20年夏一番のターゲットであるラウタロ・マルティネス獲得のメリット・デメリットは?

20年夏の移籍市場でバルセロナを

最も騒がせている選手が

ラウタロ・マルティネス(22歳、インテル所属)

 

今シーズンのチャンピオンズリーグで対戦した時には

ゴールも決められ大活躍を許しました。

 

そこで今回は

ラウタロ・マルティネス獲得におけるメリット・デメリット

について書いていきます。

 

ピッチ外(主に資金面)とピッチ内(試合)の

大きく2つの面についてです。

 

ピッチ外(主に資金面)でのメリット・デメリット

給与はそこまで高くなく、南米人が成功したバルセロナに適応する確率は高い

まずはピッチ外のメリットについてで。

 

ラウタロの給与はトップ選手に比べればそこまで高くないです。

 

インテルでは250万ユーロとバルサからすれば安く、

バルサ加入時にはこの給与が700万ユーロほどになる

予想されています。

 

新型コロナの影響もあって、

給与は倍の500万ユーロに抑えるべきだと思いますが、

現在のフロントでは難しいでしょう。

 

 

また、ピッチ外ではバルセロナという都市に

適応する必要があります。

 

バルセロナの生活スタイルに馴染めるかですが、

ラウタロはアルゼンチン人でこれまで

多くの南米人がバルセロナに適応しています。

 

メッシはバルセロナで快適に過ごしており、

他の南米人もバルセロナの生活を苦にしていません。

 

バルセロナは世界的にみても生活しやすい土地柄なようで、

ピッチ外の食事や治安や文化といったところで

ラウタロは特に問題にならないでしょう。

 

ラウタロはピッチ外で早めにバルセロナに馴染み、

ピッチ上の問題に集中できます。

 

バルセロナに加入すればメッシという大先輩がおり、

メッシが何かと可愛がってくれそうですし^^

 

ラウタロ獲得のピッチ外でのメリットは

・給与がそこまで高くない

・ライフスタイルの心配はなくピッチ内に集中できる

 

 

新型コロナウィルス後なのに値下がりしない高額な移籍金がキツイ

ピッチ外のラウタロ獲得におけるデメリットでは、

1億1000万ユーロかかる高額な移籍金です。

 

新型コロナウィルスの影響でサッカー界全体の収入が下がり、

それに伴い選手の市場価値は下がっています。

 

しかし、ラウタロの市場価値というより移籍金が

下がらないのはバルセロナにとってネックです。。

 

これまでの1億1000万ユーロの価値なら今夏では

8000万ユーロの価値に下がると思います。

 

しかし、バルサがラウタロ獲得に執念を燃やしているため

インテルのCEOマロッタ氏も強気な姿勢を取り、

ラウタロの価値が下がりません。

 

交渉上手なマロッタ氏と交渉下手なバルサとでは、

結果は交渉する前からみえています。

 

バルサは1億1000万ユーロの高額な移籍金を今夏に

用意できないことから、選手のトレードを含めた形で

ラウタロ獲得を決めるつもりです。

 

現在噂されているのは「2選手+6000万ユーロ」。

 

新型コロナの影響で価値が下がるはずなのに、

1億1000万ユーロほどの移籍金がかかることは

ラウタロ獲得における最大のデメリットになります。

 

 

ピッチ上(試合)でのメリット・デメリット

8年近くバルセロナのCF問題を解決してくれる人材になるかも

ここからはピッチ上のメリットで、

ラウタロ獲得はバルセロナのCF問題を解決してくれる

人材になるかもしれないことです。

 

カンテラからバルサのCFは育ちにくく、

外部からの補強に頼ってきています。

 

現在はCFとしてスアレスがおり、

得点が取れるメッシがいるので得点力不足は感じません。

 

しかしCFに得点が取れない選手がいる場合、

ほとんど得点力不足に頭を悩まされます。

 

レアル・マドリーですらロナウドが抜けて

得点力不足に悩まされており、

得点が取れる選手がチーム内にいることは価値があります

 

ラウタロの得点力は現在の実力ではスアレスより劣る

ように感じますが、22歳なので成長を考えれば

世界でも指折りの得点力を誇るCFになる可能性は高いです。

 

インテルでは2シーズン連続で二桁ゴールを決めており、

得点を決める感覚やポジショニングは証明されています。

 

ラウタロを獲得して成長さして活躍さえすれば、

ラウタロが30歳付近になるまでの8年間を

バルサはCF問題の悩みから解放されるのは大きなメリットです。

 

 

狭いスペースとバルサスタイルでどれだけ活躍できるかは未知

ピッチ上のデメリットは、

なんといっても獲得したのに活躍できないことです。

 

ラウタロがバルセロナで活躍できないことがあるなら、

心配な点は大きく2つになると予想しています。

・狭いスペースの中でうまくプレーできない

・バルサスタイルの中でうまくプレーできない

 

 

まず1つ目の狭いスペースの中でうまくプレーできないでは、

現在のラウタロの活躍はスペースがある

カウンター気味の攻撃での活躍が多いです。

 

バルサも近年になってカウンターは増えてきていますが、

基本は相手が敷いた守備ブロックを崩すことになります。

 

そこでラウタロが自分の特徴である裏の抜け出しや

ポストプレーや周りとの連携した攻撃が出せない場合、

ラウタロは試合から消えて沈黙する可能性が高いです。

 

スペースの少ない中での活躍に関して、

ラウタロは未知数な部分があり、

そこは心配な点になります。

 

 

2つ目のバルサスタイルの中でうまくプレーできないでは、

バルサのサッカーは独特のリズムと価値観があります。

 

普通のチームとプレーの優先順位が少し違う部分があり、

CFに無理にパスを出すようなことはありません。

 

CFにパスを出すタイミングも普通のチームより遅く、

ピンポイントのタイミングでないとパスが出てこない。

 

現在そこに苦しんでいる代表例は、

CFではないですがグリーズマンですね。

 

あとはメッシに気を使いながらのプレーもありますが、

この面はある程度大丈夫と思っています。

 

アルゼンチン代表でメッシとラウタロが一緒に

プレーをしているのをみましたが、

連携面は問題なかったようにみえました。

 

メッシがアルゼンチン代表の攻撃陣で連携が取れる、

数少ない選手がラウタロであり

メッシとの連携面は大丈夫だと思います。

 

メッシと連携が取れれば攻撃の連携面においては

半分以上クリアという印象ですが、

バルサスタイルのサッカーに慣れるには

ラウタロも時間がかかるでしょう。

 

 

まとめ

ラウタロ獲得におけるピッチ外とピッチ上の

メリットとデメリットについて書いてきました。

 

メリットとしては

・給与面がそこまで高くなく、バルセロナの生活スタイルを苦にしない

・これから長くバルサのCF問題を解決する選手かもしれない

 

デメリットとしては

・移籍金が1億1000万ユーロと高すぎる

・狭いスペースやバルサスタイルの中で活躍できるかは未知

 

を主に挙げました。

 

ラウタロ獲得には高額な移籍金がかかっても賛成のバケンジですが、

ラウタロが大活躍するには早くても1年はかかるとみています。

 

実際は1年~2年半は苦しむと予想していますが、

バルサファンは温かい目で見守ってあげてほしいですね。

 
 

2 Responses to “20年夏一番のターゲットであるラウタロ・マルティネス獲得のメリット・デメリットは?”

  1. たけちゃんまん より:

    こんばんは!
    いつと楽しくブログを拝見させて頂いてます!

    最近ユベントスのピアニッチの補強の話が頻繁に出てきていますがこの件に関してバケンジさんはどう思われていますか?
    アルトゥールの放出の話も少し心配ですが、、、

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