21/22シーズンのプレシーズン2試合を終えてバルサBで目についた選手たち!

バルセロナは21/22シーズンの

プレシーズン2試合を終えました。

 

1試合目のヒムナスティック戦は4対0、

2試合目のジローナ戦は3対1でバルサは2連勝。

 

ユーロ、コパ・アメリカ、東京オリンピックの

影響でトップチームの選手たちが少ない状況です。

 

その中でこのプレシーズン2試合では、

バルサBの選手たちの活躍が目立ちましたね。

 

今回は

プレシーズンマッチ2試合をみて目についたバルサB各選手へコメント

について書いていきますね。

 

バルサBの選手たちの日本語表記に大きな自信がないため、

間違っていたらごめんなさい。

 

ポジションはバケンジが勝手に判断しているので、

そこまで気にしないでください。

 

トップチームの選手も公式戦が始める前には

今シーズンに期待していることを各選手コメントする予定です。

 

 

GK:イニャキ・ペーニャ

GK:イニャキ・ペーニャ(22歳)

1戦目は後半から、2戦目はフル出場。

2戦目ではビッグセーブもあり、

クーマン監督の信頼度がこの2試合で上がった選手。

 

ライバルのアルナウ・テナスとどちらが

トップチームの第2GKを務めるか(ネトは放出と想定)注目していましたが、

クーマン監督はイニャキ・ペーニャを気に入っているようです。

 

今シーズンはトップチームに常時帯同でしょうし、

シーズン序盤のシュテーゲン不在の時は

バルサのゴールマウスに立つ可能性が高い。

 

足元のプレーにそこまで不安はありませんが、

セービング面は正直不安です。

 

イニャキのミスやセービング面で

失点は増えるかもしれませんが、

暖かい目で見守ってあげましょう。

 

久々にバルサカンテラからのGKで、

大事に育ててあげたいですね。

 

 

DF:バルデ、ンジャイ、コマス

左SB:アレハンドロ・バルデ(17歳)

1戦目は前半だけ、2戦目は前半から60分まで出場。

昨シーズンから左SBのアルバのバックアッパー候補で

名前だけは聞いていましたが試合をみたのは初めて。

 

アグレッシブで積極性があってかなりいい選手です。

 

特にボールを持った時の縦への推進力、

1対1で相手を抜き去るドリブルの突破力

トップリーグでも通用すると思います。

 

心配な点というか成長する点は山ほどありますが、

17歳と若い選手なのでそれは当然で、

積極性と攻撃性を評価したいですね。

 

2024年まで契約延長を決めましたし、

今シーズンはトップチームに合流して

アルバを休ませるための選手として

トップチームのベンチに座っていてほしい選手。

 

クーマン監督には後半途中からでもいいので、

積極的にこのバルデを起用してほしい。

 

 

左SB:ムサ・ンジャイ(19歳)

1戦目は後半から、2戦目は60分から出場。

同じ左SBのバルデのプレーは17歳ながら見事でしたが、

このンジャイも面白い選手。

 

粗削りというかプレーには粗さしかない感じですが、

スピードや攻撃性は目を見張るものがありました。

 

1戦目の後半終盤にはPKを獲得しましたし、

この2試合のプレーぶりからすぐとは言いませんが、

成長し続ければ数年後にトップチームに合流しても面白いと思える選手。

 

今シーズンはバルサBで多くの試合に出場し、

来夏のプレシーズンで成長した姿を期待したいですね。

 

 

CB:アルナウ・コマス(21歳)

1戦目と2戦目も後半から出場。

目立った活躍をした選手ではありませんが、

地味ながらシュートブロックやパス供給はやると思えた選手。

 

トップチームでやれるほどの実力はありませんが、

もしバルサのCBが足りなくなっても

このアルナウ・コマスがバルサBにいれば

少しの安心感と期待はしています。

 

昨シーズンのミンゲサではありませんが、

いつチャンスが来るか分からないので

いいパフォーマンスをキープし続けてほしいですね。

 

 

MF:ニコ・ゴンザレス、コジャード、ガビ

DH:ニコ・ゴンザレス(19歳)

1戦目は欠場、2戦目は前半から60分まで出場。

ブスケツの後釜として期待されており、

今夏のプレシーズンのバルサBの中でも

かなり注目されたニコ・ゴンザレス。

 

60分の試合をみた限りですが、

トップチームで試合をするにはまだ早いと思いました。

 

足元の技術やパスの供給や1対1の守備力など

目を見張る多くのプレーを持ち合わせています

 

特にいい印象を受けたのはプレー時の姿勢です。

 

つねに背筋がピンとしていて

視野の確保に最適な姿勢でプレーしていましたね。

 

トップチームにいつか合流するという期待を込めて、

ここからは悪くて成長してほしい部分。

 

オフザボール時のボールの受けるポジショニングが悪い。

 

相手FWと何度も重なってパスを受けれず、

その時の動き直しの反応がかなり遅い。

 

また守備時の自分の守るエリアを狭く考えすぎており、

守備時の意識をもっと高めてほしい。

 

光るプレーと悪いプレーがごちゃ混ぜの現状ですが、

トップチームでも通用する部分があるのは確かだと思います。

 

バケンジはトップチームで

やっていくには早いと感じましたが、

成長を期待してトップチームで

試合に出場してほしいというのが本音です。

 

常時トップチーム合流ではなく

選手を休ませたり怪我などで中盤に人数が足りなくなり、

対戦相手がそこまで強いクラブでないなら

アンカーの位置にニコ・ゴンザレスを起用してほしいですね。

 

バルサBでプレーしながらちょこちょこと

トップチームの試合に出場(5試合ほど)して、

来夏のプレシーズンで来夏以降の帯同する

チームを決めていい選手だと思います。

 

 

CH:コジャード(22歳)

1戦目は後半から、2戦目は60分から出場。

2年前ほどからトップチーム合流は期待されていましたが、

選手自身が控えめの性格なのか消極的な姿勢にみえ

トップチームに合流できなかったコジャード。

 

しかし、今夏のコジャードのプレー姿勢は積極性の塊で

アピールしてやろうと燃えていることが分かりますね。

 

もともと足元のテクニック面ではバルサBの中でも

頭ひとつ抜けている選手で、

攻撃の選手なので何か武器をみにつけてほしかった。

 

1試合目でリフレクトながらゴールを奪い、

2試合目でもチャンスを演出していました。

 

コジャードはプレーが相手のゴールに直線的になっており、

かなり好印象でトップチームでみたい選手です。

 

しかし、幸か不幸かバルサの放出作戦がうまくいっておらず

コジャードの得意とする前線は人員過多状態。

 

なのでコジャードにはCHで試合の出場機会を

得る決断をしてほしいという点で

ポジションをMFにしました。

 

前線はメッシ、ファティ、グリーズマン、メンフィス、デンベレ、アグエロがおり、

ありえないくらいのバルサの選手層。

 

それならCHで勝負して

リキ・プッチの立ち位置を目指すというのがいいと思います。

 

後半途中から攻撃のリズムを作ったり変化する役割で、

リキ・プッチもまだこの立ち位置を確保しきれていません。

 

プレシーズン2試合をみた限りでは

リキ・プッチとコジャードのプレースタイルの違いはありますが、

クーマン監督もどちらがいいと判断できていないはず。

 

バルサの中盤補強作戦はサラリーキャップ問題で

うまくいかないと思います。

 

なのでCHのライバルはデ・ヨング、ペドリ、セルジ・ロベルト、モリバ、リキ・プッチの5人。

 

デ・ヨングとペドリはスタメン確定選手ながら休養は必要で、

モリバは放出の可能性が高いと予想しており中盤のCHは手薄。

 

シーズン序盤にペドリはおそらく休みをもらうので、

出遅れることも考えればここでコジャードはアピールしないと。

 

まずはクーマン監督に

「大きな戦力ではないけどトップチームに帯同してほしい選手」

と評価されてトップチーム帯同を許可されることが第一目標。

 

それには残り数試合のプレシーズンマッチで

アピールしてユベントスとのガンペール杯で出場時間を得て

ユベントス相手でもいいプレーをすれば間違いないでしょう。

 

コジャードに関してはかなり長くなりましたが、

コジャード自身が「バルサBにもう戻らない!」と

発言していたはずです。

 

今シーズンにトップチームに合流できないと判断されたら、

移籍は間違いないので今夏に全てをかけてほしい。

 

コジャードが高いモチベーションを維持できれば

50%の半分とは言いませんが、

30~40%の確率でトップチーム帯同の切符はつかめると予想しています。

 

 

CH:ガビ(16歳)

1戦目は後半から、2戦目は60分から出場。

1戦目では印象に残りませんでしたが、

2戦目に質の高いスルーパスから目についた選手。

 

パスセンスはピカイチと思える選手で、

ドリブルでボールを運ぶ姿も様になっていました。

 

まだトップチームで戦える選手ではないですが、

成長した数年後にバルサのトップチームで

プレーする可能性が大いにある選手だと思いました。

 

16歳という年齢ならかなり恐ろしい完成度の選手。

 

 

FW:デミル、マナイ、モリティメル、安部裕葵

右WG:ユスフ・デミル(18歳)

1戦目は前半だけ、2戦目は前半から60分まで出場。

オーストリアのラピド・ウィーンから

1年のレンタル移籍でバルサに加入し、

バルサは1000万ユーロでの買取オプションを持っている選手。

 

質の高い左足のキックを持っており、

右からのカットインは一つの武器になっているデミル。

 

今夏のプレシーズンでバルサBの中で

最大の驚きを与えた選手と言っていいと思います。

 

ときよりメッシの姿と重なる仕草があり、

デミルのアイドルはメッシなのかな。

 

左足から繰り出されるドリブルやキックは大きな武器で、

すぐさまでもトップチームでみてみたい選手です。

 

バルサの前線の選手層が厚いこともありこの実現性は低そうですが、

バルサBで試合に出続けて成長すれば

バルサが買取オプションを使う可能性は高いでしょう。

 

国王杯の下部リーグ相手が対戦相手なら、

このデミルはトップチームに招集されて公式戦デビューしそうな気がします。

 

クーマン監督もこのデミルには一目置いているように感じられ、

デミルはバルサの将来的な前線のスタメン選手に

なる可能性を秘めていると思いますね。

 

 

CF:マナイ(24歳)

1戦目は後半から、2戦目は前半から負傷する42分まで出場。

バルサBを強化するための選手で、

24歳ながらバルサBでプレーしているマナイ。

 

トップチーム昇格の可能性は限りなくゼロでも、

このプレシーズンマッチでは2試合で4得点と活躍しました。

 

1戦目の試合ではハットトリックを記録し、

特に1点目のターンをしてからニアの上にぶち込んだシュートはお見事。

 

フィジカルコンタクトは強く

ポストプレーで攻撃の起点になり、

得点感覚に優れているマナイには

今夏の活躍でいいオファーがきそうです。

 

マナイ自身の為にもいいオファーがきたなら、

そこに飛びついていいんじゃないですかね。

 

バルサBで実質3部リーグでプレーするよりも、

2部リーグやトップリーグのクラブからオファーが来れば

24歳という年齢を考えれば勝負をしていいときだと思います。

 

移籍先にはマナイ自身が出場機会を得れそうなクラブ選択をして、

いつか対戦相手として出会っての活躍に期待。

 

昨シーズンにバルサはCF不足で苦しみましたが、

ゴール前の強さという部分では

このマナイを起用しても面白かったように思いましたね。

 

 

左WG:モルティメル(20歳)

1戦目は後半から、2戦目は前半から60分まで出場。

何か大きな武器があるようには思いませんでしたが、

2試合を通してバルサBの中で最も頑張っていた選手と感じました。

 

ハードワークしてアピールしており、

2戦目ではマナイのゴールをアシストしましたし。

 

今シーズンもバルサBでプレーすると思いますが、

来夏のプレシーズンでどんな選手になっているか

個人的に楽しみな選手ですね。

 

こういうアピールしようと頑張っている選手の姿を

みるのはかなり好印象でバケンジは好き。

 

 

左WG:安部裕葵(22歳)

1戦目は後半から、2戦目は欠場。

日本人なので安部選手にもふれておきますね。

 

日本では大活躍みたいなニュースが多かったように思いますが、

実際のところはほとんどアピールできなかったと感じました。

 

それは2試合目に招集されなかったことに表れています。

 

1試合目の後半開始から右WGで起用されていましたが、

そこでアピールになったプレーはなかった。

 

給水タイム後から左WGでプレーして

いいプレーが数回あっただけですかね。

 

もっと安部選手からのアピールが欲しかったですし、

そのためにはオフザボールでの動きのメリハリが必要でした

 

安部選手は器用な選手で左右の両足でうまくボールを扱え、

トラップ、パス、シュート、ドリブル、オフザボールの

全てをある程度のレベルでプレーできます。

 

バルサBで前線ならどのポジションでも起用されていますし、

安部選手の器用さはそれが証明しています。

 

しかし、バルサのトップチームレベルという話で

安部選手にはこれといった武器というか怖さがない

 

かなり悪く言えば「器用貧乏」な状態ですかね。

 

何でもできる器用さがあるなら、

あとは必死にアピールしてほしかったというのがバケンジの感想です。

 

ひとつ上のモルティメルの能力で

目についたものはありませんでしたが、

頑張ってアピールしようという姿勢は感じましたから。

 

メンタル論をバカにする人もいるかもしれませんが、

テクニカル、フィジカル、タクティクスの全てにおいて

メンタル面はすべてに影響すると思いますね。

 

 

まとめ

・すぐにトップチームに合流してほしい選手

イニャキ・ペーニャ、アレハンドロ・バルデ、コジャード

 

・1年後の成長に期待している選手

アルナウ・コマス、ニコ・ゴンザレス、ユスフ・デミル、モルティメル

 

・2~3年の数年後に期待している選手

ムサ・ンジャイ、ガビ

 

まだプレシーズンの試合は残っており、

トップチームの選手が出場時間を延ばしていく中で

クーマン監督が評価しているバルサBの

選手には出場時間は与えられるはずです。

 

そこでのバルサBの選手たちのアピールに期待したいですね。

 

バルセロナのプレシーズンマッチは

YouTubeで「barcelona 対戦相手名」で検索すれば

みれると思いますよ。

 
 

2 Responses to “21/22シーズンのプレシーズン2試合を終えてバルサBで目についた選手たち!”

  1. プラッシー より:

     デミルのプレーのレベルは凄いですね。Bチーム前提かと思いましたが、ドリブルだけでなくパスの視野やゴールの嗅覚も18歳にしてはずば抜けています。開幕のスタメン出場はほぼ確実ですね。
     ニコやバルデのプレーもなかなかの素質を感じさせれます。

     あとはCFだけですね。アグエロとブライスワイトも30超えてますし、フベニール世代のCFも移籍しましたからね。アンスもウイングの選手だからCFにするとやりにくいです。
     ドルトムントのムココなら2023年に契約が切れるので、来夏に狙ってみても面白そうです。

    • バケンジ より:

      「プラッシー」さん、いつもコメントありがとうございます。

      デミルはかなりレベルが高いですね。

      ユベントス戦ではインテリオール起用でしたが、
      それを無難にこなせていましたし。

      開幕スタメンかは分かりませんが、
      このままトップチーム帯同になりそうなのでうれしい限りです。

      言葉の問題だと思いますが
      練習中の映像をみる限り孤立して浮いてる感じなので、
      ブスケツやセルジ・ロベルトら中盤のカンテラ選手が
      積極的にサポートしてあげてほしいですね。

      ニコはこのまま中盤を補強しないなら、
      トップチーム帯同でいいんじゃないんですかね。

      バルデはアルバのベンチ要因としてトップチーム帯同で。

      メッシがいないならアグエロは頼れる選手だと考えていましたが、
      負傷で11月頭でないと復帰できないので痛いです。

      グリーズマンとメンフィスがいい感じなので、
      ここにアグエロがCFで入ってくれればかなりの
      得点は期待できると考えていたので。

      ファティが復帰したなら、
      右にグリーズマン、中央にメンフィス、左にファティ
      の3トップはかなり面白いとは思いますが。

      ムココはプレーはみたことはないですが、
      活躍ぶりの数字は異常なのでほしい選手ですね。

      ムバッペとハーランドがマドリーにいく可能性が高い(反則級)ので、
      バルサはムココを獲得できれば最高です。

      またのコメントお待ちしております。

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