《質問》メッシとスアレスがいない場合、バルセロナはどうやって点を取る？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『メッシとスアレスが負傷又は、居なくなった場合、どうゆうふうにバルセロナは点を取ると思いますか？』

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

１で「4－3－3でパコに得点を期待して両ＷＧでチャンスメイクする」

２で「メッシ不在なら両ＷＧが攻撃の起点となりそうなバルセロナ」

３で「メッシとスアレス不在なら得点力は0.6ダウン！？」

４で「まとめ」

について書いています。

 

１、4－3－3の両ＷＧでチャンスメイクしてパコで仕留める

・システムを4－3－3に変更して両ＷＧにデンベレとコウチーニョで攻撃

現戦力でメッシとスアレス不在の状況なら、チームのバランスは大きく変化すると思います。

チームは失点せずにゴールを狙うという戦い方にシフトチェンジし、無失点での勝利をしっかりと狙うべきです。

システムは4－4－2から4－3－3に変更し、中盤はブスケツ、ラキティッチ、イニエスタの3人で構成し、前線は右からデンベレ、パコ・アルカセル、コウチーニョでいいと思います。

攻撃の中心をメッシがいる時のような中央にするのではなく、デンベレとコウチーニョがプレーしやすいサイドに変更すべきです。

デンベレとコウチーニョの２人が攻撃を引っ張っていくというイメージで、両サイドを攻撃の起点にすることで対戦相手も守りにくいはずです。

 

・ＣＦにパコ・アルカセルで、パコはとことんゴール前勝負

このメンバーだと得点が期待できる選手がパコくらいになってしまいます。

その為、パコにはサイドに流れてのポストプレーはほぼ制限してさせない方がいいでしょう。

相手の最終ラインとの駆け引きで裏を狙ったり、サイドからのクロスに合わせてゴールだけをどん欲に狙わせる役割に変更した方がいいです。

ゴール前からパコがいなくなるとフィニッシャーがいなくなるので、パコだけはゴール前でシュートを狙う役割に固定すべきだと思います。

 

・パウリーニョの飛び出しやラキティッチの攻撃力にも期待

中盤のスタメンにはブスケツ、ラキティッチ、イニエスタとしていますが、パウリーニョを起用するのもありだと思います。

得点面のフィニッシャーがパコ一人だと現状不安な面もあるので、パウリーニョやラキティッチがゴール前に入るシーンを作らないといけないでしょう。

中盤の選手には今以上に得点面での役割を担ってもらうという意味で、4－3－3ということもありCHは攻撃に出やすいですし、パウリーニョが重宝される可能性もあると思います。

メッシとスアレス不在なら最後のフィニッシャーをどうするかというのが一番の問題ですが、現状はパコに役割を任せながら、周りの攻撃陣でカバーするということになりそうです。

 

２、メッシ不在なら両ＷＧが攻撃の起点となりそうなバルセロナ

・マラガ戦でみせた4－3－3はバルベルデバルサの新しいオプション！？

ここではメッシ不在の話で、メッシ不在ならマラガ戦で試した4－3－3が現状では一番感触がいいです。

この３月に新しいオプションができたのは嬉しいことで、このオプションなら対戦相手はほぼ対処できないと思います。

メッシがいればメッシを起用するのでこの4－3－3の可能性は低いですが、メッシがもし離脱した時の最悪の想定をしても、まだバルサにはこの4－3－3があるかなといった印象です。

CLではコウチーニョを起用できないので左WGにはイニエスタを起用し、中盤にパウリーニョを入れるという形でいけると思います。

 

・メッシ不在でもデンベレとコウチーニョの２人がいるなら勝てる

本当に考えたくありませんが、メッシ不在でもデンベレとコウチーニョがいるならバルセロナは勝利していけると思います。

もちろんメッシがいる時よりは得点面で苦労するのは目に見えていますが、それでもそれなりにチャンスや決定機は作れるという印象を受けます。

コウチーニョがいないCLは厳しいかもしれませんが、イニエスタの左WG起用でギリギリ何とかなるかもという感じですかね^^;

デンベレは将来のクラック候補として今シーズンはチームにフィットすればそれだけでいいと思っていましたが、予想以上なので残り２カ月活躍してくれそうなので期待しています。

コウチーニョは即戦力で獲得し、実力的にスタメンの選手でもチームにフィットするまで時間がかかることも想定して、今シーズンは出来が悪くてもOKと考えていましたが、コウチーニョも活躍してくれそうです。

この２人を両WGで起用し、まだ対戦相手がこのバルサに慣れていない現状なら、残り少ないシーズンはメッシ不在でもまだいけるかなと思います。

 

３、メッシとスアレス不在なら得点数は0.6ダウン！？

・メッシ不在はバルサの優位性がなくなる

メッシ不在というだけでバルサの優位性はほぼなくなり、普通の強豪チームとなんら変わりません。

それは紛れもない事実で、確実にバルサの得点数は減るでしょう。

メッシのフィニッシャーとしての存在感は大きいですし、チャンスメイクとしてもずば抜けています。

バルサのエースで攻撃の中心選手なので当たり前ですが、メッシがいないとバルセロナの近年の優位性は本当になかったでしょう。

 

・メッシとスアレス不在ならバルサの１試合平均得点数は0.7ダウン！？

メッシとスアレス不在なら、バルセロナの１試合平均得点数は0.7ほどダウンするのかなとみています。

現状のバルサを僕は１試合平均得点数2.7、１試合平均失点数0.8くらいのチームだと考えていますが、

メッシとスアレスがいないなら１試合平均得点数は2.0くらいに大きく落ちると思います。

単純に考えると弱くなるのですが、得点数の落ち込みは失点数でカバーする必要があります。

これが一番初めに書いた「チームは失点せずにゴールを狙うという戦い方にシフトチェンジし、無失点での勝利をしっかりと狙うべき」ということです。

今のバルセロナは１失点しても３得点近い得点力あるので多少守備に問題があってもいいのですが、メッシとスアレス不在のような得点数が落ちるのなら、失点数を減らすしかありません。

失点数を減らすといってもおそらく0.6が限界だとは思いますが、少しでも勝率を高めて勝利を継続的に収めたいなら、得点数がないチーム状況なら守備面をしっかりする必要があるということです。

 

４、まとめ

・メッシとスアレス不在なら4－3－3で両WGを攻撃の起点にして得点を狙う

・残り少ないシーズンならデンベレとコウチーニョでなんとかいける！？

・得点力がなくなったバルサは守備力を上げて得失点のバランスをとる