《質問》来シーズンバルサに加入するトリンカオってどんな選手でどう評価してる?
コメント欄に質問があったので回答します。
『私もグリーズマンよりもアンスをサイドに起用してほしいですね。
今のバルサに1、2人のDFをかわせる選手はメッシとアンスぐらいですし、彼らがいないと相手のブロックを崩すのはかなり厳しいです。
質問なのですが、今夏に加入予定のもうひとりのウイングであるトリンカオをバケンジさんはどのように評価していますか?(プレースタイルやバルセロナでの将来性等)
個人的には縦パスやクロス、ボールコントロールが秀逸で、将来的にはアンスと共に前線でプレーしてほしいと期待しています。』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。
■ 目次
右からのカットインと縦への突破力があり1対1なら止めるのが難しいトリンカオ
光る左足があるものの最大の強みは…
トリンカオ(20歳)は移籍金3100万ユーロで今夏
バルサに加入することが決定している
若きポルトガル人ですね。
186cmの長身ながらスピードがあり、
光る左足を持っています。
パスセンスが高くスルーパスやクロスがうまく、
ボールコントロールのテクニック面も非凡なものがあります。
この年代では頭2つほど抜けているレベルで、
現所属のブラガでもしっかり活躍していますね。
ブラガでは主に右ウイングで起用されており、
左利きなので中央にカットインするのが好きなのですが、
カットインが無理なら縦に突破して右足でのクロスも苦にしていません。
この1対1で相手を抜き去るドリブル力が
トリンカオの最大の強みだと感じました。
左利きなので右足が蹴れないかというと
そうではなく、ふんわりとしたクロスや折り返しは
右足でもまったく問題ないようにみえます。
20歳で体ができていないせいか
フニャフニャしているようにみえる時もありますが、
数年バルサでプレーすれば体もできて問題ないでしょう。
コジャードにプレースタイルが最も近いが大きな違いあり
初めはメッシに似ていると感じたのですが、
少し違う感じでバルサBのコジャードに
近いプレースタイルだとみています。
コジャードはバルサBのアタッカーで
1番期待されている選手だと思いますが、
コジャードにとってライバル出現という感じですかね。
コジャードとトリンカオなら、
バケンジはトリンカオを推します。
コジャードのテクニック面はトップチームの中でも
トップクラスだと思いますが、
コジャードにはトリンカオに比べて
思い切りの良さと縦への突破力が不足しているように感じました。
トリンカオはボールを持てばドリブルで仕掛ける
ことを常に考えていて、縦にも突破できるのは
バルサのウイングでは重要な意味を持ちます。
対するコジャードはとてもうまいのですが、
積極性がなくおとなしい印象です。
メンタル面でトリンカオの方が
トップチームで活躍できる資質があり、
バケンジならコジャードではなくトリンカオを
トップチームに入れたいですね。
バケンジが考える来シーズンのメンバーにもトリンカオを入れています
↓↓↓
戦力がダウンする20/21シーズン、バケンジが考えるバルセロナの選手構成は?
まだまだ未完成な選手だが成長すればスタメンを張れる!?
トリンカオの将来性ですが、
持っているポテンシャルは凄いので期待していますよ。
フィジカル面含めてまだまだ未完成な部分が多く、
これから成長しないといけませんね。
しかし、現在でも90分ピッチに立たしたら
光るプレーを数回は行ってくれる逸材だと考えています。
来シーズンからトップチームに合流すると思いますが、
さすがにスタメンは早すぎる印象です。
ブラガでは右ウイングで常時起用されていますが、
トリンカオ自体は前線なら左でも中央でもプレー可能にみえます。
ベンチスタートを基本としながら途中出場し、
またローテーションで出場機会を得たいですね。
現在のアンスのように限られた出場時間の中で
いいプレーをすればチャンスは必ず訪れ増えます。
あとはメッシやスアレスといった気を遣う
メンバーの中で、自分の良さをどれだけ
出せるかで活躍できるか決まると思います。
遠慮してたら活躍はほぼ無理なので、
気を遣う先輩は多少無視してもいいんではないでしょうかね^^
アンスはこのままいけばバルサのクラックになると思いますが、
トリンカオに関してはまず1年目のプレーをみて判断となりそうです。
ポテンシャルや実力ある選手が
全員バルサで生き残れるわけではないので、
バルサに馴染むという意味でもトリンカオの成長に期待しています。
バルサで成長すれば間違いなく
トップチームには生き残れる選手で、
アンスと一緒に攻撃の中心選手にもなれる素材だとは思っています。
まとめ
トリンカオの左足は光るものがありますが、
最大の強みは1対1で相手を抜き去るドリブル。
バルサBのコジャードのような選手だが、
積極性があり縦への突破力がトリンカオにはある。
バルサで出場時間を得て成長すれば、
トップチームに生き残れる素材。
質問のご回答ありがとうございます。最初にトリンカオ獲得のニュースを聞いたときは移籍金がやや高いとは思いましたが、1月以降のブラガでの活躍を見たらいい金額で獲れたんじゃないかと思います。
アンスとデンベレがライバルになるでしょうが、必ず出場機会が回ってくるので(デンベレはおそらく来年もケガで離脱しそう)、ぜひ自分の持ち味を活かしてほしいですね。
「プラッシー」さん、お礼のコメントありがとうございます。
移籍金はまだそこまで実績がない選手には高い気もしますが、
素材がいいのでバルサで成長させたいですね。
バルサではウイングが主戦場となり、
右にトリンカオ、左にアンスの試合は楽しみですね。
わざわざお礼のコメントありがとうございました^^
またのコメントお待ちしております。