グリーズマンが活躍するために必要なものは!?現状が続くなら…決断を!

バルセロナはクーマン監督になってから、

インテンシティを取り戻しチームは復調しています。

 

今夏に中心選手を数人放出したものの、

代わりに起用されている若手選手の活躍もあり勝利を収めていますね。

 

そんな復調しているチーム状況の中で

最もパッとしないのがグリーズマン。

 

今回は

グリーズマンが活躍するに必要なものは?、現状が続くなら厳しい決断も

について書いていきますね。

 

右SHでもCFでも存在感が薄いグリーズマンの現状

まず現在のグリーズマンの状況は、

右SHでのファーストチョイスとしてクーマン監督から起用されていますね。

 

メッシの動きに合わせて自身のポジションを変更し、

自分の持ち味を出すというよりチームの為にハードワークしている状況。

 

メッシやコウチーニョのように分かりやすい活躍はなく、

ボールに絡まないところでチームのために頑張っています。

 

守備面でも相変わらずのハードワークを発揮し、

グリーズマンならこのポジションで守備面の心配をすることはありません。

 

しかし、そんな影のような活躍に

1億2000万ユーロで獲得した選手ということもあり、

バルサファンは満足していない状況が正直なところでしょう。

 

バルサでの起用ポジションをフランス代表時に不満を吐いたことで、

クーマン監督と話し合ってヘタフェ戦ではCFで起用されました。

 

それでも存在感は薄くボールに絡めず、

決定機にシュートを上に吹かすというミスも。

 

目に見える数字の面での活躍がグリーズマンにはなく、

バルサファンが不満を抱くのも理解できます。

 

グリーズマンの為にクーマン監督がシステム変更することは考えにくく、

4-2-3-1のシステムの中でグリーズマンの

最適なポジションや起用法は悩みの種であることが現状です。

 

 

グリーズマンに必要なものは最適なポジションより連携面では!?

グリーズマンはクーマン監督の4-2-3-1のシステムの中で、

まだトップ下のポジションでは起用されていません。

 

トップ下は自分の前に選手がいて

グリーズマンが一番輝くポジションだと思いますが、

現状のグリーズマンをみているとトップ下で起用しても活躍しない予感しかしません。

 

そこでバケンジとしては、

グリーズマンの活躍しない問題点は

ポジションではないように最近感じ始めています。

 

そして一番の問題点と考えていることは、

バルサの周りの選手との連携面の低さだと思っています。

 

グリーズマンはドリブラーではなく、

周りの選手と連携してこそ力を発揮する選手です。

 

現状の右サイドで起用されると孤立気味になり、

中央起用することで近くに選手がいて

周りの選手と連携をとれることでグリーズマンは活躍するとこれまで思っていました。

 

しかし、ヘタフェ戦にCF起用という中央起用でも

活躍することはできませんでした。

 

昨夏に加入してバルサで1年以上プレーしてきたのに、

グリーズマンは正直に言うと試合の中で浮いた存在だと感じます。

 

1年もプレーすればバルサのようなハイレベルの選手たちなら、

グリーズマンのような実力者を活躍させることは難しくないはず。

 

しかし、それができていないのだから

周りの選手との連携面での問題点を疑うべきだと思います。

 

現状のグリーズマンは2シーズン目の活躍しなかったコウチーニョのようで、

目に力強い光がなくどこかチームで浮いた存在。

 

グリーズマン自身が周りの選手に強く要求して連携をとるのか、

周りの選手の手助けによって連携をとるのか、

どちらかでグリーズマンが連携面を高めない限り

バルサでのグリーズマンの活躍は難しいのかもしれません

 

コウチーニョがバイエルンから帰ってきて復活したのだから、

グリーズマンもきっかけさえあれば活躍できると思いますが、

現状ではそのきっかけが起きる雰囲気を感じませんね。

 

 

グリーズマンに白黒つけるのは12月に入ってからでも遅くない!

「グリーズマンの定位置はベンチ!」

みたいな報道が一部のメディアではありますが、

バケンジとしてはまだグリーズマンに白黒つけるには早いと思います。

 

12月に入るまでの11月いっぱいはグリーズマンは様子見でいいでしょう。

 

まだバルサは数試合を終えたばかりで、

クーマン監督も組み合わせ含めて選手の最適なポジションを

いろいろ試してみてチームとして様子見をしているのが現状です。

 

数試合のパフォーマンスだけで選手を

完全に白黒判断することにまず反対ですし、

グリーズマンのこれからの逆襲に期待しています。

 

正直12月の時点でグリーズマンに白黒つけるのも早いと思いますが、

コロナの影響もあっていつもより早い決断をする

シーズンと考えているからこそ11月いっぱいまでの様子見にしました。

 

 

現状が続くなら冬の移籍市場で放出も考慮すべき…

なぜグリーズマンに対して早い決断が必要かというと、

コロナの影響でクラブの減収があるからです。

 

グリーズマンが予想以上に活躍しないなら、

今冬の移籍市場で移籍させるのはクラブの財政問題から

悪くない決断になると思っています。

 

最近ではバルサの多くの選手たちが

給与の減収に反対という立場を正式にしたりと、

バルサの選手の給与の高さはコロナの影響で

減収するバルサにとって大きな問題です。

(選手たちが反対しているのはバルトメウ会長含めて現フロントへの不信感という印象は強いですが^^;)

 

現状のままシーズンを終えたらバルサの大赤字は

ほぼ確定しておりどうにかしなければいけません。

 

会長の不信任投票が成功して、

新会長が来るとしてもコストカットや

臨時的な収入(主に移籍金)はマストな状況です。

 

そういうバルサの苦しい財政事情もあり、

ベンチに置いておくとなにかとメディアも騒がせるので

グリーズマンをスタメンにしないのなら今冬で放出した方がいいと考えています。

 

普通のシーズンなら今シーズンいっぱい

グリーズマンの逆襲を待つのですが、

コストカットや収入が必要なクラブの財政状況を考えれば

グリーズマン放出を今シーズン中に決断していいでしょう。

 

コロナの減収は誰が会長をしても訪れたもので、

特に収入面を伸ばすのは難しく

なにかを切り捨てる決断をしていかなければいけません。

 

給与も高く移籍するならお金を生み出すグリーズマンが活躍しないなら、

早い決断が求められますね。

 

 

まとめ

グリーズマンは現状影のような活躍しかしておらず、

バルサファンを満足させるものではない。

 

グリーズマンには最適なポジション起用より、

周りの選手との連携面を高めることで道が開けるかもしれません。

 

グリーズマンに白黒つけるには早くても12月に入ってから。

 

今冬の移籍市場までに活躍しないなら、

グリーズマンの放出はバルサの財政事情から悪くない決断になる。

 

 

PS.

後半の部分はグリーズマンにとって厳しいことを書いていますが、

まだグリーズマンがバルサで活躍する可能性は本当にあると思っています。

 

それまでは温かい目で見守って、

グリーズマンを応援していきましょう。

 

実力あるグリーズマンと

戦力として数えたいクーマン監督なら

これからなにか解決策が出るかもしれませんし^^

 
 

6 Responses to “グリーズマンが活躍するために必要なものは!?現状が続くなら…決断を!”

  1. プラッシー より:

     グリーズマン以外の選手も全体的に連携が足りないですね。コウチーニョやアンスが共に試合に出場するのは今季が初めてですし、スアレスがいなくなったため崩し方がやはり少ないです。
     グリーズマンが裏抜けしてるのにセルジロベルトが見てなくてチャンスを逃してるシーンも散見してるので、こうした連携不足は試合を重ねれば多少は改善されるとは思います。ただ、先日の試合の決定機はしっかり決めてほしいですね。
     
     話は変わりますが、今日がエル・クラシコなのでバルサには絶対に勝ってほしいです。今のマドリードは試合の入り方が相当悪いですし、選手層が薄い上にCLグループステージ突破も苦戦しそうです。またレアルはバルサと違い中堅クラブとの試合の消化がまだたくさん残ってます。まだリーグ戦は多く残ってますが、この試合で勝てれば、レアルの日程を考慮するとリーグ戦をかなり有利にすることができると思います。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、お久しぶりです。

      グリーズマン以外の連携面も気になりますが、
      グリーズマンの連携面は一番気になるところですね。

      現状では
      ・特定の選手同士(メッシ、アルバなど)の関係、
      ・個人の能力
      でしか相手を崩せていないです。

      ヘタフェやセビージャのような
      組織的でタフな相手なら苦戦するのは当然で、
      少しずつ連携面を高めて崩しの形を増やしていってほしいですね。

      マドリーをクラシコで叩けばジダン監督にダメージを与えれますし、
      ジダン監督がいなければマドリーは後任問題で苦労し、
      大きく崩れそうなのでバルサは勝ちたいですね。

      そんなことを考えずにクラシコなので
      単純にマドリーに勝ちたいというのが本心ですが。

      シーズン序盤ですがマドリーより勝ち点を上回って
      順位表で上にいるだけでバルサ周辺が落ち着くのは確かなので
      そういう意味でもやはりマドリーには勝ちたいです^^

      またのコメントお待ちしております。

      • プラッシー より:

         クラシコで負けてしまいましたね。あまり判定に関しては言いたくないですが、昨季から毎回試合後半にマドリードにPKを与えられるのはやっぱり不自然ですね。VARの審判はラモスが先にラングレを押したことを指摘してたようですけど、主審の判断は絶対なので仕方ないですが。
         ここ数試合メッシが低い位置まで降りてブスケツに代わってビルドアップに加わってますが、あれはやらないほうがいいと思います。あれは本来ブスケツの役割ですし、できないようならピャニッチを起用すればいいです。上手くいってるときのバルサはブスケツがメッシ以外にもいろいろな選手にパスできており、メッシとブスケツに程よい距離感があるのですが、ダメなときはメッシとブスケツが1,2mくらいの距離間で無意味なボールの受け渡しをしていることが多いと感じます。またブスケツはバルベルデが抜け出してもプレッシャーをかけてなかったですし、ブスケツよりもピャニッチをスタメン起用したほうがいいんじゃないでしょうか。

        • バケンジ より:

          「プラッシー」さん、クラシコの結果残念でしたね。

          試合途中までは五分五分の試合だと感じていましたが、
          終わってみれば新監督であるクーマンバルサの方が
          現状では少し実力面で劣っていたことは間違いないと思います。

          VAR(ビデオアシスタントレフェリー)はスペインでは
          「ビデオアシスタントレアル・マドリー」なので
          現状のVARには期待していませんね。
          (これは冗談ですが半分そう思っています^^;)

          VARのルール変更が必要だと思いますし、
          審判団の質の向上と
          毎試合における笛の統一性をしてほしいです。

          クラシコのメッシのパフォーマンスには
          バケンジとしてはかなりショックを受けました。

          クーマン監督の指示なのかトップ下のポジションなのに
          守備にほとんど参加せずに後半は
          目の前で攻撃されているのに歩く姿に愕然としました。

          メッシがアンカーの位置まで下がるのはもちろん反対ですが、
          現在のチームなら「メッシ外し」という選択もあるのではと
          クラシコで強く感じています。

          ブスケツはミスが多いし運動量も少なく、
          中盤の底はデ・ヨングとピアニッチコンビの方がいいとバケンジも思います。

          クラシコ含めてセビージャ、ヘタフェ戦で現状の
          クーマンバルサの問題点は多く出たと感じており、
          それを記事にするつもりなのでお楽しみにしてください。

          メンバー選考についても書くつもりです。

          またのコメントお待ちしております。

          • プラッシー より:

             クーマンバルサの課題が記事になるのを楽しみに待っています。バルサが現状を改善してマドリーに雪辱を果たしたいですね。(もちろんVARが決勝点なんて味気ない試合じゃなく)

             VARのルール変更としては2枚目のイエローカードもVARの対象にしてほしいですね。一人退場になってしまうと流れが劇的に変わってしまうのに、VARは介入しないという現状のルールは不十分だと思います。またVARが介入すべき場面で使われたり、使われなかったりするので、一方のチームに不利になるのも何とかしてほしいです。
            リーガの審判の質の改善は一番難しいですね。審判が同一試合で両チームに対する笛の基準が異なっているのも不満ですし、そもそも誤審を連発しリーガで笛を吹くレベルにない審判が懲戒や降格されない仕組み自体がどうなんだろうかと思います。ヒル・マンサーノやマテウ・ラオス、エルナンデス・エルナンデスなどいろいろ物議を醸す審判がお咎めなしに長年やれるのはなんともいえないです。
            プレミアやブンデスは有能であれば女性でも審判を務めているので、リーガも本格的に審判の人事方針を転換すべき時なのではないでしょうか。

          • バケンジ より:

            「プラッシー」さん、返信ありがとうございます。

            クーマンバルサの課題の記事楽しみにしてくれてありがとうございます。
            気合い入れて書きます^^

            VARの修正としてバケンジは
            ・チャレンジ方式
            ・VARの対象プレーを増やす(2枚目のイエローなどですね)
            ・決定を下す人物の明確化(主審かVAR担当の人にするのか)
            ・できればAI判断が希望ですが現状では難しそうなので将来的に

            毎試合笛の基準が違うのも嫌ですが、
            試合の中でも基準が違うというのもありましたね^^;

            サッカーも年々プレースピードが速くなっているので
            多少の誤審は仕方ないにしても1試合の中で何度もあるので
            飽きれるか諦めるレベルに感じています。

            選手たちなどの現場の声を審判の評価対象にしても
            いいときなのかもしれませんね。

            優秀なら女性が主審をしてくれても全然ウェルカムです。

            またのコメントお待ちしております。

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