スペインの至宝ペドリが20/21シーズンからバルセロナに加入！　プレーの特徴、起用するポジション、注目の去就は？

試合がないバルセロナ周辺で、

何度も挙がってくる名前は

来シーズンからバルセロナに加入するペドリ。

 

実際のバルセロナ加入は昨夏だったものの、

そのままレンタル移籍という形で

ラス・パルマスで１シーズンを過ごしました。

 

今回は

ペドリのプレーの特徴、起用するポジション、来シーズンの去就はどうすべきか

について書いていきますね。

 

16歳ながら世界でもトップクラスの○○センスが光るペドリ

家族全員がクレ、正真正銘のバルセロナファンのペドリ

ペドリ（ペドロ・ゴンサレス・ロペス）は、

生粋のクレなようです。

 

バルセロナに加入する選手は嘘であっても、

バルサファンと口をそろえて言いますが

ペドリは本物のクレ。

 

家族全員がバルセロナを応援しているクレであり、

子供時代は父親の影響でラウドルップの映像を

何度もみていたことを語っていました。

 

ペドリはお手本の選手にイニエスタを挙げており、

プレーはイニエスタに似ている部分があります。

 

まだ17歳と若いペドリですが、

バルサファンだけでなくスペイン国内からも

期待されている逸材。

 

しっかりと才能を開花させて、

バルセロナで大活躍してほしいですね。

 

 

ペドリは○○センスだけで勝負できる！？、それ以外の武器

ここからペドリのプレーの特徴について書いていきますね。

 

・得点を生み出せる圧倒的なパスセンス

まずペドリ最大の武器ですが、

圧倒的なパスセンスで間違いないです。

 

パスの受け手が受け取りやすいように、

絶妙なパスの強弱と回転を意識していることが分かります。

 

スルーパスはこの年齢にして

キラーパスと呼んでいいレベルだと思いますよ。

 

パスセンスの高い選手は多くいますが、

その中でもトップクラスの選手という印象です。

 

 

・守備ブロックを破壊するようにボールを動かすドリブル

また、ドリブルもとてもうまく大きな武器です。

 

上記のイニエスタに似ている部分というのはこのドリブルで、

相手を抜き去るという表現よりも

相手の守備ブロックにダメージを与える

ボール運びが特徴的ですね。

 

自身のパスセンスを最大限に生かすドリブルであり、

これからフィジカル的な要素や

ハイスピードの中でも戦えるようになれば言うことなし。

 

 

・両足を起用に使えてボールタッチもうまい

スペイン国内から期待される逸材だけに

ボールタッチはとてもうまいものがあり、

左右の両足でボールを蹴れるのも大きな武器。

 

バルサに加入する選手なのでボールタッチは

あたりまえにうまいという印象ですね。

 

 

・プレーエリアが広く、中央・左右どこでもプレー可能

ペドリはウイングの選手と聞いており、

サイドでどのようなプレーをするか注目していましたが、

中央でも問題なくプレー可能です。

 

前線からインテリオールまで、

前のポジションならどこでも起用できそうな選手です。

 

相手を背負うＣＦの役割は無理ですが、

メッシのような偽９番での起用も可能なペドリ。

 

 

ペドリのプレー集は多くありますが、

ボールタッチ集はほぼなかったので

今回は良い部分だけをご紹介しました。

 

選手のプレーのチェック方法はこちらでご紹介しています。

↓↓↓

《質問》エンドンベレ獲得、トレード要因として名前が挙がる選手たちは？選手のチェック方法について

 

これからバルサでプレシーズンを過ごし

試合をみていけば課題は多く見つかるもので、

期待してプレシーズンでどんなプレーをするか見守りましょう。

 

 

ウイング？インテリオール？、どっちで起用すべきか

ここではペドリがどのポジションでプレーするかについて。

 

ペドリはバルサの基本システムの4－1－2－3なら、

ウイングとインテリオールで起用可能と考えられています。

 

バケンジの考えとしては、

インテリオールの方がいいと思っています。

 

ペドリのパスセンスを活かすには、

インテリオール起用の方が理にかなっています。

 

ペドリ自身は現在のバルセロナの中で

自身に似た選手はデ・ヨングと語っており、

中盤での起用でいくべきです。

 

将来的にはイニエスタのように

ウイングの選手が不在や中盤を厚くしたいときに、

ペドリを左ウイングで起用することは

チームのオプションの１つとしていけると思います。

 

まずはバルセロナで活躍させるためにも、

ペドリの持ち味が発揮されるであろう

インテリオール起用を優先的に試してほしいですね。

 

 

来シーズンは出場機会が〇％以上ならバルサ残留、それ以外はレンタル移籍！

最後にペドリの去就について。

 

去就と言ってもトップチームに残すのか、

それともレンタル移籍させるかの２択です。

 

バルサＢが来シーズンもラ・リーガ３部で

戦うことが決定したことにより、

ペドリがこのレベルで戦わせることに

メリットはないのでバルサＢ所属がほぼ消えました。

 

ペドリ自身はプレシーズンで監督にアピールし、

トップチームに残ることを第一優先と考えているようです。

 

しかしそれにはチーム事情も関係するところで、

ペドリをトップチームに残すには

ある程度の出場機会を確保したいところ。

 

その出場機会のボーダーラインを、

バケンジは最低33％の試合出場とみています。

 

シーズンの公式戦を仮に60試合とするなら、

20試合には出場する計算です。

 

スタメン出場はこの中で一桁（５試合以上）、

途中出場が二桁（15試合以上）という感じになりますかね。

 

 

レンタル移籍なら80％以上の出場機会はマストです。

 

ペドリはラス・パルマスで完全な主力選手でしたし、

もう一年ラス・パルマスに貸し出すのも悪くないと思います。

 

あまりにも強いチームに貸し出して出場機会を失ったり、

スペイン国外にレンタル移籍させるのは良くないと考えています。

 

レンタル移籍させるならそのチームで主力になる場合だけですね。

 

 

ペドリの現状の実力なら、

来シーズンにバルサで33％以上の出場機会は

難しいとバケンジは考えています。

 

なのでレンタル移籍がいいと思います。

 

来シーズンのバルサのインテリオールのライバルには

デ・ヨング、リキ・プッチ、ピャニッチがいるのは確実。

 

ウイングのライバルなら

アンス・ファティ、トリンカオ、グリーズマン、デンベレ

あたりでしょうか。

 

プレシーズンの活躍しだいにはなりますが、

保険としてレンタル移籍先をある程度

絞っておいたほうが良さそうです。

 

 

まとめ

ペドリ最大の武器は圧倒的なパスセンス。

 

ペドリはインテリオールに適性があるので

インテリオールで起用すべき。

 

来シーズンは33％以上の出場機会を確保できそうなら

バルセロナのトップチームに合流、

それが無理そうならレンタル移籍で武者修行がおすすめ。

 

ペドリは数シーズン後には

間違いなくバルサの主力になりそうな選手で、

成長の妨げにならないような決断が重要になりますね。

 

アルトゥールを放出して

将来の中盤の選手が抜けたと思っていましたが、

ペドリの登場により大丈夫だと現在は感じています。