21/22シーズン、1月までのバルセロナの各選手の印象・後半戦について(MF・FW編)

今回は前回の続きで

21/22シーズン、1月までのバルセロナの各選手の印象・後半戦について(MF・FW編)

について書いていきますね。

 

MF:ブスケツ、デ・ヨング、ペドリ、セルジ・ロベルト、リキ・プッチ、コジャード、ニコ・ゴンザレス、ガビ

DH:セルヒオ・ブスケツ

ベテランの年齢の域に達して運動量など

落ちたという声を跳ね返すくらい大活躍をしたブスケツ。

 

シーズン前半戦のバルセロナのMVPは間違いなくブスケツ

 

チームの状態が悪くてもブスケツひとりの力で

高い位置でのパスカットや鋭い縦パスによって

チームにチャンスをもたらしていました。

 

ブスケツの後釜の選手が欲しいものの

今のパフォーマンスをされる限りブスケツ以上の選手はいません。

 

デ・ヨングやニコにこのポジションを

継いでいてほしいバルサファンの願望も

ブスケツがいる以上ブスケツのスタメン起用が揺らぐことはないかも。

 

年齢を重ねて試合を読む力は増しているようにみえ、

衰えがみられるフィジカル部分を十分に補っているのが今のブスケツ。

 

負傷もせずに試合に出続けているのも鉄人ぶりで、

ブスケツに頭が上がるバルサファンはいないでしょう。

 

後半戦もその鉄人ぶりで試合に出続けてほしく、

シャビ監督の中でもブスケツの存在はかなり重要にみられます。

 

 

CH:フレンキー・デ・ヨング

クーマン監督時は不動の中盤の選手でしたが、

シャビ監督になって立場が危ういと考えられているデ・ヨング。

 

前半戦から活躍をしていないとは言えないものの

昨シーズンのような高いパフォーマンスではありませんでした。

 

飛び出しから得点を決めるシーンは少なくなっており、

デ・ヨングもタメを作るメッシ不在の影響を受けている選手。

 

シャビ監督になってからポジショニングで

バルサのポジショナルプレーと違う位置でプレーしようとして

シャビ監督はこれをかなり嫌っているようにみえました。

 

しかし真面目でもあるデ・ヨングは

最近はかなりボールを受けるポジショニングも改善しています。

 

デ・ヨングのボールの受け方は

普通のチームならいいと思いますが、

バルサのサッカーでは動きすぎたりいらないサポートになっていましたね。

 

放出候補にも名前が挙がっていたデ・ヨングですが、

お金に困らない限り放出するのはバカを見るでしょう。

 

もし売却するとしても1億ユーロスタートで

移籍金には最低1億2000万ユーロ以上は取りたいですね。

 

シャビ監督によってバルサのポジショナルプレーを理解し始めた

デ・ヨングは後半戦にさらなる活躍が見込まれます

 

インテリオールにはペドリ、ガビ、ニコと

激しいポジション争いはバルサファンとしては嬉しい。

 

しかも4選手とも年齢が若く、

デ・ヨングの24歳がベテランのようにみえるなんて贅沢な勘違いです。

 

 

CH:ペドリ

昨シーズンにバルサ、スペイン代表と試合に出続けて

今シーズンは負傷で長く離脱してしまったペドリ。

 

シーズン前半戦をほぼすべて離脱しており、

バルセロナとしてはあまりにも痛すぎる離脱でした。

 

その間にガビやニコが出てきたことは嬉しい誤算でしたが。

 

昨シーズンまではメッシにボールを預けたり

相手の守備ブロックの外でプレーする機会が多かったペドリですが、

今年に入ってプレーを再開しているペドリは相手の危険な位置でプレーし続けています。

 

シャビ監督の指示もあるでしょうが、

バルサファンが求めていた攻撃のタクトを振るという役割を

短い期間ですがしっかりこなしてくれているペドリは秀才。

 

ガビやニコが出てきたことで悪いプレーなら

スタメン出場も危ういと考えていたバケンジの予想を

吹き飛ばす大活躍ぶりです。

 

後半戦は負傷をせずに長い間プレーし続け、

19歳と若い選手ですがバルサの攻撃を引っ張っていってくれれば

 

ファティがいない分ペドリへの期待度は高く、

申し訳ないけどよろしくお願いします( `ー´)ノ

 

 

CH:セルジ・ロベルト

今シーズンに入る前はメッシがいなくなったこともあって

チームの中心選手としての活躍を期待されていたセルジ・ロベルト。

 

負傷によってほぼ試合に出場しておらずいまも負傷で離脱中

 

回復してもシーズン終盤になると予想され、

バルサファンはセルジ・ロベルトの復帰を待ち続けるだけ。

 

契約が今シーズンまでなので契約延長は注目されており、

プレー機会が少なくなると考えればフリー移籍はあるでしょう。

 

セルジ・ロベルトももうすぐ30歳とベンチに座る年齢ではなく、

バルサでプレー機会が少ないなら移籍してもおかしくありません。

 

契約延長の話がなにをもって進んでいないかは

情報が錯乱しているのでわかりませんが、

バルサとしては契約延長のオファーは出してほしいですね。

 

GKとCBとCF以外ならプレー出来るセルジ・ロベルトは

シャビ監督のもとで戦力になるはずですから。

 

後半戦は復帰して元気な姿をみせることが

セルジ・ロベルトに求めることですかね。

 

 

CH:リキ・プッチ

クーマン監督のもとで干され気味で、

シャビ監督になってもその序列が変化していないリキ・プッチ

 

中盤では今いる選手の中では一番下であり、

後半戦も出場機会は少ないでしょう。

 

期待してるバルサファンは多くいるでしょうが、

バケンジはもうすでにあきらめ気味というのが本音。

 

具体的なプレー部分で言うと

ゴールに向かわない横向きのプレーに終始していること。

 

あとは相手選手の間でボールを受けるのがリキの持ち味ですが、

いまは相手の守備ブロックの外でボールを受けて横パスを送っているばかり。

 

昔のリキはもっと勇気があって相手ゴールに突進するシーンがあったのに…。

 

出場機会が少ないあまりミスをしないように

慎重になっているのかは分かりませんが、

シャビ監督になってプレーが改善すると思っていましたが

まったく改善する様子はありません。

 

カンテラ出身者でリキに期待していましたが、

このままのプレーが続くのなら

夏の移籍市場で移籍させるべきでしょう。

 

ペドリ、デ・ヨング、ニコ、ガビと

バルサのインテリオールにはもう4人おり、

リキに変な期待をかけなくても回せる状況ですから。

 

後半戦はまずシャビ監督にアピールし

ただパスをつなぐといった怖さのないリキではなく、

相手に怖さのあるプレーをしてほしいですね。

 

 

CH:アレックス・コジャード

バケンジとしてはプレシーズンから猛アピールしていた

コジャードを推していましたがふたを開ければ

背番号すら与えられなかったコジャード

 

今冬の間に出場機会を求めてグラナダへレンタル移籍をしました。

 

バルサとの直接対決では途中出場でプレーしており、

グラナダで成長して夏のプレシーズンに戻ってきてくれれば

 

シャビ監督のバルサでも苦しい立場は変わらないと予想していますが、

成長してアピールしていれば何か光がさすかもしれません。

 

 

CH:ニコ・ゴンザレス

デポルで時代を築いたフランの息子で、

プレシーズンの時からすでに注目を集めていたニコ・ゴンザレス。

 

プレシーズンは出遅れもありましたが、

しっかりとアピールに成功してトップチームの一員に。

 

試合の出初めはかなりブスケツに頼っていましたが、

いまではしっかりとプレーしていますね。

 

ニコのフィジカルや前への推進力はバルサの武器になっており、

他の選手とはタイプが違うのでそこもいいところ。

 

アンカーでブスケツの後釜といわれていましたが、

現状の実力ではアンカーは実力不足とバケンジは考えており、

当分はインテリオールのプレーでいいと思います。

 

ニコのプレースタイル的にもインテリオールの方があっていると思いますし。

 

よく走り激しいプレーをするので負傷は怖いですが、

若い選手なのでこれくらいのガムシャラさはみていて気持ちいいですね。

 

後半戦はペドリ復帰とデ・ヨングの復活によって

スタメン起用は少なくなるかもしれませんが、

途中出場でも計算できるのでプレー機会を与えられたときに活躍してくれれば

 

 

CH:ガビ

プレシーズンでアピールに成功しトップチームに定着し、

バルサだけでなく世界中に旋風を巻き起こしたガビ

 

スペインのフル代表でもスタメンで起用されており、

相方のコケより後に交代されるというルイス・エンリケ監督のお気に入りっぷり。

 

シャビ監督もかなり気に入っている選手であり、

今年の若手版のバロンドール受賞も気が早いですが、

昨年のペドリに続いてバルサからガビ受賞の可能性は高い。

 

ガビの良さはボールを受ける位置やパスのうまさなどと

初めは思っていましたが、

ガビ最大の特徴は負けず嫌いなのかもしれません。

 

1対1の対人はもちろんのこと

チームの勝利に貪欲な姿勢で毎試合戦ってくれており、

走行距離13キロを超えた後半ロスタイムに

相手GKに全速力ダッシュでプレスをかけるあたりの

メンタル部分は凄いというしかありません。

 

これだけ闘志を前面に押し出す選手も珍しいですね。

 

プレーから秀才ぶりは伝わっていますが、

さらに強靭なメンタルも兼ね備えているガビはただただ素晴らしい。

 

カンテラから出てきた本当に宝石の選手であり、

契約延長してバルサで長くプレーしてほしいですね。

 

契約延長は心配しなくても大丈夫だと思いますよ。

 

若い選手なのでスタメンで起用し続けることに不安でしたが、

ペドリの復帰によって休む機会もありそうなのでなにより。

 

ペドリ同様に休むことを嫌いそうで、

若い選手ですがベンチに座らせることに手を焼くかもしれません。

 

後半戦はペドリ、デ・ヨング、ガビの3人が

インテリオールのスタメンで起用されるでしょうし、

ガビなら問題なくいいプレーを続けてくれるでしょう。

 

あとは若すぎる選手なので負傷さえしなければいいですね。

(靴ひもの結び方はもう教わったかな(笑))

 

 

FW:メンフィス、アンス・ファティ、デンベレ、アグエロ、コウチーニョ、ブライスワイト、ルーク・デ・ヨング、デミル、アブデ、ジュグラ、イリアス、フェラン、トラオレ、オーバメヤン

CF:メンフィス・デパイ

加入当初はチームのエースではなく攻撃の一角だったのに、

クーマン元監督のもと前半戦はバルサのエースとしてプレーしたメンフィス

 

メッシ、スアレス、ネイマール、グリーズマンに比べれば

ワンランクよりも下の選手なのは間違いないけど、

前半戦のバルサはメンフィスに頼るしかありませんでした。

 

メンフィスもその期待に応えるようにシーズン序盤は個の力で活躍し、

バルサに勝ち点をもたらしてくれています。

 

クーマン元監督のもとチームが目にうまくいかなくなったころから、

メンフィスは前線で孤立するシーンが増えて活躍は減りました。

 

それでもチームの苦しい状況で

全試合フル出場をして得点のにおいがメンフィスくらいしかしないなか

頑張ってプレーをし続けてくれて感謝。

 

守備もさぼってしまうときはあったものの、

全体的に頑張ってボールを追い守備に参加していました。

 

バルサのエースとして結果だけ見れば活躍は足らないですが、

メンフィスは頑張ってくれたのでバケンジは高評価しています。

 

試合に出続けたことあって負傷して今は離脱中ですが、

シャビ監督のもとでも活躍は出来るだけのポテンシャルはある。

 

メンフィスを前線の中央起用で偽9番のようにプレーさせれば、

かなりバルサの攻撃の形は作れると思いますし、

ルークやオーバメヤンとは違ったタイプのCFでもあります。

 

シャビ監督が復帰したメンフィスをどう起用するか分かりませんが、

後半戦もバケンジはかなり期待していますよ。

 

クーマン元監督がいなくなくなったことで

モチベーションの心配や退団報道が出ていますが、

全力でプレーしてバルサの勝利に貢献してくれるでしょう。

 

 

WG:アンス・ファティ

昨シーズンからの負傷で出遅れ、

復帰した試合で得点を決めてここからファティのもと

バルサの復活と思っていたのに負傷を繰り返して今も離脱中のファティ

 

負傷は仕方ないものの、

最近は筋肉系の負傷が続いていることは心配ですね。

 

かなり慎重に筋肉系の負傷から復帰させたのに、

また筋肉系の負傷での離脱ですから。

 

それもかなりの重傷であり、

筋肉系の負傷では珍しく手術まで話は進んでいましたし。

 

まずは回復ですが、

復帰した後のファティは少し体を大きくしすぎている気が…。

 

筋肉をつけてパワーアップしたのはいいのですが、

負傷の繰り返しだけは絶対に避けたいところです。

 

保存治療を選択しており回復の期間は未定で、

今シーズンいっぱいに復帰できればいいのかもしれません。

 

バルサのエースとしてプレーしなくては困るので、

負傷から復帰して元気な姿をみせてほしいですね。

 

 

WG:ウスマン・デンベレ

攻撃の中心選手としての活躍を期待され、

それなりに個の力で役割をこなしていましたが「サヨナラのデンベレ」

 

契約延長は話が進まず、

デンベレの代理人の時間稼ぎを許しすぎたバルサの対応も悪かったですね。

 

今は干されている状況ですが、

シャビ監督は戦力としてプレーさせるなんてことも言われています。

 

もしプレーさせたならバルサファンから大ブーイングは確実で、

プレーさせてもすぐにスタンド送りになるだけでしょう。

 

カンプノウに変な空気を流すのには反対ですし、

シャビ監督には起用しないようにしてほしい。

 

デンベレについてはバケンジは期待していたので残念ですが、

他のクラブでプレーする意思があるのならそこで頑張ってもらうしか。

 

ネイマール同様に才能はありますし、

ある意味ネイマールをも越せる選手だと思っているので

サッカーに真摯に向き合って成長していってほしいです。

 

デンベレのことを書くとさすがに愚痴っぽくなりそうなので、

ネガティブなことを書いてもいいことないので

デンベレについて書くのはこの記事が最後ですかね。

 

 

CF:セルヒオ・アグエロ

貴重な得点源として期待され、

負傷でシーズン序盤は離脱していましたが復帰した試合から存在感をみせ

これからだったのに心臓の病気で引退を決断したアグエロ

 

サッカーよりも命が優先だと思いますし、

アグエロ本人が引退を決断したのだから尊重して

これからの人生を幸せに進んでくれることを願うばかりです。

 

クラシコでは意地の一発を決めてくれましたし、

長期離脱していたとは思えないほどコンディションもよさそうだったので

アグエロの活躍がバルサでみられないのはショック。

 

アグエロをCF起用していれば得点力不足は

今よりマシだったでしょうし、

それだけのキャリアと実力を兼ね備えている選手ですね、

 

元レアルのカシージャスの時もそうでしたが、

心臓の病はその選手のサッカー人生を狂わせるので止めてほしい。

 

 

WG:フェリペ・コウチーニョ

メッシがいなくなったことで

攻撃の中心選手になる可能性もありましたが、

バルサではうまくいかなかったコウチーニョ

 

前半戦は出場機会を与えられて

いいアクセントになるときもありましたが全体的に

低いパフォーマンスではありました。

 

冬の移籍市場でアストン・ヴィラへレンタル移籍し、

そこでもブラジル代表でも復調の兆しをみせています。

 

実力はあるけどバルサの水が合わなかった典型的な選手となってしまいました。

 

コウチーニョが活躍できない理由を考えても、

もうバケンジには分かりませんね。

 

ただヴィラやブラジル代表では

バルサの時よりも精力的にプレーしているようには見えます。

 

メンタル面だったのかな…。

 

今の活躍を続けてくれればコウチーニョ売却には苦労しそうにないので、

選手としてもこの活躍を続けてほしいですね。

 

 

CF:ブライスワイト

負傷でシーズン前半戦をほぼ棒に振り、

後半戦に再起をかけているブライスワイト

 

シャビ監督がどれだけブライスワイトを起用するか分かりませんが、

チャンスは多くないと予想しています。

 

前線はフェラン、トラオレ、オーバメヤンと補強しており、

ここにブライスワイトが食い込んでくるようには思えない。

 

それでも横からのクロスに点で合わせるのはとてもうまいので

トラオレのように個で突破してクロスを上げる選手の場合、

ブライスワイトのゴール前の動き出しが活きると思います。

 

この役割もオーバメヤンがしてしまいそうな気もしますが…。

 

後半戦はシャビ監督にアピールして、

数少ないチャンスで活躍するしか道はありません

 

 

CF:ルーク・デ・ヨング

グリーズマン放出でクーマン元監督の強い要望により獲得し、

バルサらしくない背の高いCF獲得で懐疑的な目で見られたルーク・デ・ヨング

 

クーマン元監督の体制で出場機会は与えられていたものの、

活躍と呼べるプレーはみせれずにバルサファンからブーイングが飛んでくることも。

 

これでルークの冬の移籍市場での放出は間違いないと思われましたが、

前線の選手の負傷離脱もありチャンスを得ると

そこで活躍してシャビ監督の序列を高めました。

 

といっても正直シャビ監督がルークを気に入っているというより、

前線の選手の駒的にルークしかいないと予想していますが…。

 

それでもPA内でのクロスからの得点力は証明され、

試合終盤に起用される機会は訪れるでしょう。

 

後半戦はスタメン起用は少なくなるかもしれませんが、

得点のほしい状況でルーク投入は十分考えられますので

その状況での大活躍に期待したいです。

 

 

WG:ユスフ・デミル

プレシーズンで最もアピールに成功したバルサBの選手で

シーズンに入れば大活躍が期待されたデミル。

 

デミルはどこかメッシに似た仕草をみせることもあり、

バケンジもかなり期待してみていました。

 

しかし、リーガ一部のインテンシティについていけなかった形ですね。

 

プレーが鈍くて持ち味のテクニックが活きることはなく、

デミル自身のプレースピードを上げるしかありません。

 

シーズンの成長ぶりをみて買取オプションを行使してもいいと思っていましたが、

10試合以上出場させると買取義務が発生することもあり

バルサフロントは1000万ユーロの支払いを嫌って

そこからデミルは起用されなくなりました。

 

いまは所属元であるラピド・ウィーンに復帰しています。

 

いまはリーガ一部で通用するレベルではありませんでしたが、

成長すれば違いを作るだけのポテンシャルはあったでしょう。

 

すぐではなくても数年後に、

バルサでなくてもデミルの活躍のニュースを聞くことになるかもしれませんね。

 

バルサでのこの半年はデミルにかなりの経験だと思いますし、

選手本人にかなりの成長意欲がありそうなので

これからバルセロナを見返すだけの活躍に期待しています。

 

 

WG:アブデ・エザルズリ

クーマン元監督のもとでは全く起用されず、

シャビ監督になって抜擢されたドリブラーであるアブデ

 

バルサファンはこの実力があるのなら

なぜクーマン元監督が起用しなかったのか不思議でしょうがありませんね。

 

1対1でのドリブル突破はかなりの実力があり、

シュートの振りもかなり早い。

 

ただ実力不足で最後のパスやフィニッシュの精度は

まだまだ成長してもらわないと困るところです。

 

またアピールしたいあまりか

利己主義的な部分も気になるところで、

もっと周りをシンプルに使ったり周りと連携する状況判断が悪いです。

 

それでもドリブル突破は目を見張り、

左右のどちらのWGでも起用できるのでアブデは面白い素材ではあります。

 

フェランやトラオレ加入はアブデを苦しい立場にしますが、

シャビ監督はかなり気に入っているので出場機会は訪れすでしょう。

 

もう少し周りを使いながらプレーすることができれば、

よりドリブルが活きるので後半戦はこういう部分に注目ですね。

 

 

CF:フェラン・ジュグラ

シャビ監督になってCF不足もあり起用され、

得点という分かりやすい形でアピールに成功して出場機会を得ているジュグラ

 

チームへの献身性やシュートの上手さは

ペドロと少し被る部分がありますね。

 

オフザボールの動きもいいですしなおさらです。

 

ジュグラもアブデ同様に少し利己主義といいますか、

得意なシュートを狙いすぎな部分はあるものの

若い選手なら仕方ないのかもしれません。

 

ジュグラの場合は22歳とバルサBの中でも立場が危ういですし、

ここでアピールに成功しないと移籍させられるかもしれませんし。

 

冬の前線選手の加入でジュグラの出場機会はかなり減るでしょうが、

バルサBで活躍しながらチャンスを待ってほしいです。

 

 

WG:イリアス・アコーマック

17歳という年齢ながらトップチームデビューし、

才能の片りんだけをみせたイリアス

 

様々な面で実力不足ではあるものの、

ボールタッチや周りと連携した攻撃は可能性を感じずにはいられません。

 

課題がありすぎるイリアスではありますが、

来シーズンといわず20歳くらいまでは注目して成長を見守りたいですね。

 

まずはバルサBでしっかりプレーし活躍して、

プレシーズンで成長した姿をみせてチャンスをつかんでほしい

 

現状の実力ではアブデやジュグラよりは劣りますが、

成長してバルサでの活躍の可能性だけなら

このイリアスが一番あるとバケンジは予想してみています。

 

 

WG:フェラン・トーレス

シャビ監督の強い要望によりお金のないバルサが、

出来高含めて6500万ユーロという高額な移籍金で獲得したフェラン・トーレス

 

前線のどこでも起用可能なフェランで、

オフザボールの動きとシュートの上手さに定評があります。

 

バレンシア時代にはドリブラーという印象でしたが、

シティのペップのもとプレーしてかなりプレースタイルが変化した印象。

 

スペイン代表でもスタメンを張っており、

地味に勝負強くて大事な局面で得点に絡んでいるフェラン。

 

負傷から復帰したばかりでコンディションが悪いせいか、

普通のプレーにほとんど絡めていないのは心配な点であります。

 

サイドならもっとボールを受けて落ち着かせたり、

裏への飛び出しで攻撃にアクセントをつけてほしいのにその活躍は少ない。

 

これがフェランの今の課題となっており、

そこに得点面で貢献してくれれば言うことなしです。

 

あと守備面ではかなりサボっているのが現状なので、

シャビ監督がもっと厳しく言わないと直らないでしょう。

 

21歳と若くこれからの選手なので、

後半戦の間でも成長できるはずで成長を感じさせながら活躍することに期待です。

 

移籍金の高さから活躍してもらわないと困る状況で、

変なプレッシャーをかけたくありませんが絶対に活躍してくれ(笑)

 

 

WG:アダマ・トラオレ

6年半ぶりにバルサにレンタル移籍ですが復帰し、

デンベレの代わりにサイドでの突破に期待がかかるアダマ・トラオレ

 

バルサのトップチームデビュー時代から体はがっしりしていましたが、

プレミアに移籍して体はえげつないくらいごつく成長しましたね。

 

ウォルヴァーハンプトン時代に活躍し始めたときに、

同じ名前ですがバルサのトラオレとは違うと思ってしまうほどに。

(しかもこの体でウェイトトレーニングはしないという噂も…(笑))

 

トラオレはスピードとパワーが持ち味の選手で、

プレミアで止めれないくらいなのでリーガでは無双状態でしょう。

 

1対1の状況である程度のスペースがあるならどんどん仕掛けて、

個での状況打開に期待したいですね。

 

ただオフザボールや周りと連携した攻撃は苦手そうで、

プレー集からそういった活躍がないのは不安なところではあります。

 

またラストパスやシュートも課題で、

ウォルヴァーハンプトン時代のアシストや得点の数字は寂しい。

 

主にシャビ監督のもとでは右WGで起用され、

サイドライン近くに立って右の幅を取る役割を担うでしょう。

 

デンベレとほぼ同じ役割と予想され、

バルサカンテラ出身ということもありデンベレを超える活躍を期待したいです。

 

 

CF:ピエール=エメリク・オーバメヤン

冬の移籍市場の最後の最後にCFの補強という意味で

獲得した少し問題児感があるオーバメヤン

 

正直バケンジはオーバメヤンをほとんど知りません。

 

そういう意味でオーバメヤンがどういったプレーをするか楽しみです。

 

プレー集をみる限りは裏抜けやスペースへの飛び出しがうまく、

PA内のゴール前での動きの質の高さはさすがと思えるレベル。

 

プレミアでコンスタントに得点を決めている選手なだけに、

バルサでも起用し続ければ得点は間違いなく決めてくれるでしょう。

 

またダイレクトやツータッチのポストプレーも結構うまく、

アーセナルではオーバメヤンのポストプレーを攻撃の形のひとつにしていたのでしょうね。

 

スピードがあるのは知っていましたが、

正直足元はない選手だと思っていたのでバルサで起用する幅が広がると思います。

 

オーバメヤンにはもちろん得点数に期待で、

どのような形になるか分かりませんが主に裏抜けの動きで

攻撃の形を作ることにも期待したいです。

 
 

4 Responses to “21/22シーズン、1月までのバルセロナの各選手の印象・後半戦について(MF・FW編)”

  1. プラッシー より:

    デンベレにはいい意味で予想を裏切られましたね。不用意なボールロストが減りましたし、ドリブル突破やアシストといった攻撃面だけでなく、前線でプレスしたり最終ラインまで下がって守備をするなど懸命にサッカーに取り組む姿勢が感じられます。

    気づけばアシスト数トップになっているし、チャビがデンベレを信用し続けたことと兄貴分のオーバメヤンが来たことが彼を変えたんでしょうね。代理人は厄介ですが、できれば基本給を下げつつ出来高で満足してもらえるよう契約延長してほしいかなと思います。

    反対に評価が低くなったのはフェラン・トーレスですね。他のクレには決定力はいつかは向上して活躍するなんて言われてますが、問題はゴールを取ることにこだわりすぎて他の基本的なプレーが疎かになっている点ですね。

    オーバメヤンがプレスに行ってるのにプレスをサボってパスを許してるし、ボールをもらいに動いたり裏抜けしたりせず棒立ちになってたのでアウベスから試合中に怒られてましたね。(マジョルカ戦)

    チャビもフェランを寵愛しすぎてオーバメヤンやメンフィスを外すことはあってもフェランは絶対にスタメンから外さないですし、フェランをなんとか入れるために新しいフォーメーションをセルタ戦で試してチームのバランスが崩れたりしてますね。

    フェラン獲得に高額な移籍金を費やしたし、ベンチに置いておきたくない心情は分かるのですが、やっぱり調子がいい選手を起用すべきですし、特定の選手のためだけにフォーメーションを変えたりするのは監督としてどうなのと思います。

    最近はフレンキーが戦犯扱いされたり、資金獲得のための放出の噂が絶えないですが、フェランに市場価値以上の高額な移籍金を使ってチームへの貢献度が高いフレンキーを出すのかと残念に思います。フェランの移籍金でSBの補強もできたし、移籍金の減価償却費がさらに増えたことでサラリーキャップが再度マイナスになったので獲得はトータルで見たら失敗だったのかなと思います。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      デンベレは今年に入ってからコンディションが上がり、
      負傷もしなくなって活躍しだしましたね。

      元々ポテンシャルが異常な選手なだけに
      これくらいの活躍は2年目くらいでしてほしかったです。

      契約延長をしてくれればそれでいいのですが、
      ボールをもらう前の動き、周りとの連携、ボールキープの仕方
      など課題はたくさんあるのでまだまだ成長は必要ですけどね。

      今のバルサで最も活躍できていない選手が
      フェラン・トーレスといっていいと思います。

      シティやスペイン代表で得点を決めていただけに
      バルサでも得点を量産してくれると安易に考えていました。

      ボールのないところでの動き出しやゴール前に入る動きは素晴らしいですが、
      バルサではフィニッシュが入らな過ぎてヤバイ…

      フィニッシュが入るだけで来シーズンも戦力になるとは思いますが、
      それ以外の試合の流れでの貢献度の低さが一番気になるところです。

      バレンシア時代はドリブラーだったはずですが、
      ドリブルで抜くシーンは皆無で攻撃ではパスをさばいているだけ…

      守備ではめんどくさそうに参加していてプレスや寄せが甘く、
      まだそのレベルの選手ではないのに勘違いしているように思うので
      シャビ監督がガツンと意識改革の指導をしてほしいですね。

      あとバケンジが思うことは
      「すぐ倒れるのをやめてプレーに集中してほしい!」
      というところですかね。

      試合の流れでほとんど貢献していないと思いますが、
      シャビ監督はお気に入りの選手で起用し続けているのが不思議。

      最近というよりメンフィスは実力がある選手なので、
      メンフィスをもっと起用してほしいですね。

      そしてファティが復帰したのでファティを左WGで起用してくれたら。

      フレンキーはなにかと叩かれていますが、
      バケンジとしてはフレンキーなりに変化をつけようと頑張っているので高評価です。

      フレンキーはバルサのシャビ監督のポジショナルプレーではない動きもしますが、
      その動きに周りの選手がまったく合わせれないことのほうが問題な気はします。

      今のバルサは基本的なポジショナルプレーしかできず、
      相手がいいプレスをかけたときに選手自身で解決できていないので。

      シャビ監督が後半にいろいろいじったりしていますが、
      バケンジとしては選手たちの工夫が足りていないとみています。

      昨年11月に就任してからシャビ監督がここまでチームを再建したことは嬉しいですが、
      常勝チームになるにはまだまだ道のりは長いと思いますね。

      またのコメントお待ちしております。

  2. プラッシー より:

    メンフィスは前半戦、前線の選手が怪我で孤軍奮闘してた中で、8ゴールだったので結構頑張ってたと思います。
    一部のバルサファンからはメンフィスを売却してほしいと言ってるみたいですが、冬補強でFWを補強したのでゴールだけでなくアシストももっと増えるのじゃないかと思います。デンベレ退団後はドリブルで崩せる数少ない選手なので、できれば契約延長してほしいと思います。

    フェラン・トーレスはオフザボールの動きが良くて決定機も多い分、ゴールがなかなか決まらないですね。あともう一歩で覚醒しそうです。

    トラオレはスピードあるドリブルで最終ラインまで一気に持ち運べるんですが、そこからの判断が遅く3秒近くかかってますね。ボールタッチが一つ多くて自らシュートコースを狭めたり、味方へのクロスの精度やタイミングがあと一歩です。残留するかどうかは、ウルブスにレンタルしてるトリンカオが買い取られるかにも影響しそうですね。

    放出されそうな選手は契約期間も加味すればプッチ、コジャード、ジュグラ、ブライスワイト、デンベレ、セルジ・ロベルト、コウチーニョですかね。

    補強選手はパブロ・トーレで後はハーランド獲得が成功するか次第で、残留する選手が変わってきそうですね。シャビがハーランド獲得を熱望してるので出来れば獲得してあげたいですね。
    問題となる給与や代理人手数料は敏腕のアレマニ―がどう抑えるか…

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      メンフィスのシーズン前半戦の孤軍奮闘には
      バケンジは頭が上がりません。

      いまは周りの選手も揃ってきて
      メンフィスのパスやドリブルやシュートがかなり生かされる状況で
      ここからかなりの活躍を予想していますよ。

      フェランの現状の課題は決定力と守備面といったところで、
      チャンスに多く絡んでいるのであとは決めてくれることを願うばかり。
      (シュートは上手いのでゴールを決めるのは時間の問題とみていますが…)

      トラオレは突破力は素晴らしいですが、
      ラストパスやシュートといった最後の部分でやっぱり課題ですね。

      その突破力もシーズン最後まで通用するかは見もので、
      相手に対策されたときにどれだけ持ち味を出せるかはここからの注目。

      放出選手はほぼそうだと思いますね。

      パブロ・トーレにはかなり期待していますが中盤なら
      ペドリ、デ・ヨング、ガビ、ニコ
      の4人がいるのでトップチーム合流はどうですかね。

      バケンジとしては左WGの
      いまのガビの役割がはまると思っています。

      ハーランドはシャビ監督の熱望なので仕方ないですが、
      金額を抑えてほしいですね。
      (実力面だけで言えばハーランドは不満どころか嬉しすぎる選手なのですが)

      またのコメントお待ちしております。

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