《質問》ブスケツが負傷で離脱し、代役は誰が適任ですか？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『ブスケツが負傷してしまいましたね。とても心配ですが、ブスケツのポジションで今いるバルサメンバーの中から誰が適任だと思いますか？』

また

『質問なのですが先日の試合でブスケッツが負傷し離脱する事になりましたが、バケンジさんは誰が代役に適役とお考えでしょうか？

442の場合はパウリーニョが務める事になりそうですが、433でブスケッツの代役は厳しいと思うので…。

ラキティッチかゴメスに落ち着くと思うのですが、この２人は前線への飛び出しも１つの武器だと思うので中盤の底で使うのは少し惜しい気がするので。』

 

貴重なコメントありがとうございます。コメント欄は記事の下部にあります。質問・疑問点だけでなく、思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

ブスケツが負傷離脱したことで不安感を覚えてほぼ同じ質問がきたということと、週末の試合が迫っているということで優先して質問に回答させていただきます。

 

見解・回答

１で「システムは4－4－2でいじらずに代役を出すのがベスト」

２で「パウリーニョ一択で、攻撃の良さを捨ててでもチームのバランスをとらせる」

３で「ピケ、ブスケツ、メッシのセンターラインは代役がいない！？」

４で「まとめ」

について書いています。

 

１、システムは4－4－2でいじらずに代役を出すのがベスト

・バルベルデ監督の今シーズンの基本システムは4－4－2

まずブスケツが離脱したことでチームのシステムに変更があるかですが、ほぼないとみています。

今シーズンのバルベルデ監督の基本システムは4－4－2です。4－2－3－1でも構わないですが、4－4－2でこのブログでは統一しています。

ブスケツが離脱したことはチームに大打撃ですが、それに伴ってシステム変更して伝統的な4－3－3にする可能性は低いと思います。

バルベルデ監督が最近4－3－3をしたのはメッシ不在の時だけで、それ以外は4－4－2なので4－3－3の場合を考える必要はないと思います。

 

・システムはそのままで代役にだれを当てはめるか

となればシステムは4－4－2で決定です。

あとは代役ですが、僕の個人的な希望はアンドレ・ゴメスです。

最近アンドレは心の本音を語ってここからの選手だと思いますし、僕はアンドレをサイドより中盤の中央でプレーさせた方が、本来は生きる選手だと思っているからです。

アンドレの両足で長短が出せるキックは素晴らしいですし、守備意識も高いので中盤の中央で試してもいいと思います。

それでも、現実的には１人しかいないと分かっています。

 

２、パウリーニョ一択で、攻撃の良さを捨ててでもチームのバランスをとらせる

・代役はパウリーニョしかないという一択！？

代役はほぼパウリーニョで間違いないでしょう。一択と言ってもいいほどです^^

バルベルデ監督がそもそも中盤の中央で起用している選手はブスケツ、ラキティッチ、パウリーニョの３人しかいないので、パウリーニョが代役を務めるのは自然な流れです。

右SBのセメドが負傷離脱していないならセルジ・ロベルトを中盤の中央起用はあり得ましたが、その選択肢もないですし。

パウリーニョしか選択肢がないというのが、バルベルデバルサの現状だと思います。

 

・パウリーニョの攻撃の特徴が消えてでも、チームとして“耐える”べき数試合

パウリーニョの中盤の中央起用は正直あまり上手くいっていないと思いますが、パウリーニョが守備に重点を置いたときは別だと思っています。

パウリーニョが守備に重点を置けばしっかりとしたプレーをしてくれるので、パウリーニョには守備を意識しながらプレーしてほしいものです。

ブスケツは替えがきく選手ではないので、チームのバランスを考えて他の選手の特徴が消えてでも、チームのバランスを優先するべきだと思います。

ある意味、ブスケツがいないこの期間はバルセロナは“耐える”数試合になりそうです。

 

３、ピケ、ブスケツ、メッシのセンターラインは代役がいない！？

・バルセロナで替えがきかない選手はピケ、ブスケツ、メッシ

現在のバルセロナで替えのきかない選手はピケ、ブスケツ、メッシの３人だと思っています。

シュテーゲンがいなくてもシレッセン、ウムティティがいなくてもベルマーレン、セルジ・ロベルトがいなくてもセメド、アルバがいなくても・・・ここはセンターラインではないので無視で^^;

ラキティッチがいなくてもパウリーニョ、デンベレがいなくてもビダル、イニエスタがいなくてもコウチーニョ、スアレスがいなくてもパコなど、選手をやりくりすれば何とか戦えると思います。

しかしピケ、ブスケツ、メッシの３人はどう考えても替えがきかないのが現状のバルサです。

 

・この３人の誰か１人でも欠けたらチーム力は明らかにダウン！

この３人のうち誰か１人でもいないことを想定したら、

ピケがいない…

最終ライン大丈夫か！？セットプレーの守備は！？…ピーンチ！

ブスケツがいない…

ビルドアップどうする！？中盤の守備大丈夫か！？バックラインのカバーは上手くできるのか！？…ピーンチ！

メッシがいない…

攻撃大丈夫か！？メッシ抜きで得点とれるのか！？バルセロナの力が失われる！？もはや強豪に勝てる気がしない！？…大ピーンチ！！！

 

誰か１人でもいないとチーム力だけでなく、チームのバランスが変わるくらいの大きな影響力がこの３人にはあると思います。

バルベルデバルサの生命線の選手で、おそらくこれから数年は変わらないでしょう。

 

・ブスケツの負傷離脱のダメージは、あまり受けないかも

今回はブスケツが負傷離脱したことで、バルサの戦力は間違いなくダウンします。

これは変えられない事実なので、ブスケツが復帰するまでをうまくやり過ごすことかが大切です。

ラッキーなことに今週末のビルバオ戦が終われば約２週間の代表ウイークに突入しますし、３週間離脱予定のブスケツ不在の影響は少ないと思います。

欠場の試合数もおそらく数試合程度になるはずです。今週末のビルバオ戦（H）、代表ウイーク明けのセビージャ戦（A）、CL1stレグのローマ戦（H）くらいでしょう。

最悪の状況を想定しても取り返しのつかない状況にはならないので、そこまで深刻になる必要もないかなと思います。

メッシが調子いいですし、主力選手はほぼそろっていますし、デンベレとコウチーニョがフィットしてきて良い感じなので、バルサは上手く乗り越えられるでしょう。

 

４、まとめ

・システムは4－4－2でブスケツの代役はパウリーニョしかいない

・ブスケツ不在は他の選手の特徴を消してでもチームでバランスをとる

・ブスケツ不在は痛いが、代表ウイークもあるのでそこまでのダメージにはならない