バルセロナ若手選手(23歳以下)のプレー評価

バルセロナの20/21シーズンも3月を迎え、

これからの試合でタイトル獲得が決まると

言っていい時期になってきました。

 

そんなバルセロナのクーマン監督の手腕には賛否両論ありそうですが、

クーマン監督の最大の功績と呼べるのは

“若手選手の積極的な起用と成長”です。

 

ということで今回は

バルセロナの若手選手(23歳以下)のプレー評価

について書いてきますね。

(2021年3月1日時点の23歳以下で現在バルサに在籍してトップチームで戦力の選手)

 

 

DF(アラウホ、ミンゲサ、デスト)

・CB:ロナウド・アラウホ(21歳)

これまでも対人能力の高さをみせていましたが、

今シーズンのプレーぶりで世界でも屈指の

対人能力のある選手だということが証明されました。

 

ディフェンス時の足の運びやマークの甘さなど

まだまだディフェンススキルの改善の余地はありますが、

若い選手なのでこれから経験を重ねて成長していけば

世界でもトップクラスのタフなCBになるでしょう。

 

攻撃面では昨年までパス出しとして

難しいことはできませんでしたが、

今年に入ってからは少しずつ縦にいいパスも増えてきていますね。

 

相手のPA内で高さなどのセットプレー時の攻撃力は高く、

豪快なボレーシュートを決めていたことも。

 

これから負傷なく試合に出場し続ければ、

数年後にはバルサの不動のCBとして期待できる選手です。

 

 

・CB:オスカル・ミンゲサ(21歳)

CB不在の状況でバルサBから招集されてチャンスを活かしたミンゲサ。

 

正直プレーぶりはバルサのトップチームレベルの選手なのか?

という疑問点がバケンジには少し前までありました。

現在はバルサでやっていけそうだなと感じています。

 

アグレッシブさと強いメンタルが、

ミンゲサの現状での最大の特徴とみています。

 

あとは足が速くどんな試合でも集中力が高いのもいいところですね。

 

不必要なファールや簡単に相手のFWと入れ替わられたりと、

CBで起用したら怖い部分は多くあり、

現状の右SBでの起用はミンゲサにとっていい状況だと思います。

 

攻撃面では少し自重してくれと感じるほど、

ミンゲサにとっては難しいプレーを選択してボールロストをすることもありますね(笑)

 

ミンゲサはどんな状況でもぶれない選手、

落ち込む試合がある今シーズンのクーマンバルサの中で

ポジティブな存在なので貴重な戦力です。

 

今シーズン限りの契約を延長(クラブ側が契約延長を2シーズンできる権利持ち)して

来シーズンも出場機会を得て

どんな成長をするか注目したい選手ですね。

 

ミンゲサに闘将プジョルを重ねるバルサファンもいそうですが、

バケンジもその気持ちはわかります。

攻撃の不器用さ含めてプジョルに似ている印象です(笑)

 

 

・SB:セルジーニョ・デスト(20歳)

シーズン序盤はいいプレーが多く、補強は大正解と思われたデスト。

 

しかし、ここ最近は2つの壁にぶつかっている印象です。

 

1つ目の壁は、CLやリーガの対戦相手含めた対峙する選手のレベルの高さ

2つ目の壁は、試合中にうまく立ち回れないことによる自信喪失

 

1つ目の壁では、

サンドロ(ユベントス)や直近のアクーニャ(セビージャ)には

完封されたと呼べるほど1対1で負けてしまいましたね。

 

ここは単純にデスト自身の選手としての能力不足が大きいです。

 

2つ目の壁では、

試合中にいい選択をしようと状況判断するあまり、

逆にプレーが遅くなり中途半端なプレーになっています。

 

このことから悪いプレーが続くことにより、

現状のデストは自信喪失でかつてのアグレッシブさが失われていますね。

 

シーズン序盤はそこまで深く考えずに

ドリブル突破やワンツーをして結果的にいいプレーをしていた印象で、

これはバルセロナへの適応という壁と言い換えてもいいと思います。

 

デストは攻撃面では全体的にレベルが高く、

あとは試合に出場し続けて成長するだけ。

オフザボールを意識的に改善すればバルサのSBとして

スタメンを張り続ける選手になるでしょう。

 

守備面では全体的にレベルは物足りなく、

かなりの経験と成長をしないと厳しいのは確かですが、

デストは攻撃面に特徴がある選手なので守備面は多少目をつぶりたいですね。

 

 

MF(デ・ヨング、ペドリ、プッチ、モリバ)

・CH:フレンキー・デ・ヨング(23歳)

今シーズンのデ・ヨングのプレーは圧巻の一言ですね。

 

デ・ヨングはアンカーやCHというポジションでくくる選手ではなく、

デ・ヨングの判断に任せるのが得策だと思えるほどのスーパーオールラウンダー。

 

試合で一つや二つの役割を与えるのではなく、

多くの役割の中から試合の状況次第でデ・ヨングが判断をし

プレーさせていい中盤の怪物的存在です。

 

デ・ヨングは完成された選手と呼べるほど弱点がほぼなく、

唯一の弱点はCB起用時に相手FWとのボディコンタクトの弱さとマークを見失うことくらい。

 

中盤で起用すればこの弱点は問題なく、

今さらですがデ・ヨングを獲得できて本当に良かったと思います。

 

今シーズンのデ・ヨングはCFのメッシが中盤に下がることで

意図的にゴール前に侵入して得点を奪っていますし、

GK以外すべてのポジションでプレーできる最高の選手ですね。

 

前線の選手ではないのでバロンドールを獲得する可能性は低そうですが、

チームでの活躍ぶりと試合における影響力という意味で

数シーズン後にはバロンドールを獲得してもおかしくないほどの選手だと思います。

 

シャビとイニエスタはバルサスタイルに完璧にフィットする選手ですが、

デ・ヨングはどんなチームでも中盤の王様になれる選手だとみています。

 

 

・CH:ペドリ(18歳)

今シーズンのバルセロナで最も評価を上げた選手がペドリ。

 

シーズンが始まるまではローテーション要員や

有望な若手選手という位置づけでしたが、

現在ではバルサに欠かせない中盤の選手へと評価を上げました

 

ペドリ最大の強みとしては、

状況判断の把握とプレー選択がすばらしいこと。

 

上空から見ているかの如く、

周りの状況判断の把握ができていて18歳とは思えないレベルの選手。

 

そこからのプレー選択も素晴らしいことながら、

トラップや両足を使うボールキープやパスといった

バルサの中盤に求められる技術的なスキルも精度が高いですね。

 

ペドリは現代的な選手と思える運動量も豊富で、

自陣のゴール前にダッシュで戻って大ピンチを救うなんてことも。

 

アスリート色が強くなった現在のサッカーの中で、

頭の賢さで対抗できる数少ない貴重な選手がペドリ。

 

あとはプレー精度をさらに高めて、

できればゴール前でのラストパスやフィニッシュもうまくなればベストですね。

 

18歳ながら今のプレーぶりは大器の化け物ぶりで、

イニエスタとプレーが似ていることでイニエスタ2世と呼ばれることも納得。

 

18歳のデビューしたイニエスタをバケンジはみていますが、

18歳当時なら試合への影響力ではペドリの方が圧倒的に上です。

 

あとはどこまでの選手になるかが楽しみなペドリ。

バルサカンテラ育ちでないのが不思議なほどカンテラ選手みたいなプレーですね。

 

 

・CH:リキ・プッチ(21歳)

バルサファンから期待され続けているリキ・プッチ。

 

クーマン監督が若手選手を積極起用することからも、

今シーズンはプッチのシーズンになるとも考えられていました。

 

ふたを開けてみればクーマン監督からの信頼度は低く、

ピッチ上のプレーでも安定感を欠いてあまりいいところがありません。

 

プッチのプレーはバルサカンテラ育ちの典型なのですが、

試合に効果的なプレーが少ないことが大きな問題ですかね。

 

ボールを動かすために精力的に動いてボールを受けていますが、

相手の守備ブロックはほぼ動かないような横パスやボール運びが多いです。

 

プッチは狭いエリアで味方の選手と連携したり

ドリブルでボールを動かせる貴重な選手ですが、

その狭いエリアを抜け出すだけのプレーになってしまっています。

 

試合全体への影響力は低く、

バルサファンとしてもプッチならもう少しやってほしいところですね。

 

あとは今シーズンに入ってプレー時間を長く見る機会が多くなり、

イージーなミスが多いのも気になります。

 

試合に継続的に出場しないことで試合勘やスピードに

ついていくのは難しいとは思いますが、

それを含めて練習の段階でハードワークしてチャンスをものにしてほしいです。

 

プッチがバルサでの挑戦を自分から放棄することはまだ先だと思うので、

来シーズン含めてここから数シーズンはプッチにとっては本当に勝負の年になります。

 

ペドリやモリバという期待できる若手が出てきたことにより、

プッチが良くないプレーを続けているならバルサファンから求められない時があるかも。

 

 

・CH:イライシュ・モリバ(18歳)

ポグバ2世と呼ばれているバルサカンテラ育ちのモリバ。

 

ポグバ2世と呼ばれることでバケンジも漠然と期待していました。

 

プレー集をみたときはフィジカル面に頼りすぎて

トップチームで活躍するには時間がかかるかなと予想していました。

 

しかし、モリバもペドリと同様に頭が賢い部類の選手という印象です。

 

恵まれたフィジカル面はもちろん目につきますが、

それ以上に18歳なのに冷静にプレーして状況判断も悪くないですね。

 

足元のテクニックはしっかりしており、

球際は激しくいけてハイボールの競り合いは単純に中盤の選手なら強い。

 

まだプレー時間を長くみていないので評価は変わるかもしれませんが、

現状ならクーマン監督のプッチよりモリバの方が序列が高いのもうなずけます。

 

試合に出場すればするほど肩の力が抜けたように

いいプレーをみせてくれていますし、

18歳ながらトップチームで相手選手とほぼ対等に勝負できているのは凄い。

 

個の力でいい勝負ができているうえに、

戦術理解度も高い印象です。

 

クーマン監督や試合の状況で求められていることをモリバは理解しており、

18歳にしてはプレーの選択が大人びていますね。

 

パスミスからの失点などもありましたが、

若いのでミスは全く問題なし。

このミスがモリバの成長の糧になると思いましょう。

 

正直ポグバとはかなり違う印象ですが、

これから長くトップチームで活躍できそうな若手選手が出てきたことは嬉しいですね。

 

 

FW(ファティ、デンベレ、トリンカオ、デ・ラ・フエンテ)

・WGアンス・ファティ(18歳)

シーズン序盤は大活躍で今シーズンも

ファティの旋風は続くと思われました。

 

しかし怪我によって長期離脱してしまい、

膝の回復も遅れていて再手術などで苦しい状況です。

 

今はまず膝がしっかり回復して、

ピッチに元気な姿で戻ってくることだけを願うばかり。

 

ファティは将来のスター候補と言われている、

ムバッペやハーランドに匹敵する逸材だと思っています。

 

FWとして世界でも片方の手で数える貴重なポテンシャルを秘めており、

怪我をする前は18歳ながら違いを作っていましたね。

 

ドリブル、パス、シュートを高いレベルでプレーでき

周りと連携する攻撃もうまい。

 

オフザボールの動きは相手のマークを外したり裏を取ることも可能で、

WGでもCFでも前線ならどこでもプレー可能な選手。

 

メッシがいつバルサを去るか分からないですが、

ほぼ間違いなくバルサの10番を背負ってエースになるでしょう。

 

普通の若手なら期待しすぎるのはかわいそうですが、

ファティなら世界で1番のFWになれると思っているので大いに期待しています。

 

厳しい目線でファティのプレーを評価してもOKですが、

それを言動に出さずにプレッシャーを過度にかけないようにはしましょうね。

 

 

・WG:ウスマン・デンベレ(23歳)

バルサと5年契約を結んで本当にあとがなく勝負の4シーズン目を迎えたデンベレ。

 

今シーズンに活躍しないとデンベレの気持ちを無視して

少しでも高いところに売却という選択をクラブがしても、

仕方がないと思えるほど今シーズンを迎えるまでの3シーズンはひどいものでした。

 

バケンジはデンベレのポテンシャルを高く評価して

いつも擁護していましたが、

さすがに3シーズンダメなら諦められるのも仕方ない状況です。

 

それが今シーズン含めて4シーズンとなれば、

厳しくなりますが「バルサから出て行ってくれ!」

とシーズン終了後に思っていたでしょう。

 

しかし、今シーズンのデンベレは見違えるほどのプレーぶりですね。

 

まずは連続で試合に出場しても怪我をしなくなる身体を作り、

サッカーに集中していてとても印象がいい

 

これまでのデンベレは個人プレーが良くも悪くも特徴でしたが、

今シーズンのデンベレはチームの戦術を大きく理解しているように思います。

 

数的不利な状況で無理にドリブルする機会は極端に減り、

球離れが劇的に良くなっています。

 

チームへの献身的な守備という部分でも

これまではなんとなく守備をしている印象でしたが、

いまは自分がその状況でしなければいけないことを

明確に理解して動いていますね。

 

自分のプレーエリアではないところにも

全力ダッシュで戻る機会が増え、

直近のセビージャ戦でも相手のカウンターを止めたことも。

 

今シーズンのデンベレは本当に

“別人”という言葉が当てはまるかのような選手へと成長しましたね。

 

デンベレのプレーはあいかわらず予測不可能で、

スピードあるドリブルやプレーは相手の脅威になり続けています。

 

デンベレがボールを持てば1対1では止めれず、

相手チームがほぼ必ず2枚でマークに来ることがそれを証明していますね。

 

デンベレの存在がバルサの周りの選手を楽にしており、

今シーズンのデンベレはクーマンバルサで欠かせない選手になっています。

 

オフザボールのところで今シーズンは大きく成長していて

攻撃面のボールをもらう前の動きはとても良くなっています。

 

裏への抜け出しだけでなく足元でボールをもらう動きもいいですね。

(これまではサイドで棒立ちということも少なかったですから)

 

今シーズンの活躍はデンベレの別人化を考慮して続きそうなので、

バルサとの契約延長にサインしてほしいですね。

 

ただバルサの財政状況もあることと、

初めの3シーズンは期待外れだったことも考慮して

基本給は下げて出来高を上げた契約にしてくれれば。

 

お金の面で今夏にバルサを離れるという

最悪な状況になるか分かりませんが、

今のデンベレなら新会長としっかり話し合いをすれば

バルサの現状と自分の立場を理解してサインしてくれるんではないですかね。

 

 

・WG:フランシスコ・トリンカオ(21歳)

ポルトガル代表で将来期待される選手のトリンカオ。

 

クーマン監督に高く評価されており、

スタメン起用こそ少ないものの途中出場でほとんどの試合に出場しています。

 

トリンカオ最大の強みはドリブル突破で、

右からのカットインは一つの形ですね。

 

ただここ最近まではシュートを打てども打てども

ネットを揺らすことはなく運に見放されていた部分が…。

 

バルサ初ゴールが決まってからは普通に決まるようになり、

運に見放されるトリンカオという汚名はもう返上しています。

 

トリンカオはとても努力家でサッカー中心の生活を送っており、

練習熱心な物静かな青年という情報がありますね。

 

試合に出場した時に活躍できない試合もありますが、

トリンカオ自信が集中していない試合はなく印象がいい選手。

 

オフザボールの動き出しは上手いのですが、

まだバルサのチームのタイミングとかみ合わずに

うまくボールが渡らないこともありますね。

 

トリンカオは技術的な部分で特別な才能があり、

真面目な正確も考慮すれば徐々に成長していくでしょう。

 

バルサに馴染むことがとても重要なことと考えており、

これは時間が解決すると思います。

 

まだ1年目なのでバルサにフィットしないのも仕方がなく、

徐々にトリンカオの活躍がバルサを助けてくれるでしょう。

 

トリンカオは基本的に右WGで起用されていますが、

左WGでもいいプレーができれば

起用の幅が広がってチーム的にも助かるんですけどね。

 

トリンカオなら左でもいいプレーはできると思います。

 

 

・WG:コンラッド・デ・ラ・フエンテ(19歳)

トップチームの試合にほぼ出場していませんが、

来シーズン以降戦力になる可能性があるデ・ラ・フエンテ

 

左からのドリブル突破や裏抜けの動き出しはいいものがあり、

バルサ育ちのウイングといった印象です。

 

スピードもあるのでサイドから突破したいときに、

将来的にサイドで起用されるという機会もあるかもしれません。

 

実力的な部分では攻守においてまだまだだとは思いますが、

バルサBで試合に出場して成長すれば、

将来的にバルサのFWで戦力として数えることはできる選手だと思います。

 

デ・ラ・フエンテもデストもアメリカ人で、

最近はアメリカ人の若い選手が各国のトップレベルで活躍しており、

アメリカ人の選手に注目しても面白いかもしれませんね。

 

 

まとめ

現状で大きな戦力として数えられる選手から、

将来的にバルサの大きな戦力になるであろう選手まで

若手選手と言っても現状のバルサには多くの選手がいると思います。

 

若手選手の成長をみるのはバケンジとしては

サッカーをみるうえでかなり楽しみな部分ではあるので、

バルサにこれだけ有望な若手選手がいることは喜ばしい。

 

数シーズン前は

「バルサにはいい若手選手がおらず世代交代に苦労する」

と強く考えられていました。

 

メッシ世代がいなくなれば苦労はもちろんするでしょうが、

ファティやペドリやアラウホを中心にチームがまとまれば

次の世代も大きく期待が持てるんではないでしょうか。

 

バルサの財政状況で今夏に選手を売却に迫られても、

期待できる若手選手の売却はしないでほしいですね。

 
 

4 Responses to “バルセロナ若手選手(23歳以下)のプレー評価”

  1. プラッシー より:

     苦戦した相手のバジャドリードやマドリードはラインを低くしてデンベレのスペースを消し、ジョルディ・アルバには徹底したマンマークでボールに触らせず、メッシの中央突破はDFが2-3人で囲って対応してましたね。そうなるとやはりデンベレとデストが重要な要素になってきます。敵チームがしっかり現状のバルサを研究して対応してきているので、クーマン監督がどう修正するのかが気になります。
     来シーズンに9番タイプを補強しようにも、ハーランドやケインは財政難から不可能に近いです。一番獲得の可能性が高いデパイは9番というよりはトップ下や左サイドであり、グリーズマンと同じように上手く特性を活かせないんじゃないかと思います。アグエロも昨今のコンディションや年齢と年俸やクーマン自身が獲得を望んでいないことを考えるとバルサに来ることはない気がします。
     結局来シーズンもクーマン監督は現状を大きく変えれる補強はさせてもらえないので、現状のメンバーでなんとか修正せざるをえないですね。クーマン監督には毎回選手編成を苦労させて申し訳ない気持ちです。
     

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、返信ありがとうございます。

      今のクーマンバルサの3-6-1は
      まだ完璧に対応されているとは思いませんが、
      少しずつ苦労していますし来シーズンはまた変化しないといけなさそうですね。

      ハーランドやケインは財政的に無理でしょうし、
      デパイも確かに9番というよりトップ下のプレーを得意としています。

      デパイに関しては実力面で懐疑的な部分もありますが、
      クーマン監督が熱望していることもありデパイ獲得で落ち着きそうです…

      アグエロが輝くなら9番タイプのいい補強なのですが、
      昨夏にベテランのスアレスを放出した意味がなくなりますし、
      コンディションの不安はぬぐえないので獲得しない方がいいと思っています。

      お金のないバルサができることは
      フリー移籍、トレード移籍での獲得がメインになりますし、
      今夏はなんだかんだ噂が出たとしても
      エリック・ガルシア、ワイナルドゥム、デパイの3人獲得に
      プラス1選手獲得するくらいで終わると予想しています。

      ワイナルドゥムとデパイに関してはバケンジとして懐疑的ですが…

      若手の有望なカンテラ選手が多くいるので、
      来シーズンも若手選手の活躍に期待したいですね。

      クーマン監督には苦しい時期を任せて申し訳ないですが、
      予想以上に頑張ってくれているので
      バルサの監督に就任してくれてありがたいです。

      またのコメントお待ちしております。

  2. プラッシー より:

     ミンゲサはSBとしてはオーバーラップのタイミングがいいんですが、クロスの質が実戦だと厳しいですね。
     デストはシュートや仕掛けはSBとしては光るものがあるのですが、オーバーラップのタイミングが悪くて消える試合も多々ありますね。
     今の3バックシステムだと右のWBの出来で試合が大きく左右されてしまう気がします。ソシエダ戦はデストが上手く機能してたんですが、クラシコだと攻撃の起点にもなれず、デストとミンゲサの空いたスペースをかなり使われていました。
     あとは現状の3バックシステムはメディアだと称賛されてますが、個人的にはデンベレの良さが半減してしまってるように思います。確かにデンベレの速さで縦に早い攻撃を狙うのはいいんですが、そのパスの出し手が少なくあまり効果的でないように思います。
     また、デンベレの良さであるサイドからの仕掛けが少なくなってしまい、スペースが出来なくなる試合展開がありますね。デンベレ自身はCFとして得点は取りつつあるんですが、流れから取った得点よりも個人技で取った得点がほとんどですし、イマイチ試合に入りきれていない試合が多い感じがします。
     今は仕方ないかもしれませんが、ファティが復帰した場合や9番タイプを補強した場合にはやはりデンベレをサイドに戻したほうがいいかもしれません。
     

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      ミンゲサもデストもバルサ1年目にしては
      とてもよくやっていると思います。

      ミンゲサはそもそも攻撃の実力面で物足りないですし、
      デストは今のWBになってからは自信を取り戻して頑張っています。

      バルサの右の攻撃はルイス・エンリケ時代からの課題でしたし、
      右の攻撃の人数がそもそも少ないので
      デストやミンゲサ個人だけの責任ではないと考えています。

      デンベレのCFは相手が高いラインを保つときにはいいのですが、
      自陣に引いて後方にスペースがない相手なら
      ポストプレーくらいしかできないですね。

      ポストプレーならデンベレをわざわざ置く意味はないのですが、
      今のバルサには信頼のできるCFタイプがいないので仕方ないかなと…

      来シーズンは9番タイプを補強するのなら、
      その選手の頑張りとできることに期待したいです。

      引いた相手ならデンベレはサイドで起用するのがベストで、
      中央のメッシが止められたときに
      サイドのデンベレが打開してくれる期待感は高いと思います。

      引いた相手なら
      右はデンベレが個人技で打開(デストも絡みながら)、
      中央はメッシの個やペドリなどとの連携した攻撃、
      左はアルバの裏への飛び出し
      簡単に書いていますがこれが現状のバルサの
      引いた相手に対して最も有効な攻撃パターンと考えています。

      今のクーマンのチームの攻撃は中央と左に寄りすぎているので、
      右の攻撃も増やしたいですね。

      これもルイス・エンリケ時代からの問題点だったのですが…

      またのコメントお待ちしております。

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