CL準決勝2nd 5/12 バイエルンVSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

ブラボ、バルトラ、マテュー、アドリアーノ、シャビ、ラフィーニャ、ペドロ

選手交代

46分スアレス→ペドロ、71分ラキティッチ→マテュー、79分イニエスタ→シャビ

欠場者

マシップ(判断)、ベルマーレン(判断)ドウグラス(判断)、モントーヤ(判断)、セルジ・ロベルト(判断)

 

バイエルン・ミュンヘン  監督ペップ・グアルディオラ

GKノイアー

DFラフィーニャ、ボアテング、ベナティア、ベルナト

MFラーム、チアゴ、シャビ・アロンソ、シュバインシュタイガー

FWミュラー、レバンドフスキー

レイナ、ダンテ、ハビ・マルティネス、ローデ、ヴァイザー、ゲッツェ、ピサーロ

69分ラーム→ローデ、87分シュバインシュタイガー→ハビ・マルティネス、87分ミュラー→ゲッツェ

試合詳細

バルセロナは予想通りのベストメンバーで4-3-3。バイエルンはファーストレグと同じメンバーで4-4-2。

前半、効率性の高さで勝ち上がりを決める

バイエルンはある程度予想通りに、前線からのプレスでバルサからボールを支配することを、ファーストレグと同様にしてきた。そのせいもあって、バルサは終始ボールを落ち着かせることが出来なくなる。

対するバルセロナはスコアの余裕もあるせいか、ボールの主導権をバイエルンにある程度渡しても良いという戦い方。カウンターで得点を狙いつつ、スアレスもしっかり下がり4-5-1の形で守備ブロックを形成した。

4分に、まずバルサがこの試合の初めてのチャンスを迎える。ラキティッチが飛び出してシュートを放つが、ノイアーの横っ飛びで防がれる。

開始から数分でチャンスを作り出し大きなピンチを作られなくて、バルサはこの試合も結構余裕かなと思われたが、いきなり失点をしてしまう。

7分に、シャビ・アロンソのコーナーキックをバックステップでマークを剥がしたベナティアがヘディングシュート。シュテーゲンが反応して手に触れるも、ボールはゴールの中に入った。

これで勢いに乗るバイエルンは、変に守備的に入るバルセロナから試合の主導権を握った。中盤のギャップを何度も通されるバルセロナは、バイエルンに攻め込まれる時間が続くが、1つのプレーで一気に試合を決めてしまう。

14分に、これまでお休みモードだったメッシが、この試合で初めてとも言えるぐらいにボールをドリブル。スアレスの飛び出しに合わしたパスを通し、ノイアーと1対1になる。スアレスは横のネイマールにパスを通し、このボールをネイマールが押し込んで、決めれば勝ち上がりが決まるであろうアウェイゴールをバルセロナは決めた。

これで余裕の出たバルセロナは、少しの時間ボールを回すことにも成功するが、すぐ守備に回ったカウンターの戦い方をした。前半中盤にはバイエルンのチャンスを皮切りに、チャンスが交互にやって来る。

26分に、レバンドフスキーのシュートはシュテーゲンがキャッチ。27分に、メッシのシュートをノイアーがキャッチ。28分にはミュラーのシュートをシュテーゲンがキャッチ。そして次のバルサのチャンスで、バルサは追加点を奪う。

29分に、メッシの競り合いのボールで裏に抜け出したスアレスが、ディフェンダーをひきつけて左のネイマールにパス。ネイマールは胸でトラップし、狙いすましてニアサイドにボレーシュートを突き刺した。

これで完全に余裕の出たバルセロナは、少し攻撃のギアを緩めながら守備に回った。そのせいもあって、前半の残りに2度ピンチを迎えてしまう。

37分に、シュバインシュタイガーのヘッドをシュテーゲンがパンチング。39分には、チアゴのシュートのリフレクトをレバンドフスキーがゴール前でシュート、逆を突かれたシュテーゲンが残した手に当て、弾いたボールをゴールラインギリギリですかさず戻ったシュテーゲンが掻き出した。

前半をほぼ完璧なスコアで終わらしたバルセロナは、この時点で後半には大きな意味と興味を持たせないまま迎えることになる。

後半、時間よ過ぎてくれモードで敗戦も、決勝進出を決めた

完全に余裕の出たルイス・エンリケは、後半開始からスアレスを下げてペドロを投入。これに伴いバルサは4-2-3-1にシステム変更。メッシが前線の真ん中で、その後ろにペドロ、イニエスタ、ネイマールという形。

特にカウンターの攻撃もしないバルセロナは、後半は防戦一方の展開になる。バイエルンのプレスにボールの保持も許されず、攻撃意識も低いので、前線に出たボールを何度もカットされた。

守備では相変わらず中盤のギャップを通され中央へのパスを許すので、最後はゴール前のギリギリの所でバイエルンの攻撃を防ぎ続けた。

勝ち上がりの勝敗は決まったが、1点でも返そうとするバイエルンの選手の気迫と、アリアンツ・アレナに詰めかけた多くのバイエルンサポーターの大きな声援と、最後まで諦めない姿勢を崩さないペップによって、この試合自体はひっくり返されてしまう。

59分に、レバンドフスキーの鮮やかなボールタッチの連続から、お手本のようなファーサイドへの強烈なシュートで同点にされる。73分にも、ゴール前でミュラーが落ち着いてシュートを右に流し込んで、この試合では3対2とバイエルンが逆転する。

やられ放題のバルサも71分にはマテュー、74分にはシャビを投入して攻守を落ち着かせようとしたが、特に効果は得ずバイエルンの攻撃を何度も喰らった。

余裕もあることからこれ以上失点しなかったバルセロナが、この試合では3対2の敗戦も、トータルスコア5対3で決勝進出の切符を獲得した。

試合結果

バイエルン・ミュンヘン3VSバルセロナ2

得点者

7分ベナティア(バ)

14分ネイマール

29分ネイマール

59分レバンドフスキー(バ)

73分ミュラー(バ)

 
 

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