敵陣地ではメッシ頼み（お任せ）になっているバルセロナ、サポートできるウイングの選手は！？

難敵アスレティック・ビルバオを撃破し、

バルセロナはリーガ再開後の４試合を３勝１分としました。

 

バルサファンの中には現状のバルセロナに、

物足りなさを感じている人がいるかもしれません。

 

バケンジの目にはセティエンバルサは成長しており

特に問題ないとみていますが、

物足りなさを感じるのは最後の崩しの部分だと予想しています。

 

今回はメッシお任せサッカーをサポートできるウイングについてです。

 

メッシお任せの崩しでは限界を感じさせたセビージャ、ビルバオ戦

バルセロナのエースといえば、

背番号10番を背負い第一キャプテンであるメッシですね。

 

しかし、現在のバルセロナは攻撃の崩しにおいて

メッシ頼みというよりメッシお任せサッカーになってしまっているのが事実。

 

最も攻撃力があるメッシ中心で攻撃するのは悪くないですが、

現状はあまりにも他の選手の攻撃力を活かしきれていません。

 

これは選手のコンディション不足ではなく、

意識という頭の中でメッシにパスを渡せば

なんとかしてくれるという危険な考え方です。

 

直近の２試合でメッシのコンディションは高く、

メッシ自身の出来は良いもののチームの得点は１得点。

 

チャンスや決定機を何度も作っている中での

１得点なら問題ありませんが、

実際はチャンスや決定機は片手で数えれるほどに…。

 

現状のセティエンバルサの崩しが

上手くいっていないのは間違いなく、

それはメッシお任せの崩しの限界を感じさせます。

 

スアレスが復帰したことでポストプレーや

PA内での迫力や相手の最終ラインを下げることに、

現在のバルサは苦にしていません。

 

ここにウイングの選手が絡み、

メッシとスアレスの２枚の攻撃ではなく、

３枚になれば攻撃のバリエーションは増えます。

 

現在はウイングではグリーズマンが起用されていますが、

正直ウイング起用ならグリーズマンは微妙です。

詳しいことはコチラ

↓↓↓

悩める男グリーズマンをチームプレーヤーとして殺すか、中心選手として活躍させるかどっち？

 

３トップの１人をウイングで起用するなら、

グリーズマンより適任者が現在のバルセロナには

存在すると感じています。

 

 

サイドを突破し、メッシもサポート出来始めているカンテラーノ

ウイングで起用すべき選手ですが、

カンテラーノのアンス・ファティです。

 

アンスのリーガ再開後のパフォーマンスはとても高く、

自宅待機中の２か月間があったにもかかわらず

とても大きな成長を感じさせます。

 

アンス・ファティのこれからについてはコチラ

↓↓↓

バルサの将来のクラック候補アンス・ファティのこれからの道のり

 

アンスはサイドでボールをもてば

縦に突破できるテクニックとスピードがあり、

バルセロナの典型的なウイングの役割をこなせます。

 

バルセロナの典型的なウイングは、

「ボールをもてばまずは縦に仕掛ける」

というボールの持ち方や意識を意味します。

 

少し前ですが将来的に監督になるであろう

シャビが現在のバルサにはサイドで奥行きをもたらす、

ドリブラーの不在を指摘したことがありました。

 

アンスならその役割をこなせるように思います。

 

そしてアンスは中央に入ってくれば得点も取れる選手で、

得点感覚は天性の才能を感じさせますね。

 

またアンスはメッシとのコンビネーションが良く、

ウイング起用しながらもメッシをサポートできる選手でもあります。

 

大金を払って獲得したグリーズマンをベンチに

置くのはメディアを騒がせることになるでしょうが、

現状ではウイング起用ならアンスを

バケンジは第一に推しています。

 

ブライスワイトのウイングも悪くないですが、

アンスと比較した時に少しアンスに分がある印象です。

 

ウイングをアンスにしたからといって

バルサの攻撃の崩しがいきなり解決されるわけではありませんが、

短期間で勝負が決まるリーガなので、

現状で最高と思えるメンバーで戦いたいですね。

 

 

まとめ

メッシお任せの攻撃は限界を感じさせ、

スアレス以外にサポートできるウイングの選手の存在が待たれる。

 

現在のバルサの中でウイングを任せるなら、

アンス・ファティが最善。

 

攻撃の崩しは前線の３選手だけでなく、

中盤の３選手とサイドバックの２選手も絡めた

８選手によっておこなわれるものです。

 

時間がかかるものなので、

１月に就任したキケ・セティエン監督が解決するには

時間が足りないと思いますよ。

 

ビルドアップとプレッシングを強化したことで、

キケ・セティエン監督をもっと評価してほしいですね。