《質問》グリーズマンはバルベルデバルサのどのポジションで起用される?

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『グリーズマンがアトレティコ退団を発表したことによってバルセロナに加わる可能性が大きくなってきました。

実際に来た場合、どのポジションを任せるのでしょうか?

完全にスアレスの後継者の位置なのか、噂に上がるコウチーニョの代役なのか』

 

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。

質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答の目次

1、「グリーズマンは2トップの一角のCFが起用ポジションになる!?」

2、「WGの位置でグリーズマンを起用しても良さは出にくい!」

3、「まとめ」

 

1、グリーズマンは2トップの一角のCFが起用ポジションになる!?

・グリーズマンを活かすために2トップの一角として起用される(だろう)

グリーズマンの獲得は決まっちゃいましたね。

選手とファンの一部から獲得に反対されていた選手なので、これから少しずつ信頼度を高めてほしいです。

ピッチ上のプレー面では心配ない選手なので、獲得が決まったからにはグリーズマンをうまく起用してバルサの勝利に貢献させたいところですね。

 

そんなグリーズマンの起用ポジションですが、CFで決まりだと思います。

バルベルデバルサを4-3-3で表すなら、2トップの一角のポジションになります。

右か左かは試合中に臨機応変に動きそうなので、そこまで気にしなくでいいでしょう。

これまでのバルベルデバルサの3トップの形は2トップ気味にメッシとスアレス、そしてウイングの左の位置にコウチーニョかデンベレでした。

 

この3トップの形が、新シーズンとなる今季は変わるかもしれません。

 

 

・2トップの相方がメッシになるかスアレスになるかはまだ謎

バルベルデ監督が真っ先に試してきそうな3トップは、

「トップ下にメッシ、スアレスとグリーズマンの2トップ気味の形」

メディア的に言えば3人の頭文字をとってMSGとでも呼ばれるんですかね。

こうなればグリーズマンの2トップの相方はスアレスとなります。

 

しかし昨シーズンまでの3トップの形でグリーズマンを起用することも考えられます。

そうなれば「左WGにデンベレ、メッシとグリーズマンの2トップ気味の形」

この形ならグリーズマンの2トップの相方はメッシとなります。

 

バケンジ的には後者の「デンベレ、メッシ、グリーズマン」の3トップの形がいいと思っています。

前者の形では両サイドの攻撃の崩しに不安が残り、攻撃が中央に集中しすぎるのが問題になりそうです。

また単純にデンベレを起用したいというのもありますが、個人的に

『スアレス<デンベレ』

の評価なので、スアレスよりもデンベレを起用した方がチームにプラスになると思います。

 

一応スアレスを1トップ気味にしてメッシとグリーズマンがその後ろをプレーする可能性もありますが、

この形は前者の形を少しいじっただけなので、特に言及しませんでした。

 

 

2、WGの位置でグリーズマンを起用しても良さは出にくい!

・サイドでプレーさせるWG起用はグリーズマンの強みを殺す

「昨シーズンまでの3トップの形でグリーズマンをWG起用する可能性もあるのでは?」

と思った人もいるかもしれません。

確かにグリーズマンは中央だけでなく両サイドのどちらでもプレーできる実力がありますが、

グリーズマンの強みは「ゴールに直結するプレーができる」ことだと思っています。

 

言い換えれば中央付近で起用して、ゴール面に関与するプレーを期待するということです。

これはフィニッシュのゴールとラストパスのアシストの両方であり、

グリーズマンの強みはこのどちらもレベルが高いことです。

オールラウンダーのFWと呼べるほどパス、ドリブル、シュートの完成度は高いですが、

せっかくグリーズマンを起用するならサイドではなく中央のゴールに近い位置でプレーさせなくてはもったいないです。

 

ゴールが取れる選手をサイドに配置するとプレー位置がゴールから遠ざかって、

ゴール数は間違いなく減ります。

WGのサイドで起用してもアシストやチームへの献身的なプレーは期待できますが、

フィニッシュのゴールの期待面が半減してしまいます。

なのでグリーズマンを起用するならピッチの中央付近でプレーさせるべきです。

 

 

・グリーズマンをサイドでプレーさせるくらいならそこにデンベレを起用すべき

グリーズマンをサイドで起用しようと思うくらいなら、デンベレをサイドで起用すべきです。

サイドでのデンベレの崩しは強力ですし、サイドで長くプレーしてきた経験もあります。

グリーズマンに期待していることは上記でも書きましたが、ゴール面に関与するプレーです。

フィニッシュの時にグリーズマンが必ずゴール中央付近でプレーに関与できればいいですが、恐らく難しいです。

 

グリーズマンに何を期待するかは人それぞれかもしれませんが、

特徴を考えれば、最も期待するのはゴール面になるでしょう。

グリーズマンに守備やチームへの献身性を期待してサイドで起用するくらいなら、

ビダルやデ・ヨングをサイドの位置で起用した方がいいでしょう。

 

グリーズマンの特徴から中央付近でプレーさせることが一番という結論に至り、

その結果ゴールに近い位置でプレーできる2トップ気味の一角でプレーすると予想しました。

プレシーズンの試合になると、バルベルデ監督がどこで起用するかは注目ですね。

 

 

3、まとめ

・グリーズマンは2トップの一角のCFが起用ポジション

・グリーズマンに期待することはゴール面に関与するプレー

・サイドの起用もできなくはないがグリーズマンの怖さは半減

 
 

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