金でバルサに移籍するときとは状況ががらりと変化しています。
お互いにとって大きなリスクがありますし、グリーズマンがアトレティコを離れる決断をしたのならバルセロナではないビッククラブを選択する方がいいと思います。
バケンジはグリーズマンがバルサに加入したら周りの選手と変わらず応援するスタンスですが、そう考ないバルサファンもいますからね。
4、まとめ
・スアレスの後釜CFに求めるもの「高価格ではない、即戦力に近い、最前線でプレー可能」
・19年夏(今夏)のマーケットにバルセロナが獲得に動くべきCFはいないかも…
・グリーズマンはバルセロナではない移籍先を選ぶことが両者のためになる
こんにちは。更新をいつも楽しみにしています。
スアレス後継者問題ですが、自分はスアレスに似たタイプに思えるアベルを育てつつ、最近にわかに退団が騒がれてきたユヴェントスのディバラを取るのはどうかと思っているのですが、いかがでしょうか。
CFもWGもハイレベルででき、何より熱烈なメッシ信者。アルゼンチン代表でもプレー経験があるので、レオに可愛がられるのでは。
ロナウドのせいで来季も出場機会が怪しいなら退団へと言われており、今がチャンスな気もします。スアレスでなく、レオの後継者になるかもしれませんが。
「大魔人プジョル」さん、いつもコメントありがとうございます。
質問のほう回答させていただきました。
ご確認ください。
アベル・ルイスを育てるのには賛成です。
ディバラですが、CFというよりもセカンドトップという印象です。
そういう意味でスアレスよりもメッシの後継者になりそうです。
アルゼンチン代表ではメッシに目をかけられているようですね。
ディバラの近年の評価をバケンジは下げており、
現在のバルサにはメッシの後継者としてもいらないかなとは思っています。
またのコメントお待ちしております。
これからもよろしくお願いします。
願わくばグリーズマンにはバイエルンに行ってほしいですね。あちらは補強資金蓄えてますし、ロベリーが退団するのでいい移籍になると思います。
個人的には現状は若手有望株を取って数年かけて育てることしか打開策が無いと思うんですが、チャンピオンズがしばらく取れてないせいでファンが焦ってすぐに結果を求めてしまうんじゃないかと思います。
現実的に見れば来季終了後に契約が終わるバルベルデ監督が、スアレスの後釜は考えずにメッシの偽9番か経験豊富な控えになれるベテランを獲得して、この問題を次期監督に丸投げしそうな感じがします。
「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。
グリーズマンは選手たちとサポーターに望まれていない補強のにおいがプンプンするので、
フロントとテクニカルがスルーすることを祈っています。
市場に魅力的なCFはいないことが悩みの種で、このCFだけは補強でもうまくいくか微妙ですね。
今夏に若手の有望株の選手を獲得するのは大賛成です。
バルサBのカンテラの有望株である
ミランダ、ワゲ、オリオル・ブスケツ、リッキー・プッチ、アベル・ルイスの数選手を
トップチームに合流させる必要もありそうですね。
出場機会の関係でトップチーム合流よりバルサB待機の方がいいなら、
トップチームの選手層を削ることも今夏ではミッションになりそうです。
売却下手なバルサフロントの夏の戦いがどうなるか注目したいと思います。
メッシ時代になって勝ちに勝ちまくっているチーム状況なので、
無冠で終わるとなるとバルサファンには耐えられないかもしれませんね。
自分は弱い暗黒時代から応援しだしたので毎シーズン勝つことに大きな喜びを感じているのですが^^
スアレスの後釜問題は今夏に解決しようにも難しそうなので、
アベル・ルイス起用または、若手有望株FW獲得など種だけはまいといてほしいものです。
またのコメントお待ちしております。