《質問》19年夏に獲得が決まっているデ・ヨングの実力と起用ポジションは?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『この記事から今、現在覚醒中?のフレンキーデヨングは、どんなイメージですか?
最新版のフレンキーデヨングの記事が読んでみたいです!!どんな成長をしたのか?
この記事通りにバルサではセンターバックが最適なのか?
バルサ中盤ではまだ力不足なのか?
などなど新しい記事期待してます^ – ^』
貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。
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■ 目次
見解・回答の目次
1、「デ・ヨングの実力は予想以上で、バルサファンにはアルトゥールのように愛されるレベル」
2、「将来的にはアンカーが本職、来シーズンは中盤ならどこでも出場OK!」
3、「これから10年以上バルサで地位を築けるデ・ヨング」
4、「まとめ」
1、デ・ヨングの実力は予想以上で、バルサファンにはアルトゥールのように愛されるレベル
・アヤックスのCLの試合を見てデ・ヨングの真の実力がやっとわかる
バルセロナは19年夏に7500万+出来高1100万ユーロと一般的には高額な移籍金で、アヤックスのフレンキー・デ・ヨングの獲得を正式に決めましたね。
合計額8600万ユーロでデ・ヨングを獲得したわけですが、実力と年齢(バルサ加入時22歳)を考えれば安かったと思います。
CLグループステージ最終節のバイエルン対アヤックスの試合を見て、アヤックスは面白いチームと感じました。
そこからアヤックスのCLの試合(マドリー、ユベントス戦)はすべて90分間フルタイムで見ています。
5試合(450分間)見れば、選手の実力はほぼ完璧に把握できると思っているので、デ・ヨングの実力は把握したと思います。
ちなみにアヤックスでおすすめの選手はデ・ヨング、デ・リフト(バルサ獲得狙っている)、ファン・デ・ベークの3人です。
ファン・デ・ベークは全くの初耳・初見でしたが、レベルが高すぎてこれからの活躍が楽しみです。
・状況判断に優れたとてもクレバーなデ・ヨング
まずデ・ヨングのイメージですが、試合を見て前回の記事のイメージとは良い方向に大きく変化しました。
前回の時はラキティッチとセルジ・ロベルトの特徴を足した選手というイメージでしたが、ブスケツとセルジ・ロベルトですかね。(あまり大きく変化してない気もしますが^^)
デ・ヨングは「状況判断に優れている」、この一面を甘く見すぎていました。
デ・ヨングが約1年と短い期間に急成長したのかは分かりませんが、状況判断は21歳ながら中盤の選手ですでにトップ10入りしているように思います。
また、以前は中盤で後ろ向きで相手のプレッシャーを受けたらいいプレーはできない選手と評価していましたが、これも全く違っていいプレーの連続。(むしろここがデ・ヨングの強みと言っていいかも)
前向きでそこまでプレッシャーがかかっていない状態でしかいいプレーは出ないと思っていましたが、狭いスペースでもいいプレーがバリバリできました。
状況判断のレベルが高すぎることにより、相手のプレッシャーをかわすテクニック面、パスの展開力という心配点はクリアですね。
実年齢は21歳ですが、27歳のいろいろ経験してきた選手かのような落ち着きとクレバーさがデ・ヨングにはあります。
・バルサではアルトゥールのようにすぐ愛される選手になる
期待のかかるデ・ヨングですが、今シーズン活躍しているアルトゥールのようにすぐにバルサファンのハートはつかめると思います。
むしろベンチに置くようなことがあれば、「なぜデ・ヨングを起用しない!?」という意見がすぐ出てきそうです。
ラキティッチの去就次第で出場機会は変化しそうですが、バルベルデ監督もデ・ヨングはすぐに起用すると思います。
ラキティッチが残留するなら中盤のスタメンはブスケツ、ラキティッチ、アルトゥール、デ・ヨングの4人で主に回すでしょう。
ラキティッチが移籍するならブスケツ、デ・ヨング、アルトゥールの3人で決まりじゃないですかね。
19年夏のバルセロナの最大の補強選手と思って間違いないです。
これを超える獲得があるとすればデ・リフト(アヤックス)、ムバッペ(パリ)の獲得くらいですかね^^
2、将来的にはアンカーが本職、来シーズンは中盤ならどこでも出場OK!
・来シーズンは中盤ならどこでもOKのデ・ヨング
デ・ヨングの起用ポジションですが、中盤ならどこでも活躍できます。
アンカーでも、インテリオールでも問題ないです。
4-4-2ならSHの位置で起用しても問題ないと思いますが、デ・ヨングの状況判断の実力なら中央付近で起用した方がチームのためになると思います。
来シーズンもブスケツがアンカーで多くの試合に出場するでしょうから、デ・ヨングはインテリオールでの起用が増えると予想されます。
デ・ヨングの実力なら以前書いたようにCBやSBでも活躍できるでしょうが、実力があるので本職の中盤での起用がいいでしょう。
・将来的にはアンカー起用がベスト!ブスケツの後釜確定!?
デ・ヨングなら中盤のどのポジションでも活躍できるでしょう。
そこでバルセロナでは将来的にアンカーとインテリオールのどちらをやらせるかというと、アンカーだと思います。
インテリオールよりもアンカーのほうがボールに触るチャンスは多くなりますし、デ・ヨングはそれだけ実力のある選手です。
オフザボールのボールをもらう動きも相当うまいので、アンカーで起用したら多くのボールに触りながら攻撃のスイッチを入れる選手になってくれるはずです。
縦パスはすでにブスケツのような針の穴を通すパスを出しています。
インテリオールでも悪くないですが、バルサのアンカーは見つかりにくいポジションということもあり、デ・ヨングくらいの実力者はそうそう出てこないと思いますよ。
ブスケツの後釜を心配していましたが、デ・ヨングを獲得したことでこの話は終わりですかね。
3、これから10年以上バルサで地位を築けるデ・ヨング
・バルサファンは長くお世話になりそうなデ・ヨング
他の多くのビッククラブからのオファーがありながら、最終的には好きだったクラブであるバルセロナを選んだデ・ヨング。
加入する時の年齢が22歳ということもあり、これからデ・ヨングには長くお世話になりそうです。
デ・ヨングほど才能ある中盤の選手は多くいないので、もしかすると10年以上バルセロナで活躍するかもしれません。
デ・ヨングの獲得は、昨シーズンのアルトゥール獲得時に近い「絶対活躍する!」感覚ですね。
・ブスケツの引退or移籍を早めるかもしれないデ・ヨングの怖さ
将来的にブスケツの後釜確定!?と書きましたが、現実はデ・ヨングの存在がブスケツのバルセロナ離脱の時期を早めるかもしれません。
ブスケツは「ベンチや活躍できていない状態でバルサに残る気はない」と発言している通り、自分が高いレベルをキープできていなければ引退なり移籍をすると考えていいでしょう。
またこの発言から、ブスケツは自分の存在感が小さくなればバルセロナから離れると考えることができます。
そういう意味でデ・ヨングの存在は、ブスケツのバルサ離脱を1年もしくは2年ほど早める可能性があるかもしれません。
デ・ヨングの獲得はとても喜ばしいことですが、同時にブスケツ離脱が早まる危険性のある獲得だったと思います。
4、まとめ
・デ・ヨングは状況判断に優れたクレバーなトップレベルの選手
・来シーズンは中盤ならどこでも起用可能だが、将来的にはアンカーで落ち着きそう
・実力者だけにブスケツの去就に影響するかもしれないデ・ヨング
こんにちは、いつも楽しく拝見させていただいています。
昨シーズンは加入から結構ゴールも決めていたコウチーニョ。
終盤に来て復活気味ですが今シーズンは不調で散々に叩かれています。
ボク個人当初はタイプ違えどイニエスタの後釜と期待したのですが、ブラジル代表とは違ってバルサの中盤には物足りないみたいですね。
不調の原因と改善について解説いただければ幸いです。
「vivacampeon」さん、コメントありがとうございます。
質問のほう回答させていただきました。
ご確認ください。
コウチーニョの不調の原因としてはメンタル面だけでなく、
・左サイドのアルバの攻撃参加を気にしてサイドに張れない
・対戦相手のコウチーニョ対策
・左サイドで自分を追い越す選手がアルバだけでコウチーニョの連携攻撃の単調化
・メッシに気をつかいすぎて得点機を逃す
などが挙げられると思います。
バルセロナはメッシのチームであり、コウチーニョはチームに合わせて活躍しないといけないので
現状の中でいいプレーをする必要があると思います。
まずはシンプルにプレーするところはシンプルにプレーし、
仕掛けるところは仕掛けると攻撃にメリハリをつけることが一歩目の改善だと思います。
コウチーニョは少し攻め急ぎているように感じます。
またのコメントお待ちしております