《質問》ネルソン・セメドは、アウベス級の選手まで成長するか?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『ネルソンセメドは、今後アウベス級になれるのでしょうか?』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
■ 目次
見解・回答
1で「セメドはアウベス級にはならない!?」
2で「セメドならバルサの右SBのスタメンなら可能」
3で「まとめ」
について書いています。
1、セメドはアウベス級にはならない!?
・セメドにアウベス級のポテンシャルがあるかは微妙
セメドが今後アウベス級の活躍ができるかですが、微妙だと思います。
言葉を濁さずに言うなら、正直ムリだという印象を受けます。
アウベスがバルサの右SBとして突出した選手でしたし、世界のチームを見渡してもアウベス級の選手は数少ないでしょう。
その中にセメドが入っているかと聞かれれば、「NO!」と答えます。
セメドはアウベスとは違うタイプの選手で、アウベスはバルサのスタイルや戦い方に完全にフィットする選手だったので、大きな活躍ができたと思います。
・攻撃でアウベスのように中央でプレーできない!
アウベスは右SBの選手ですが、テクニックは中盤の選手と比較してもレベルが高いです。
バルサの中でもうまい選手でしたし、他のチームなら中盤でもプレーできるレベルの選手だと思います。
アウベスとセメドの最大の違いは、アウベスは中盤や中央に入ってスムーズにプレーできますが、セメドは中央に入ってスムーズにプレーできないことです。
この点に大きな違いがあり、この点がバルサで活躍するには重要だと思います。
グアルディオラ監督がバイエルンでSBの選手を、偽SBとしてボランチの横でプレーさせて、新しい戦術と言われていましたが、バルサファンならアウベスがそのプレーをしていたので驚きはなかったはずです。
そしてこの先、中盤の選手で大きな違いが生み出せないなら、SBの選手の実力がものをいうと思うので、SBはより重要なポジションになると予想しています^^
アウベスは中盤や中央に入ってもスムーズにプレーできるので、この点が他のSBとは違ってバルサでは有利な点でした。
対してセメドはサイドやタッチライン際でしか良いプレーが出にくいので、どちらが試合に大きな影響を及ぼすかと言えば、アウベスでしょう。
これはプレーエリアという話ですが、実力面から言ってもセメドにアウベス級のポテンシャルはないと思っています。
その代わり、セメドにはアウベスにはない縦への突破や、高速ドリブルで相手選手を置き去りにできる選手だと思うので、セメドは自分の良さが出せればいいと思います。
2、セメドならバルサの右SBのスタメンなら可能
・成長したらバルサの右SBのスタメン起用はアリ
バルサファンがセメドをどう評価しているのかは気になるところで、多くのバルサファンがセメドを高く評価しているように見受けられます。
僕はバルサで右SBのスタメンをはれる選手になっても、SBとして違いを生み出せる選手にはならないという評価です。
現状の実力と活躍ではバルサの右SBとしてはまだまだで、これからの選手なので成長に期待しているといった選手だと思います。
多くのバルサファンが希望のスタメン選手に、右SBとしてセメドの名前を入れているように感じるのですが、セルジ・ロベルトが右SBをやるなら、セルジ・ロベルトがファーストチョイスになるのは間違いないでしょう。
セメドの将来性も期待してということなのかもしれませんが^^;
・攻守両面においてまだまだ課題が多い
最後にセメドの課題ですが、これは山積みのようにある感じですかね。
攻撃ではまず自分の持ち味をまずは出すことと、遠慮とボールロストを恐れすぎてのバックパスが多すぎです。
右サイドで1対1ならドリブルで仕掛けてもいい選手なので、もう少し攻撃性を発揮してほしいところですね。
守備では後方のカバーリングやクロスの対応など大丈夫な面はありますが、自分のサイドを攻められた時の対応が悪いことが目につきますね。
局面の状況を理解して守るべきポイントを間違っている部分があるので、これは経験をしていけば修正できると思うので、レベルの高い試合経験がまだ足りないという感じですかね。
セメドはこれから長くバルサでプレーしていく選手だとと思うので、成長に期待していきましょう。
3、まとめ
・セメドはアウベス級にはならない
・セメドのポテンシャルはバルサの右SBのスタメンをはれるレベル!?