CL決勝 6/6 バルセロナVSユベントス 試合前の注目ポイント

チャンピオンズリーグ決勝戦(日本時間6/6土曜日の27時45分キックオフ)で、ユベントス(ベルリン・オリンピックスタジアム)と対戦する。地上波でも生中継されるので、スカパーやWOWOWと契約していないバルサファンでも、生中継で試合を見れる数少ない機会になります。

ユベントスはキエッリーニの欠場が数日前に確定した。バルザーリが代わりを埋めるだろう。それを踏まえてユベントスの予想スタメンは、

GKブッフォン

DFリヒトシュタイナー、ボヌッチ、バルザーリ、エブラ

MFピルロ、マルキージオ、ポグバ、ビダル

FWモラタ、テベス

4-3-1-2のシステムで中盤はアンカーにピルロ、右にマルキージオで左にポグバになるだろう。守備時には4-4-2の綺麗な3列のラインを作り、何枚もの壁のような守備ブロックを形成。

ユベントスは先制点を取られないために、ある程度引いた試合展開で進めてくるだろう。堅守からの速攻で得点を狙いながら、数的有利を作り守備ではしっかり守ってくるだろう。

ユベントスはスコアが動かない時間が続いてもOKで、ロースコアでの勝利を狙っているのは間違いない。1対0もしくは2対1である。その為にバルサの攻撃を防ぐことを最優先に考えてくる。

得点はセットプレーも含め、数少ないチャンスを1つ決めることを目標にしてくる。速攻でもチャンスを数回作ることを計算に入れ、バルサが変にバランスを崩した所を狙ってくる。

 

対するバルセロナはイニエスタがしっかり招集された。問題なくスタメンで出場し、それを踏まえての予想スタメンは、

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

GKがカップ戦なのでシュテーゲンが守ってる以外は、いつも通りの現ベストメンバーで挑むだろう。特にサプライズ起用はなく、今まで通りの戦いで勝利を目指してくるだろう。

バルセロナは引いてくるであろうユベントスに、焦らずにチャンスを伺う試合展開がベストである。後ろに選手を残しながら、速い切り替えのハイプレスで、ボールを素早く奪い返すことが一番重要になる。

ユベントスを自陣にくぎ付けに成功すれば、失点のリスクは激減する。またハイプレスからの速攻も含めた攻撃では、十分に得点を奪えるだけのチャンスを作ることが可能である。

変に攻め焦らずに先制点という部分を大事にし、前線からのハイプレスでユベントスから主導権を握ることが最大のミッションである。

ある程度引いてからのカウンターという試合展開はリードした時によるものであり、スコアが動いていない状況では間違っても使ってはいけない。

メッシを最大限に活かすことを考え攻撃すれば、チャンピオンズ優勝は確率としては高い数字であると言える。この試合でもやっぱりメッシ頼みになるのは仕方ない部分である。

この試合の最大の注目ポイントは、バルサがユベントスにどれだけボールを持たせないかである。普通のボールポゼッションという意味だけでなく、ボールを奪い返すことが重要である。ユベントスの攻撃を摘めれば、勝つ確率は大幅に上がる。

 

バルセロナの注目選手

MFイニエスタ(欠場も心配されたが無事に回復した。チームのバランサーとしていなければならない存在。後方でバランスを取りながら、前線での仕事にも期待。前線の3選手に良いボール供給にも期待)

FWメッシ(やはりバルサの優勝の鍵を握るのはこの男に間違いない。この選手の出来が大きく攻撃力を左右する。調子も良く心配事は一切なく、やってくれる感しかない。その期待通りの活躍に期待)

FWスアレス(どんな状況でも得点を奪える可能性がある選手。1つの隙を突くのが上手く、ある意味バルサらしくない選手とも言える。レアル戦やパリ戦のような理不尽な個でのゴールにも期待)

FWネイマール(最後のフィニッシュでチャンスが必ず来るであろう選手。動き出しが上手く、最後のブッフォンを攻略できるかが勝敗を決める大きな要因になるだろう。ノイアーからも得点を奪い、CLではいつも以上に大事な所で得点を奪っている印象がある)

 

ユベントスの注目選手

GKブッフォン(ユベントスの最後の砦になる選手。バイエルンのノイアーと同様に得点を奪うのが最も難しいGKの1人である。安定したセービングとどっしり感は、チームの守備に安心感を与えている)

MFピルロ (パスが一流であり、ミドルレンジやロングレンジのパスなら一番の選手と言える。ユベントスの攻撃で重要な選手であり、この選手の出来がユーベの攻撃には大きく影響する。攻撃の起点になるので、絶対に抑えたい選手である)

MFマルキージオ(ピルロ、ポグバ、ビダルに隠れているが、中盤でバランスをとる重要な選手。攻守に運動量が豊富で、前線への飛び出しがとても上手い選手。得点という部分でもシュートには気を付けたい。ミドルレンジでも決して打たしたくない選手)

FWテベス(前線で攻撃の起点になる選手。フィジカルを武器にキープ力が異常に高い選手。裏への飛び出しも含め得点力が高く、抜け目のない選手でもある。この選手を挟み込みで沈黙させたい)

 

遂に今シーズン最後の試合となった。シーズン初めに試合のカレンダーを見ながら6月のこの週まで試合が残っていればな~と漠然に思っていたことが、3冠獲得というオマケつきでのCLの決勝の試合になる。

シャビのラスト試合というだけでなく、シンプルに優勝のタイトル獲得を取りたい一戦になる。最後にシャビがトロフィーを頭上に上げて喜ぶ姿がもう一度見たい。

楽な試合展開にはならないが、実力を出した場合は優勝できるだろう。最後は楽観的に試合に挑むだけである。バルサの優勝をただただ願うだけである( ̄▽ ̄)

 
 

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