《質問》バルセロナに加入した安部裕葵選手の可能性は? レアル・マドリードに加入した久保建英選手についても

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『バルサに対する見識深いバケンジさんにお答え頂きたい質問です。

鹿島の安部選手がバルサBに移籍しました。

安部選手のトップチームへの可能性、クラブの意図、使われるならどのポジションか?

などの見識を教えてください。(あと久保選手についても何かお考えあれば聞かせてください)』

 

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。

質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答の目次

1、「安部裕葵選手の獲得意図は日本マーケティング拡大の意味か!?」

2、「サッカーの理解度が高い鹿島アントラーズの安部裕葵選手が生き残るためのポジションは?」

3、「バルサファンを悲しませたレアル・マドリード加入を決断した久保建英選手」

4、「まとめ」

 

1、安部裕葵選手の獲得意図は日本マーケティング拡大の意味か!?

・安部裕葵選手獲得意図はピッチ上よりピッチ外のマーケティングの意味が強いかも!?

安部裕葵選手のバルサBへの加入が正式に決まりましたね。

契約期間4年で移籍金は110万ユーロ、契約解除金は4000万ユーロという契約になっています。

そんな安部裕葵選手の獲得意図は言いにくいですが、バルサの日本へのマーケティング拡大の意味が強いように思います。

安部裕葵選手は才能あるアタッカーだとは思いますが、

バルサのトップチームに昇格できる選手とはバケンジは評価していません。

(本音すぎて応援してる方ごめんなさい)

ピッチ上の補強というよりも、ピッチ外のマーケティングのための補強の方がしっくりきます。

実際は獲得を決めたバルサのスタッフにしか分かりませんが、

またまた正直に言いますが、安部裕葵選手を獲得した意味は現状では理解できません。

 

 

・安部裕葵選手が前線でバルセロナのトップチームに昇格できる可能性は

安部裕葵選手がトップチームに昇格する可能性ですが、

前線(FW)で考えればとてつもなく厳しいと思います。

安部裕葵選手よりもアベル・ルイスやカルロス・ペレスの方が、まだ可能性は高いと思っています。

安部裕葵選手が前線でバルセロナのトップチーム昇格の可能性を数字に出すなら、99%無理と評価しています。

バルセロナの前線は“超”狭き門で、カンテラ選手がそのまま昇格すること自体ほぼありません。

近年でトップチーム昇格して活躍した選手はメッシとペドロの2人だけです。

ペドロもすでにバルサを離れていますし。

ここまで厳しく安部裕葵選手を評価してきましたが、

それでも「バルセロナのトップチーム昇格の可能性を上げることはできる」とも思っています。

 

 

2、サッカーの理解度が高い鹿島アントラーズの安部裕葵選手が生き残るためのポジションは?

・起用されるポジションはピミエンタ監督次第も、サイドのポジションが濃厚!?

その前にバルサBでの安部裕葵選手の起用ポジションですが、

それはバルサBのピミエンタ監督が決めることなので監督次第にはなります。

しかし、安部裕葵選手の俊敏性やドリブルを考えれば

中央のポジションではなくサイドのポジションで起用されるのは間違いないと思います。

まず初めは安部裕葵選手のポジションでもあるWGで起用されるのではないでしょうか。

そのポジションで活躍できればそのままWGで起用されます。

活躍できなければベンチ、もしくはSBへのコンパートもあり得そうです。

安部裕葵選手自身がバルサ側から他のポジションでの起用可能性もあると言われているようですし、

WGでないポジションならサイドでプレーするポジションはバルサではSBになります。

 

 

・バルサで生き残るならSBとしてプレーするのが一番可能性が高い(と思う)

上記のところで「バルセロナのトップチーム昇格の可能性を上げることはできる」と書きましたが、

その可能性は安部裕葵選手をSBで起用することだと思っています。

鹿島アントラーズの選手は指導者とファンのおかげか、

サッカーの理解度が他のJリーグのクラブよりも高いと評価しています。

また、鹿島アントラーズはSBにこれまで良い選手を育成してきた実績もあります。

奈良橋晃、相馬直樹、内田篤人、西大伍、安西幸輝選手たちが代表例です。

そういう意味で鹿島アントラーズで成長した安部裕葵選手にはSBの素質があるのかもしれません。

 

バルサのWGで難しいというのはそもそも攻撃面で厳しいということで、

SBなら攻撃面はOKという選手をこれまでバルサBのカンテラ選手で多くみてきました。

あまりWGからSBへコンバートされた選手はいませんでしたが、

ビルドアップと守備面とフリーランニングができればバルサのSBとして成功できると思います。

安部裕葵選手はバルサBで実際プレーしてみてどんな能力が足りないか自分で判断できるでしょうし、

そこから練習や鍛えればバルサのトップチーム昇格の可能性は高くなるでしょう。

日本人ということで外国人枠(EU圏外枠)になるのでそのハンデは大きいかもしれませんが、

本当にいい選手へと成長すればEU圏外枠を空けさせてトップチーム昇格はできますよ。

現状の安部裕葵選手ではほぼ確実に難しいミッションですが、

バルサBで大きく成長すれば不可能なミッションではないと思います。

最悪バルサBで成長して、他の1部のクラブへの移籍も安部裕葵選手は視野に入れているとは思いますよ。

 

 

3、バルサファンを悲しませたレアル・マドリード加入を決断した久保建英選手

・バルサ復帰の可能性を“0”にしたレアル・マドリード移籍はバルサファンとしては悲しい!

次に久保建英選手について少し。

今夏にレアル・マドリード移籍を決断した久保建英選手ですが、バルサファンとしてはこの決断は悲しい。

レアル・マドリードに移籍するとバルセロナへ復帰する可能性はほぼ0です。

他のビッグクラブならそこで活躍してバルサに復帰することも可能だったのに…

「久保建英選手がスペイン語圏内のクラブを希望した」らしいですが、

最近では英語もある程度話せるようですし、イングランドのクラブに行ってくれれば…。

日本人としては久保建英選手がレアル・マドリードで活躍すれば面白いとは思いますが、

バルサファンの立場としてはライバルクラブへの移籍はシンプルに悲しい決断でしたね。

 

 

・「サッカー選手としての成功」を第一に考えた久保建英選手に幸あれ

今回の久保建英選手の決断ですが、この決断自体は理解できます。

久保建英選手の決断は「サッカー選手としての成功」を最優先にしたものです。

レアル・マドリードでは2年目からトップチーム合流が約束されているようですし、

バルサとしてその確約は出来ないでしょう。

また金銭面でもレアル・マドリードの方が数倍高額だったようです。

「サッカー選手は足に値段を付けられる」ではないですが、

より高い金銭面を要求するのも理解できます。

(一般人でも就職するときに給与面は確認する項目ですよね)

 

バルサでの成功より「サッカー選手としての成功」を決断した久保建英選手なので、

幸運だけは“遠い位置”から望んでいます。

トップチームで起用されるかは監督次第なので、現在ならジダン監督が気に入れば起用されるときは来るでしょう。

実力があっても監督が起用しなければトップチームで活躍するのは無理です。

バルサならグリマルドなんかがいい例ですかね。

久保建英選手の実力はピカイチですし、才能も豊かで日本人なら最も期待できる若手選手と評価しています。

安部裕葵選手より久保建英選手の方が、現在の実力含めて将来的な可能性も高いでしょう。

 

 

4、まとめ

・安部裕葵選手の獲得意図はマーケティング面、トップチーム昇格の可能性は厳しい

・安部裕葵選手がバルサのトップチーム昇格を考えるならSBで活躍する

・久保建英選手には才能があり、海外で活躍する可能性は安部裕葵選手よりも高い

 
 

2 Responses to “《質問》バルセロナに加入した安部裕葵選手の可能性は? レアル・マドリードに加入した久保建英選手についても”

  1. ももさく より:

    バケンジさん回答ありがとうございます。本音で話して頂き本当に感謝です。阿部選手のファンの方に叩かれたとしても自分はバケンジ支持ですね。やはり商業色強いですよね、可能性は自分も99%無理とは思います。頑張って欲しいですけど。久保君についても頑張って欲しいですが、究極の成長でスタメン勝ち取ってクラシコで対戦となるとちと複雑ですね…。

    • バケンジ より:

      「ももさく」さん、わざわざ返信ありがとうございます。

      ブログは常に本音で書いてますよ。
      表現はきつくなったりしないように注意はしていますけど^^

      安部選手の成長には大いに期待していますよ。
      鹿島アントラーズはサッカー選手だけでなく人間性も成長させますし、
      安部選手は賢い選手と評価しています。久保選手もですが。

      久保選手がレアル・マドリードでクラシコを戦うと、バケンジはその時だけは
      「絶対にこいつだけには活躍させない!!!」
      と、バルサの応援に熱が入りそうです^^
      久保選手の活躍は祈っていますが、バルサ戦以外ですね。

      またのコメントお待ちしております。
      これからもよろしくお願いします。

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